イタリア旅行8回のイタリアマニアが作る、「かゆい所まで手が届く」イタリア旅行ガイド!

期間限定で公開される「ヴァザーリの回廊」は予約必須!

「ヴァザーリの回廊」とは?

フィレンツェ ヴェッキオ橋

アルノ川に架かっているフィレンツェの橋の中で、最も有名な、いつも観光客で賑わっているヴェッキオ橋。

橋の上に、通路が通路のような建物がずーっと続いていますが、これが「ヴァザーリの回廊」です。

ヴァザーリの回廊は、ヴェッキオ橋の上だけでなく、橋の北側にあるウフィツィ美術館から続いていて、アルノ川の対岸にも、ずーっとピッティ宮まで続いているのが、外からでもわかります。

これは「ヴァザーリの」回廊と呼ばれることからもわかるように、16世紀にメディチ家からの依頼で、芸術家のヴァザーリが設計して、ヴェッキオ宮殿・ウフィツィ美術館から、川向うのピッティ宮まで、およそ1kmをつないでいます。

ウフィツィ美術館は昔は政庁で、ピッティ宮はメディチ家の住居でした。メディチ家の人々が職場とお家を行き来する時に、フィレンツェの市街地を歩くと、いつ政敵に狙われるかわからず危ないので、専用の通路を作って安全に歩けるようにした、というわけです。お金持ちの考えることはスゴイですな…。

ヴァザーリの回廊」はイタリア語で?
il corridoio vasariano(イル コッリドーイオ ヴァザリーノ)

ヴァザーリの回廊への入場はハードルが高い!

フィレンツェ ヴァザーリの回廊

メディチ家の富、権力、猜疑心などが詰め込まれたヴァザーリの回廊。外から見ていると、どうしても「通ってみたい…」という気持ちが湧いてきます。

しかし、ガイドブックなどで、フィレンツェの主要観光地として、ヴァザーリの回廊は紹介されていません。

ヴァザーリの回廊には、入れない、というわけではないのですが、入場できる期間が限られる、一般の観光客への公開は2016年現在で行っておらず、ツアー(団体)でなければ入場できないなど、入場するにはハードルが高いスポットなのです。

毎年、どの期間に公開を行うかは、ウフィツィ美術館の公式サイトや、フィレンツェの美術館・博物館チケット販売サイトなどで、まめにチェックするしかありません。

ヴァザーリの回廊が公開されている時期は、オプショナルツアー専門店のVELTRAでもヴァザーリの回廊ツアーを販売しています→VELTRAでヴァザーリの回廊ツアーを探す

ツアー代金はツアー会社にもよりますが、€60~100くらいです。日本語ガイドだと、€100以上のツアーも多いです。

私が入場した2012年には一般公開されていて(予約必須でガイド付きツアーでしたが)、ウフィツィ美術館の入場料+予約料だけで入場できたのに、ずいぶん割高になりました…。

「ヴァザーリの回廊ツアー」はどんなツアー?時間はどのくらいかかる?

€60以上と、なかなか高額なヴァザーリの回廊ツアー。

それだけの料金を払う価値があるのかどうか、いったいヴァザーリの回廊では何を見ることができるのか、ツアー会社によって詳細な部分は違いがあると思いますが、基本的に通る場所は同じだと思うので、私が体験したヴァザーリの回廊ツアーの流れを説明します。

ウフィツィ美術館内で集合
集合場所はウフィツィ美術館内の、3階、25展示室近くでした。ウフィツィ美術館内集合なので、その前にウフィツィ美術館の鑑賞ができました。点呼を取り、秘密の扉のように、ヴァザーリの回廊に続く扉が仰々しく開き、ツアースタートです。
ヴェッキオ橋の上を渡る
フィレンツェ ヴァザーリの回廊
まずは、ヴェッキオ橋の上を通っている通路を通ります。自画像コレクションになっていて、ティツィアーノやティントレットなど、ヴェネツィア派の自画像が多かったです。ヴァザーリ自身の自画像もありました。
「コジモの目」からヴェッキオ橋を見下ろす
フィレンツェ ヴァザーリの回廊
ヴァザーリの回廊には、時の権力者・メディチ家のコジモ1世が、回廊内からフィレンツェを見張るための窓、通称「コジモの目」があります。この窓から真下のヴェッキオ橋を見下ろすことができます。
「ヴァザーリの回廊」の迂回部分を通る
ヴァザーリの回廊の途中には、メディチ家の所有でない建物があります。その建物内には回廊を通すことができなかったため、建物を迂回して、いびつにうねっている回廊の部分を通ります。このあたりで、アルノ川を渡り切っています。
サンタ・フェリチタ教会のバルコニー
ヴァザーリの回廊は、そのままサンタ・フェリチタ教会のバルコニー部分とつながっていて、バルコニー部分を見学します。自宅を出ずに、そのまま教会の礼拝ができるという、何とまあ、お金持ちのものぐさな礼拝でありましょうか。しかし、グッドアイディアではありますね。
ブロンズィーノによるメディチ家の肖像画鑑賞
この教会のバルコニー近くに、ブロンズィーノによる、小さいサイズのメディチ家の人々の肖像画が展示してありました。ロレンツォ・ディ・メディチのよく見る肖像画や、ロレンツォのイケメン弟ジュリアーノの肖像画などはここにありました(まじイケメン)。以前、日本で行われたウフィツィ美術館展にも来日してましたね。
ボーボリ庭園で終了
フィレンツェ ヴァザーリの回廊
ボーボリ庭園の「ブオンタレンティのグロッタ」近くの扉から外に出てツアー終了です。トータルで1時間くらいかかりました。この後、ボーボリ庭園内で解散したため、ボーボリ庭園を散策しました。

 

「ヴァザーリの回廊ツアー」は高額すぎる?行く価値あり?

フィレンツェ ヴァザーリの回廊

私はちょうど一般公開があった時期にヴァザーリの回廊を通ったので、ウフィツィ美術館の入場料+予約料(当時は€10.5)で入場できましたが、現在では€60以上くらいのツアーしか見つかりません。

それだけの価値がヴァザーリの回廊にあるか…これは、人それぞれの価値観なので、何とも言えない部分ではあります。

ヴァザーリの回廊で鑑賞できる絵画作品(肖像画が中心)だけの価値を考えると、€60以上はやはり割高です。ですが、ヴァザーリの回廊の歴史的価値や面白さ、メディチ家の人々だけが通っていた秘密の通路を通るというレア感を加えると、人によってはそれだけの価値があると考える人もいます。

一つ付け加えたいのは、大抵のツアーは、ウフィツィ美術館で始まってボーボリ庭園で終わるのですが、ウフィツィ美術館の鑑賞も、ボーボリ庭園の鑑賞も、このツアーの延長で出来てしまうことが多いようです(私もそうでした。ただ、詳細は申し込むツアーで確認して下さい)。

この代金に、ウフィツィ美術館+ボーボリ庭園の入場料まで含まれるならば、そこまでは割高感もないかもしれません。

ちなみに、このツアーは後戻りはできないので、ツアー終了後にウフィツィ美術館に戻ることはできません。ウフィツィ美術館でお土産などを購入したい場合は、ツアー開始前に購入しておく必要があるので注意してください。

また、ウフィツィ美術館のクロークに荷物を預けっぱなしにしないように気をつけましょう。

ヴァザーリの回廊ツアーの関連リンク

ウフィツィ美術館の公式サイト
フィレンツェの美術館・博物館チケット販売サイト
オプショナルツアー販売サイトVELTRA

私がヴァザーリの回廊を通った時の旅行記はこちら

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