イタリア旅行8回のイタリアマニアが作る、「かゆい所まで手が届く」イタリア旅行ガイド!

ウフィツィ美術館のすべて 予約は必須?必見の作品は?

ウフィツィ美術館とは?

「ウフィツィ美術館」とは、ルネサンス期の傑作絵画を多く所蔵している、フィレンツェの有名な美術館です。

イタリア語の発音では、「ウッフィツィ」の方が近いのですが、日本では「ウフィツィ美術館」と呼ばれることが多いので、このページでも「ウフィツィ」と表記します。

ウフィツィ美術館の予約について

ウフィツィ美術館の予約は必要?

フィレンツェ ウフィツィ美術館

フィレンツェの、行列ができる観光スポットといえば、ここウフィツィ美術館、ダヴィデ像のあるアカデミア美術館、ドゥオモのクーポラがスリートップです(ドゥオモのクーポラは要予約になったので、今はそれほど並んでないかも)。その中でも、最も行列が長いのが、ウフィツィ美術館です。

そんな、行列のできる美術館であるウフィツィ美術館。予約して入館する観光客も多いです。

予約料は€4です。入館料は€8なので、なんと、入館料の50%の予約料金が取られることになります。そう考えると、予約なしで済ませられるものならその方が良いですよね。

私は、計5回のウフィツィ美術館入館で、2回は予約して、3回は予約なしで入りました。

予約なしで入った3回は、全て2~3月の夕方5時以降の入館で、待ち時間は10~20分でした。

この経験から考えると、オフシーズンの夕方にウフィツィ美術館に入る予定の方は、予約は必要ないと思います。ただし、美術館は18時50分には閉まり、18時30分くらいからは、早めに閉まってしまう部屋もあるので、頭に入れておきましょう。

残りの予約して入場した2回は、オフシーズンの午前中に訪問しましたが、予約していない人たちの行列はそれなりに長かったです。夏場はもっと長い行列になることが予測されます。

フィレンツェにゆっくり滞在できる方は、並んでいる間はガイドブックなどを読んで、ウフィツィ美術館の予習に充てればちょうどよいのですが、フィレンツェで過ごせる時間が短い方は、やはり予約をして、時間の節約をすることをおすすめします。

ただし、予約する観光客は多いので、夏場などは、予約していても結構並んで待ったという話もあります。それでも、予約しないよりは早く入れるハズ…(イタリアのことだから口ごもる私)ですので、予約するしかないですね。

予約した場合のウフィツィ美術館の入場の仕方

フィレンツェ ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館を予約してある場合は、予約番号を控えておくことが必要です。

予約したチケット受け取りの窓口は、ウフィツィ美術館の入り口とは離れているので注意して下さい。行列がずらーっと並んでいる建物の、お向かいにある建物へ行き、3番窓口で予約番号を告げて、チケットを受け取ります。

そのチケットを持って、行列が並んでいる建物に戻ります。行列の左側にロープが張ってありますが、その左側からも入館できるようになっています。この左側のスペースが予約者専用の入り口なので、こちらから入館します。

まちがっても、チケットを握りしめたまま、行列(予約していない人たちの列)に並んでしまわないように気を付けて下さい。よくわからない場合は、チケットを見せて、入り口の係員に身振りで訴えれば、誘導してもらえます。(それほどわかりにくくないので、心配はいらないです)

ウフィツィ美術館の予約を取る方法は?

ホテルのフロント

ウフィツィ美術館は、公式のチケット販売サイト(英語版)でのオンライン予約もできますが、ホテルに予約の手配をお願いするのが一番簡単です。ウフィツィ美術館の予約は簡単に取れるので、フィレンツェのホテルであれば、たいてい快く引き受けてもらえます。

チケットの引き取りには予約番号が必要なので、ウフィツィ美術館に行く前に、必ずフロントや事前のメールで、予約番号を教えてもらっておき、当日は番号を控えて持っていくことを忘れないようにして下さい。

ただし、ホテルによっては、ウフィツィ美術館の予約に、高額な手数料を請求される場合もあるようです。評判の良いホテルであれば大丈夫だと思いますが…。

ウフィツィ美術館の予約は、手数料が取られるような難しいものではないので、€1~2のチップ以上の手数料を請求される場合は、ホテルに委託せず、自力でオンライン予約をした方がよいです。

どうしても自分で予約するのが難しい場合は、オプショナルツアーの専門サイトベルトラで、手数料€6程度で、ウフィツィ美術館の予約を申し込めます。

ウフィツィ美術館は当日予約もできる!

ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館の入り口には、電光掲示板があり、「この行列スゴすぎない~?€4払ってこの行列をすっ飛ばす方法もあるのよ!」という概要のイタリア語・英語が、繰り返し表示されていました。

どういう意味なのかな?とちょっと考えましたが、コレ、当日予約ができるという意味なんですね。

この電光掲示板には、現在の予想待ち時間も表示されます。それを見て、「そんなに待ってられないよ!」と思う方は、ロープで仕切られている左側の通路から入り、当日予約受付の窓口で手続きすればよいそうです。

この予約で、その場ですぐに入場できる場合もありますし、もう少し後の時間しか空いていなければ、予約を取っておいて、時間になるまで他の場所で遊んでくるという方法もあります(つまり、行列に並ばずに、時間になれば帰ってくればよい)。

ただし、この方法だと、当日予約に空きがないこともあり、確実に予約券をゲットできるかはわからないというデメリットがあります。

ウフィツィ美術館の必見作品ベスト10!

私・辺獄の独断になりますが、ウフィツィ美術館で、ぜひ鑑賞をおすすめしたい作品を10作品挙げてみます。

ピエロ・デッラ・フランチェスカ『ウルビーノ公夫妻の肖像』

フィリッポ・リッピ『聖母子と二人の天使』

ボッティチェリ『春』

ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』

ボッティチェリ『マニフィカートの聖母』

ボッティチェリ『受胎告知』

ペルジーノ『ピエタ』

ラファエロ『ひわの聖母』

ラファエロ『自画像』

カラヴァッジョ『バッカス』

いろいろと蛇足…

フィレンツェ ウフィツィ美術館
(ヴェロッキオ『キリストの洗礼』の一部。左がレオナルド・ダ・ヴィンチ作で、右がボッティチェリ作!?)

ベスト10にボッティチェリが多いのは、別に私がボッティチェリオタクだからではなく、そもそもウフィツィ美術館は、ボッティチェリ作品の所蔵数が多いんです。また、ただ多いだけでなく、ボッティチェリの傑作が集結しているのがウフィツィ美術館なのです。

『春』と『ヴィーナスの誕生』の有名二作品は、防弾ガラスに入れられているため、あまり色が鮮やかに見えません。そのため、もしかしたら、「写真で見たほうが良かった…」という感じる方がいるかもしれません。

そんな場合は、色彩は他のボッティチェリ作品で楽しみましょう。『マニフィカートの聖母』の色彩は素敵ですし、『受態告知』はそのまま音が聴こえてきそうな躍動感のある作品です(ボッティチェリの話を始めると終わらないのでこの辺で自重)。

他にレオナルド・ダ・ヴィンチの『受態告知』、ミケランジェロの『聖家族』といった巨匠の作品もありますが、この2作品は、それぞれのベスト作品という感じはしないので、私のベスト10からは外しました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品だと、この『受態告知』より、師匠のヴェロッキオの『キリストの洗礼』の左端に描かれた天使と、その背後の風景が、弟子時代のレオナルド・ダ・ヴィンチが手がけたと言われていて、こちらの方が私は好きです。ちなみに、右側の天使は、同じく弟子だったボッティチェリが描いたという説もあるそうですよ。

あとは、ティツィアーノの『ウルビーノのヴィーナス』も人気ですが、私は、あんまり好みではないので、外してます。その代わりに、ペルジーノの『ピエタ』が入っているあたりが、私の個性だと思ってください(笑)。

ウフィツィ美術館の鑑賞 所要時間はどのくらい?

フィレンツェ ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館の鑑賞に、どのくらい時間が必要かですが、もちろん、鑑賞の速度や、興味・好みなどによって変わってきます。

それでも、敢えて一般的な鑑賞時間を答えるなら、1時間半~2時間くらいだと思います。

もっと時間をかけて見たいという方もいるかもしれませんが、展示室の人混みの中にずっといるのは、想像より疲れます。

休みながらでも時間をかけて見たいという場合は、ウフィツィ美術館の3階部分(主要な展示物のある階)には、長廊下があり、そこから各展示室に入れるようになっているので、一度長廊下に出て、椅子に座って休憩しましょう。

長廊下からは、どの展示室にも入れますので、一度通った順路にも戻ることができます。

ラファエロやカラヴァッジョ作品などがある下の階からも、上の階に戻れます。

ウフィツィ美術館の眺めの良いテラスカフェで一休み

フィレンツェ ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館には、目の前のヴェッキオ宮や、ドゥオーモ、ジョットの鐘楼などが拝めるテラスカフェがあります。ここで休憩を取りながら、ゆっくりと美術鑑賞するのもおすすめです。

お値段は、もちろん街角のバールよりは高いですが、目玉が飛び出すほどのぼったくり価格ではなかったと記憶してますし、味もそれほど悪くないので(バチカン美術館と比較して!)、時間のある方は利用してみて下さい。3階部分の、奥の方にあります。

ウフィツィ美術館のあれこれミニ情報

以前は禁止だった、館内展示物の写真撮影が、2014年から解禁されました。ただしフラッシュ撮影はNGだそうです。

展示物は、だいたい年代順に並んでいるので、順路通りたどると、イタリア絵画の歴史を辿れます。意識しながら鑑賞すると面白いかもです。

ウフィツィ美術館は、ずっと改装を行っていて、いつ行っても、展示場所が変更になっている作品があります。ガイドブックなどの館内図と異なる可能性もありますので、お目当て作品が見つからない場合は、係員に尋ねましょう。

入口前にトイレがあります。私は、ここに忘れ物をして、入場後に気づいて取りに戻らせてもらいました。空いている時間だったので大丈夫でしたが、混雑時は戻れない可能性もあるので、気を付けて下さい。トイレは、入場した後でも館内にあります。

ウフィツィ美術館は、常設している作品以外にもたくさんの作品を所蔵しています。実は、展示しているのは、所蔵している作品の半分程度だそうです。日本で行われたウフィツィ美術館展に出展していた作品が、いざウフィツィ美術館に行ってみたら、見つからない!ということもよくあります。

ウフィツィ美術館
イタリア語:Galleria degli Uffizi (ガッレリア・デッリ・ウッフィツィ)
公式のチケット販売サイト:b-ticket
日本語で予約ができるサイト:VELTRA
旅行記:2014年 2012年 2009年

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