イタリア旅行8回のイタリアマニアが作る、「かゆい所まで手が届く」イタリア旅行ガイド!

まずは海外航空券の基礎知識&基本用語を学ぼう!

イタリア行きの航空券を選ぶ時、「PEX」「オープンジョー」など、あまり聞き慣れない言葉を、航空券販売サイトなどで目にします。

航空券を本腰を入れて探す前に、海外行きの航空券を購入する際に、知っておきたい基本用語や、基礎知識を整理しておきましょう。

 海外航空券の種類について PEXと格安航空券の違いは?

航空券

イタリア行きに限らず、海外航空券の種類は、大きく分けて普通運賃PEX(正規割引航空券)格安航空券の三種類があります。

基本的には、航空券が高額になればなるほど、変更や滞在日数、マイルポイントなどの条件が良くなります。

1.普通運賃

定価の航空券。

予約変更が可能で、マイルも航行距離の100%、もしくは航空会社によっては100%以上加算されます。

ただ、割引された航空券の倍以上の値段になり、かなり高額なので、普通の旅行者が利用することはあまりないでしょう。

2.PEX(正規割引航空券)

各航空会社が、公式に設定する割引価格の航空券。

予約変更は不可か、もしくは手数料がかかります。マイルの加算は「普通運賃」より少なく、安い航空券になればなるほど、加算率も低くなります。

最近は「PEX」に力を入れている航空会社が多く、3で説明する「格安航空券」との値段が変わらなくなってきたため、現在はこの「PEX」が、海外旅行で利用する航空券の主流になっています。

3.格安航空券

旅行会社がまとめ買いしたものを、格安で販売する航空券。

「PEX」も含めて「格安航空券」と呼ばれる場合もありますが、厳密には違いがあり、航空会社が正式に設定した割引航空券が「PEX」で、旅行会社が独自に販売しているのが「格安航空券」です。

予約変更できない場合が多く、マイルの加算率も低く、「PEX」よりも諸条件は悪い場合が多いです。

以前はこの「格安航空券」は「PEX」よりずっと安かったため格安旅行の主流でした。最近は「PEX」の値下げや、そもそも「格安航空券」を発行しない航空会社も増えてきて、「PEX」に押され気味です。

それでも、旅行会社等を選ばずに、純粋に価格の安さだけでイタリアへの航空券を探すと、最安値の航空券は、今でも「格安航空券」の中から見つかることが多いです。

 座席の種類 最近耳にするプレミアムエコノミーって何?

飛行機のシート

イタリアへのフライトで、各航空会社が用意する座席は、大まかに分けて、高額な順にファーストクラスビジネスクラスエコノミークラスの三種類です。

この三種類に加えて、プレミアムエコノミーというクラスを設定している航空会社もあります。

各クラスの座席の呼び方は、航空会社によって違います。

1.ファーストクラス

一番リッチで上等な席。もちろんものすごく高額です。

2.ビジネスクラス

ビジネスクラスは、ファーストクラスとエコノミークラスの中間クラスの座席とされてきましたが、最近では、ビジネスクラスのシートはかなり快適になってきて、エコノミークラスとは大きな差があり、中間というより、ファーストクラス寄りの座席になっています。

各航空会社は、このビジネスクラスのサービス充実に力を入れていて、ビジネスクラスの座席を増やし、ファーストクラスの座席は減少傾向にあるそうです。

座席は、ほぼフラットに近い形までリクライニングできる場合が多いです。

会社の出張客の利用が多く、「ビジネス」クラスと呼ばれていますが、イタリアへ商用で出かける方は少ないので、リッチな旅行客や、機内で快適に過ごしたい高齢の方の利用が多いです。

ファーストクラス・ビジネスクラスは、機内食がエコノミークラスより豪華で、トイレもファーストクラス・ビジネスクラス専用となっていて、客数に対して数が多く、快適に使えます。

また、フライト待ちに航空会社のラウンジを利用できる、優先搭乗で機内に先に案内される、などのメリットもあります。

3.プレミアムエコノミークラス

ビジネスクラスと、その下のエコノミークラスの待遇に差がありすぎるという理由で、その中間にあたる「プレミアムエノコミー」という座席を設けている航空会社もあります。

私はアリタリア航空の当日グレードアップで、このプレミアムエコノミークラスを利用した経験があります。座席がエコノミークラスより広く、ゆったりとした座席配置になっているので、圧迫感がなく、機内で落ち着いて過ごせました。

この時のグレートアップは、プラス1万5千円だったので利用しましたが、普通に予約・購入すると、エコノミークラスより10万円程度高くなります。

個人的には、この10万円という値段ほどの差が、エコノミーとプレミアムエコノミーの座席にあるとは感じませんでしたが、大柄な方や、腰痛持ちの方など、ほんの少しでも広い座席の方が楽という方にとっては、ビジネスクラスほどは高額でないので、利用価値があると思います。

4.エコノミークラス

最も価格がお手頃な座席。たいていの旅客機は、このエコノミークラスの座席が最も多いです。

座席は狭く、食事テーブルなどを出している時は、なかなか奥の席の人は、通路の方に出られません。

イタリアへの12時間強という飛行時間からすると、長時間狭い空間で身動きが取れず、苦痛ではありますが、やはり価格の低さが魅力です。

 フライトの種類 「FIX」「OPEN」の意味は?

飛行機とヨーロッパ

イタリア旅行をする際、旅程によって、どのようなフライトを計画するのが一番よいのかが変わってきます。

日本からイタリアへの移動に飛行機を使うだけでなく、シチリアなどの離島に行くなら、イタリア内での移動にも飛行機を使うこともありますし、イタリアから他のヨーロッパ諸都市へ、飛行機で移動したい方もいるでしょう。

このページでは、フライトの種類を、往復便(FIX)オープンジョー(OPEN)周遊チケットに分けて、簡単に説明します。

1.往復便(FIX)

単純に、出発地と目的地を往復するフライトです。「FIX」と呼ばれることもあります。

復路が往路の全くの逆ルートになり、出発地から目的地まで単純に往復する直行便と、途中の経由空港で乗り換えをする乗り継ぎ便があります。

 往復便のフライト例
直行便の例:【往路】成田→ローマ、【復路】ローマ→成田
乗り継ぎ便の例:【往路】成田→パリ→ローマ、【復路】ローマ→パリ→成田

2.オープンジョー(OPEN)

往路の目的地と、復路の出発地が違うフライトです。「OPEN」と表示されることもあります。条件が付く分、往復便(FIX)よりも、少し高い値段になります。

イタリア旅行は、一つの都市にだけ滞在するという旅程より、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア…など複数の都市を訪問する旅行者が多いので、このオープンジョーは大変便利です。

旅行中の都市間の移動は、飛行機を使わずに、鉄道やバスで移動する形となります。

日本からイタリアまで、直行便を使う場合も、乗り継ぎ便を使う場合もあります。

 オープンジョーのフライト例
【往路】成田→ミラノ、【復路】ローマ→成田
※ミラノからローマへは、飛行機を使わずに移動。もちろんその間にヴェネツィアやフィレンツェなど、お好きな都市に立ち寄れます。

3.周遊チケット

旅行先での都市間の移動にも、飛行機を利用するチケットです。

2都市周遊、3都市周遊など、チケットによって、追加できるフライトの数が決まっています。

イタリア内では、北イタリアや中部イタリアから、バーリやシチリアなどの南イタリアの都市に行く場合は、鉄道や船で移動すると時間がかかるので、周遊チケットの航空券を使うと便利です。

また、イタリア以外の国にも立ち寄りたい旅行者も、周遊チケットを使う可能性が高くなります。

 周遊チケットのフライト例
【往路】成田→ミラノ 【イタリア滞在中】ミラノ→パレルモ、パレルモ→ローマ 【復路】ローマ→成田
※全て飛行機での移動になります。

 海外航空券は、航空券代以外にかかる費用がたくさんある!

ユーロ札

イタリア行きに限らず、海外航空券にかかる費用は、航空券代にさまざまな費用がプラスされて、最終的なトータルの値段は、航空券代よりずっと高い価格になります。

そのため、航空券を選ぶ際は、航空券代だけではなく、他にかかる費用も合わせた、トータルの値段を確認して、比較する必要があります。

最近の航空券販売サイトでは、航空券の総額表示が増えてきましたが、航空券代以外の諸費用は小さく表示されていたり、航空券代のみの表示しかない旅行会社もありますので、注意しましょう。

このページでは、国際線の航空券購入の際に、航空券代以外にかかる費用について、簡単にまとめてみました。

1.国内空港使用料

日本から外国へ出発する際、出発に利用する空港の、施設使用料が取られます。

日本の主な国際空港の空港使用料は以下の通りです。

成田空港…2610円
羽田空港…2570円
関西国際空港…3040円(第一ターミナル)

トイレすら使わなくても一律で徴収されますので、無料で使える空港施設はじゃんじゃん使って元を取りましょう(笑)。

2.海外諸税

この海外諸税というのは非常にわかりにくく、訪問国によって徴収される代金の種類や、値段が違います。

イタリアだと、旅客サービス料、荷物保安料、出国税、保安税などがかかります。それぞれ、空港施設使用のためや、保安のために、空港利用者から徴収する金額になります

これらの料金は、同じイタリア内でも、使用する空港によって値段が変わり、またユーロで決められた金額なので、円との相場変動によっても、円での金額が変わってきます。

他の国を経由してイタリア入りした場合は、経由する国の空港で定められた諸税が、さらにプラスされます。海外諸税の面から言えば、直行便の方がお得ですね。

3.燃油サーチャージ

「燃油サーチャージ」は、航空券代とは別に、乗客が支払わなければならない燃油代金です。

「燃油サーチャージ」の料金は各航空会社によって異なり、だいたい2ケ月に1回、石油価格の変動に合わせて価格が更新されます。

この「燃油サーチャージ」が海外航空券購入の際には一番の曲者でして、時期によって価格がかなり変動します。石油価格が下がると、徴収されないこともあります。

気を付けたいのは、飛行機に乗る日の石油価格ではなく、航空券を発行する時点で定められている料金が適用されるという点です。

航空券を購入する時期が、「燃油サーチャージ」の料金改定の時期に当たる場合は、料金の改定前に購入した方がよいのか、改定後に購入した方がお得なのか、注意が必要です。

4.発券手数料

「発券手数料」とは、航空券を発行する手数料として、徴収される金額です。

航空券の購入は、航空会社から直接購入するか、または旅行代理店を通じての購入になりますが、「発券手数料」の金額や徴収のルールは、航空会社、旅行会社によってまちまちです。

原則としては、発券の手間が最もかからない WEBサイトでの購入は、「発券手数料」が無料になったり、店頭やコールセンターで購入するよりも安く設定される場合が多いです。

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