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ミラノは、それなりに大きな都市です。

ミラノでゆっくり滞在できる場合は、のんびりと歩いて回れる大きさですが、トラム(路面電車)や地下鉄を利用すると、移動がスムーズな場合もあります。

ミラノのトラム(路面電車)は乗りこなすのが難しい!

ミラノ

私は、ミラノ散策に使う交通機関は、治安が悪いと言われる地下鉄よりも、トラム!と思っておりました。

トラムは、地上を走る小さな路面電車で、ミラノの町に風情を添えています。ミラノに行くと、このトラムに乗りたくなると思います。

しかし2009年に、初めてミラノに行った時、このトラムが乗りこなせなくて苦労しました。結局よくわからなくて、代わりに地下鉄を使ったこともありました。

この時は、初めてのミラノであっただけでなく、初めてのイタリアだったので、初心者の私だからわからなかっただけさ、と思っておりました。

2012年にミラノを再訪しました。今度はトラムを我が物顔で乗り回す気満々でした。…ですが、結局トラムは路線がわかりづらく、乗りこなすことができませんでした。

イタリア特有のわかりにくさというよりは、大都市の公共交通の複雑さがありました。乗り場がたくさんありすぎて、どこから乗ればよいのかわからなかったり、どちらの方向へ行くトラムに乗ればいいのかわからなかったり。

鉄道や地下鉄と違い、乗り場に係員がいないため、気軽に尋ねる相手が見つからないというのも難点でした。

ミラノの地下鉄は昔ほどは治安が悪くない・・・かも

ミラノ 地下鉄

トラムに比べて、地下鉄の路線はシンプルなので、観光客にとってわかりやすいです。

トラムの路線がよくわからなくて、地下鉄で行くことに切り替えると、スムーズに移動できたことが何度かありました。

私がトラムに乗ることにこだわったのは、雰囲気の良いトラムに乗りたいという気持ちからだけではなく、先述したように、地下鉄は治安は悪いと聞いていたからです。

しかし、2012年のミラノ滞在では、地元の人たちが地下鉄をバンバン使っていて、駅も明るく、何の不安も感じませんでした。

地下鉄は、日本と同じように、駅に路線図があってわかりやすく、便数も多いので、本当に便利でした。

もちろん、観光客が被害に遭ったという話もありますので、軽犯罪を警戒するのを怠ってはいけませんが、少なくともミラノの地下鉄は、きちんと気をつけてさえいれば、治安を理由に利用を避ける必要はないな、と感じました。ローマの地下鉄に比べると、安全だと思います。

ミラノの地下鉄で気をつけるべきはスリ!

財布

利用を止めるほど治安が悪くないとは書きましたが、ミラノの地下鉄を利用する際に、一番気をつけたいのはスリ集団です。

乗車時は、バッグを身体に引き寄せて、ファスナーなどの開口部は、しっかり手でつかんでガードしましょう。車内で不自然に話しかけてくる人には、特に注意してください。なるべく混雑しない車両に乗るのも対策の一つです。

また、自動券売機でチケットを購入する際に、お釣りをくすねられる被害もあるようなので、チケットはなるべく自動券売機ではなく、有人の窓口で購入しましょう。

ミラノ地下鉄のチケットの買い方

ミラノの地下鉄はトラムと共通券で、一回券は€1.5、90分間有効です。

一日券は€4.5なので、一日4回以上地下鉄やトラムを使う日は、一日券が便利です。一日券はイタリア語でBiglietto giornaliero(ビジェット ジョルナリエロ)、もしくは英語でOne Day Ticketです。

他に二日券、4回券、10回券などもあります(くわしくはミラノの公共交通の公式へ)。

チケットは、地下鉄乗り場近くの切符売り場で購入しようとすると、かなり混んでいて時間のロスになります。街中のタバッキ(雑貨を扱う売店。「T」の看板が目印)でも切符は購入できるので、駅に行く前に購入しておくことをおすすめします。

ミラノ地下鉄の乗り方

ミラノ 地下鉄

ミラノの地下鉄は、日本と同じような改札を通る必要があります。

入場する際に、改札機の上の部分(画像では黄色い部分)に切符を入れて、バーコードを読ませて改札を通過します。

日本と同じように、改札に緑色の矢印が点灯している場合はその改札を通れます。赤色の×が点灯している際は、他の改札を通りましょう。

日本との違いは、改札を出るときは切符が必要ありません。何もせずに改札を通過します。改札が閉じていることもあり戸惑いますが、そのまま進んでいくと、自動で改札が開きます。

ミラノ地下鉄の始発・終電・時刻表

時計

ミラノの地下鉄は、6時頃から始動し、最終電車は夜中の12時頃です。

路線にもよりますが、5分~10分間隔で電車がやってくるので、時刻表を正確に調べておく必要はないと思います。

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