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 ピストイアってどんな町?

ピストイア

ピストイア(Pistoia)は、中世に建てられた、しましま模様のロマネスク建築が多く残る古都です。

中世には、一時期、自由都市として独立を保ちますが、のちに強大化したフィレンツェに敗れ、その支配を受けることになります。

しかし、現在残っている建物は、ピサやルッカが地理的に近いためか、ピサやルッカのロマネスク建築と似ています。

とはいえ、白と緑色の大理石による縞模様は、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂を彷彿とさせ、「ピサとフィレンツェの中間」という地理的な位置が、建築物に表れていて、興味深いです。

また、ロッビア工房の作品も多く見られ、教会の入り口を飾っていたり、教会内にテラコッタ像があったり、古い病院の柱廊を飾っていたりします。

フィレンツェで、ロッビア一家のテラコッタ作品が気に入った方は、ぜひ足を運んでみてください。。

ピストイアは、鍛造鉄工芸の伝統がある町で、町名が「ピストル」の語源になったという説があったり、オルガン制作でも有名です。

ピストイア周辺は、植木栽培が、イタリアで最も盛んな地域でもあるそうです。電車でアクセスすると、車窓から植木を作っているビニールハウスがずーっと続いているのが見えます。

ピストイアは、フィレンツェから電車で一時間以内にアクセスでき、簡単に訪問できる場所にあるのも、旅行者にとってはうれしいところ。

ルッカやプラートと一緒に訪問するのもよいでしょう。ピストイア駅は、この付近では結構大きな駅で、乗り換え地点でもあります。

 ピストイアの位置

ピストイアはトスカーナ州の内陸部の町。フィレンツェも近いです。山間部ではなく、平地にある町です。

 ピストイアへのアクセス

ピストイア

フィレンツェから、Trenitaliaの鉄道利用で35分程度です。片道€4.4

ピストイア駅から旧市街までは、真っ直ぐ道が延びていて、歩いて5~10分。アラ、なんて簡単なアクセスなのでしょう!

イタリアの町の中では、かなり簡単に行ける町ですが、あえて注意事項を書くなら、ピストイアへ向かう電車は、終点がピサのものがありますが、ピサ行きの電車全てがピストイアを通るわけではないということくらいでしょうか。

「Empoli(エンポリ)」経由でピサに行く電車はピストイアを通らないので、注意してください。

ちなみに、フィレンツェからピサに行くなら、ピストイア経由の電車より、エンポリ経由の電車の方が早いです。

 ピストイア観光に必要な所要時間は?

ピストイア

ピストイアの見どころのほとんどは、教会です。

鑑賞に時間がかかる美術館などはないので、ゆっくりお茶休憩を入れても2~3時間あれば、だいたいの見どころは見て回れるかな、という感じです。

 ピストイアに宿泊するのはどうでしょう?

ピストイア

ピストイアは、「小さな古都」をイメージしていたのですが、想像していたより人が多く、にぎやかな町でした。鉄道駅も、乗り換え地点にもなっていて、大きいです。

ピストイアを起点にして、ルッカやピサ、モンテカティー二・テルメ、コッローディなどの観光地に日帰りもできます。

ここらへんの町は、フィレンツェから行けなくはない町なので、なかなかピストイアに宿泊することはないと思いますが、ピストイアを起点にした、ちょっと通な旅行も楽しそうだなと思いました。

 ピストイアはツアーで行ける?

パックツアーで、フィレンツェからの遠足がある場合は、ピサに行くことが多く、ピストイアに立ち寄るツアーはあまり見かけません。

ただ、上述したように、ピストイアは行きやすく、観光しやすい町なので、フィレンツェのフリータイムが多いツアーで、個人的に訪問するのに挑戦しやすい町だと思います。

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