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ビスコッティ

イタリアのお菓子のお土産として、定番のひとつが、イタリア風クッキーの「ビスコッティ」。

非常に硬い焼き菓子で、噛む力が弱い私は、ずっと苦手にしていました。

ビスコッティ好きの姉が言うには、「硬いって言うけど、ビスコッティは、エスプレッソやワインに浸して食べるものなんだよ」。

姉の言葉を受けて、イタリアのレストランなどで、デザートに出てきたときは、コーヒーに浸して食べるようにすると、確かに、おいしく食べられるようになりました。

さて、このビスコッティ発祥の地と言われるのは、トスカーナ州プラ-トです。

フィレンツェがビスコッティ発祥の地と誤解されることも多いのですが、正しくはお隣のプラートが発祥の地で、「Biscotti di Prato(ビスコッティ・ディ・プラート)」と呼ばれます。

また、日本では「ビスコッティ」という呼び方が一般的ですが、プラートがあるトスカーナ地方では「Cantucci(カントゥッチ)」「Cantuccini(カントゥッチ―二)」と呼んでいます。

プラートには、「ビスコッティと言えばこの店!」という、有名な老舗のビスコッティ屋さんがありますので、ご紹介します!

Antonio Mattei(アントニオ・マッテイ)

プラート

創業1858年の「アントニオ・マッテイ」は、ビスコッティ・ディ・プラートの専門店です。

フィレンツェの人々も、口々に、「一番美味しいビスコッティは、プラートのこの店のもの!」というお店だそうです。

私が足を運んだときは、地元の人が次々に入って来て、キロ単位(!)で、大量のビスコッティを購入していくのが印象的でした。地元の人たちは、このビスコッティを、朝食として食べているそうです。

私もカウンターで「何㎏にしますか?」と言われて、驚きました。もちろん、もっと少量でも購入できます。

地元の人たちが朝食用に大量買いしているのは、青い袋に入っている、シンプルな「Biscotti di Prato(ビスコッティ・ディ・プラート)」でした。

他にも、ピスタチオやオレンジなどの味がついたおやつ用のビスコッティがあり、おやつ用は比較的小さい箱で販売していたので、お土産にも良かったです。

ただし、個包装されていないのと、やはり私のように硬いビスコッティは苦手という人もいるので、職場のお土産用には向いていないかなあ。

飲み物と一緒に食べると食べやすいので、家で食べるお土産として、家族や友達、自分用など、個人あてに贈るお土産として買って帰るのがいいかな、と思います。

お店は市立美術館の近くで、観光客も入りやすい場所にあります。

現在、月曜日はお休みで、土曜は昼休みあり、日曜は午前のみの営業です。

このお店目当てにプラートに行く場合は、営業時間を確認してから行きましょう(私は一度、月曜に行ってしまい、クローズしてました)。

日本でも、この「アントニオ・マッテイ」のビスコッティを、オンライン購入できるサイトを見つけました。JTBが運営している、世界のお土産を販売しているサイトです→JTBショッピングを見てみる

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