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ヴィチェンツァ

ルネサンス期の天才建築家パッラーディオ。

ヴィチェンツァは、「パッラーディオの町」という異名を持つほど、パッラーディオ建築が多く立ち並ぶ町です。

ヴィチェンツァの中心街でも、パッラーディオ建築はじゅうぶん楽しめるのですが、パッラーディオ建築の傑作と謳われる「ラ・ロトンダ」という邸宅が、ヴィチェンツァの郊外にあります。

せっかくヴィチェンツァまで行ったなら、この「ラ・ロトンダ」も見なきゃ!です。本当に素敵な建物でした。

 ヴィチェンツァ中心街からラ・ロトンダへの行き方

ラ・ロトンダは、ヴィチェンツァの中心街から、南西方向におよそ2~3㎞離れた場所にあります。

距離を考えると、鉄道駅あたりからであれば、徒歩でも行けるような気がしますが、バスを使うのが一般的なアクセス方法です。8番バスを使います。便数は、1時間に2~3本ほどありました。

8番バスは、駅から中心街へと向かうViale Romaという通りから出発します。バス停は、アンドレア・パッラーディオ大通りへと右折する手前にあります。


おそらく、ココ!周囲には、バス停が多く、ちょっとわかりづらいので、インフォメーションや、地元の人たちに聞いて探した方がよいです。

このバス停を出発すると、次は駅に行くので、鉄道駅前からでも乗車することができます。

所要時間10分ほどで、ロトンダ近くのバス停に着きます。


おそらく、ココ!

このバス停は、終点ではなく、自力で降車するのは難しいです。バスの運転手さんにロトンダに行くことを告げて、着いたら教えてもらいましょう。私が行った時は、周囲の乗客さんたちが、私がロトンダで降りることを察していて、口々に教えてくれました。

バスを降りたら、バスの進行方向から見て右手の方にある、緩やかな坂道を上ります。5分ほど歩いたら、左の方にロトンダの入り口の鉄の扉があります。

観光客の少ない冬季は、この扉が閉められていることがあるようなので、その場合は、インターフォンを押して、来客を伝えましょう。

行きも帰りも、バス停付近にバスの切符を売っているお店がないので、町の中心か駅のタバッキで、バスチケットを往復分購入しておきましょう。お昼休みには、閉まってしまうタバッキもあるので、タバッキが開いているうちに購入しましょう。

 ラ・ロトンダは冬でも入れるの?

ヴィチェンツァ

ラ・ロトンダは、冬期は庭園しか開放していないため、建物の内部入場はできません。

ただし、建物外部の階段は上れました。そのくらい近づけるので、外部からの鑑賞でも、ラ・ロトンダの美しさは味わえます。冬でも、ラ・ロトンダに行くのはおすすめですよ!

 ラ・ロトンダは、ホワイトハウスのモデル!?

パッラーディオ建築は、特にアメリカで人気が高いそうです。

それを象徴するのが、大統領が使っているあのホワイトハウス、実はラ・ロトンダがモデルなんだそうです。

実際にラ・ロトンダを見てから、テレビでホワイトハウスを見ると、本当によく似ているのがわかります。

ちなみに、パッラーディオが、ラ・ロトンダを作る際に参考にしたのが、ローマのパンテオンです。パンテオンを見てから、このラ・ロトンダを見ると、それも納得できます。

ラ・ロトンダ
(別名:ヴィラ・アルメリコ・カプラ)
イタリア語:La Rotonda
公式サイト:http://www.villalarotonda.it/en/(英語版)

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