【目次】
こちらのページでは、ヴィチェンツァの見どころを、観光名所ごとに紹介いたします。
バジリカ
ヴィチェンツァを象徴する建物。天才建築家パッラーディオの傑作のひとつです。バジリカ・パッラディアーナ(パッラーディオのバジリカ)とも呼ばれます。
ローマのコロッセオを思わせるような、軽快なアーチが続いている、圧巻の建物です。
私がヴィチェンツァに足を運んだ2011年は、工事中で、内部入場はできませんでした。それ以前は、€1で内部入場できたようなのですが、現在は、基本的には公開されていないようです。
ただし、2017年の3月~9月は、期間限定でテラスと居間が公開されています。以前の入場料が€1であったことを考えると、何が何でも入らなきゃというものではないのかもしれませんが、やっぱり、入ってみたいですよねー。
巨大なバジリカの緑色の屋根は、電車の中からでも見えます。電車でヴィツェンツァを通りかかった時は、ぜひ、探してみて下さい!
オリンピコ劇場
パッラーディオが晩年に設計した劇場です。パッラーディオ最後の作品とも言われ、パッラーディオの生前には完成しなかったものだそうです。
現在でも、オペラの上演に使われています。幻想的で美しい劇場で、おすすめです!オペラに興味がない人でも楽しめると思います。
舞台部分はかなりの奥行きがあるようにしか見えないのですが、実は遠近法を駆使した騙し絵です。
劇場では、座席部分が階段に見えますが、座席部分を階段のように上ったら係員にソッコーで怒られます。目を凝らして通路になっている階段部分を探しましょう!
キエリカーティ宮
真っ白な古代ギリシャ風の柱が立ち並ぶ、パッラーディオ建築。
内部は美術館になっていますが、あんまり見どころは多くなかったかなあという印象。荷物はロッカーに預けて鑑賞するので、楽でした。
イタリア語:Pinacoteca di palazzo Chiericati
公式サイト:http://www.museicivicivicenza.it/it/(他の美術館と共通)
サンタ・コローナ教会
私が足を運んだときは、残念ながら、修復中で入場できませんでした。
ただ、この教会が所蔵している、ベッリーニの絵だけは、工事中もドゥオモ近くのMuseo Diocesanoという博物館に移されていて、鑑賞することができました。
このベッリーニ作品は、「キリストの洗礼」を描いた、非常に印象に残る美しい絵です。背景に描かれたお城は、「ロミオとジュリエット」のオリジナルとなった物語にゆかりのある城だ、「ロミオとジュリエット」はもともとはヴェローナでなくヴィチェンツァの話なんだ、と、博物館の係員さんが熱弁しておりました。
現在では、修復が終わり、このベッリーニの「キリストの洗礼」も、教会内で鑑賞できるようです。
バルバラン宮(パッラーディオ博物館)
パッラーディオ設計の、非常にエレガンスな建物。中心街にあるパッラーディオ建築の中で、私はこの建物が一番気に入りました。
以前は、外観しか見れませんでしたが、現在は、内部にパッラーディオ博物館ができで、入場できるそうです。
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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