【目次】
ミラノのドゥオモは、ゴシック式の白い尖塔が無数に建ち並ぶ、壮麗な大聖堂です。
地下鉄で行くと、地上に出る際に、少しずつ大聖堂が姿を現すので感動します。ガッレリアの方から足を運ぶ場合は、アーケードを出ると、目の前に突然大聖堂が現れるので、これまた感動モノです。
ミラノのドゥオモは内部入場が有料になった!
ミラノのドゥオモへの内部入場は、以前は無料でしたが、今は€2の入場料が必要だそうです。
この€2のチケットは、ドゥオモ内のクリプタ(地下墓所)、ドゥオモ博物館、ドゥオモ博物館の近くにあると思われるChiesa di San Gottardo in Corteという教会などとの共通券になっています。
ドゥオモ入場の際は、簡単な荷物チェックがあります。そのため、行列ができていることもありますが、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院ほどの行列にはなりません。有料になったことで、さらに混雑は少なくなったのではないかと思います。
有料でもドゥオーモ内部に入るべき?
ミラノのドゥオモ内部入場が有料になったと知って、正直ちょっと驚きました。
ミラノのドゥオモ内部は、観光客を惹きつけるような芸術作品にあふれているわけではなく、どちらかというと、荘厳な、お祈りの場という雰囲気なのです。
それでも、ゴシック聖堂らしく、ステンドグラスが立ち並ぶ内部は、重々しい美しさがあります。無料だったときに比べると、内部は人が少なくなり、雰囲気がもっとよいかもしれません。
€2で入って損はない、とは思います。ただ、ミラノでの時間があまりない方は、「有料ならスキップする」でもいいかな、という感じです。
ミラノのドゥオモは屋上に上ろう!
ミラノのドゥオモは、屋上(テラス)に上ることができます。
ドゥオモ内部入場よりもおすすめしたいのが、このテラスへの入場です。
テラスに上ると、いかにもゴシックらしい、天を指す無数の尖塔を間近で見ることができます。キリスト教徒でなくても、どこか敬虔な気持ちになるような、非常に独特の雰囲気です。
屋上に上るのは有料で、入口は大聖堂の左側です。徒歩で上がる人の入口が手前、エレベーターを使う人の入口は奥です。
徒歩でテラスに上がるのは、それほどきつく感じませんでしたが、旅の疲れがある、体力に不安がある、時間を節約したいなどの場合は、エレベーターを利用するとよいでしょう。
屋上に上るチケットは、屋上の入り口では販売していません。ドゥオモ周辺のチケット売り場で先に購入しておかなければならないので、注意しましょう。
チケットは、大聖堂の裏の「Duomo Info Point」の他、大聖堂左右にもチケット売り場が新設されたそうです。
わざわざ大聖堂裏までチケットを購入しに行く必要はなくなりましたが、大聖堂裏は、結構美しいので、見学がてら裏に回ってもよいと思います。
ドゥオモ前広場は人が多いので注意!
ミラノのドゥオモ前は、観光客やミラノ市民で、常にごった返しています。
観光客をターゲットに、ミサンガや花などを売っている人も見かけます。
人が多いと、スリなどの被害に遭う危険が高くなります。夕刻など、やや周囲が見えにくくなる時間帯などは、特に注意して下さい。
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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