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このページでは、ヴェネツィアのホテル探しに役立つ情報をまとめています!

要するに「ヴェネツィアのホテル探しマニュアル!」

以下のような内容が書かれています。

  • ヴェネツィアの人気ホテルは早めの予約が必要
  • ヴェネツィア本島での宿泊場所はリアルト周辺、ヴァポレット停留所の近く、鉄道駅近くなどが便利
  • メストレ宿泊は個人的にはすすめない
  • 実際に宿泊したホテル3軒のレビュー

では、詳しく見ていきましょう!

ヴェネツィアの人気ホテルは早めに予約を入れよう!

ヴェネツィアのホテル

観光都市ヴェネツィアは物価が高いことで有名です。

ヴェネツィアは、陸地の部分が狭いので、どうしても土地の価格自体が高くなります。また、島内に自動車が入れないため、物資輸送にコストがかかります。

物価が全体として高騰するのは、観光地だからという理由以外にも、ヴェネツィアならではの事情があるようです。

そんなわけで、ヴェネツィアのホテルは、他のイタリア都市と比べて価格が高い傾向があります。

ですが、観光都市ヴェネツィアにホテルは数多くあり、ある程度は競争原理も働いているので、丹念に探せば、そこそこリーズナブルな値段で評判のよいホテルが見つかります。

もちろんそのようなホテルは人気が高いので、ヴェネツィアに宿泊することが決まったら、できるだけ早くホテル探しをして、予約を入れておくことをおすすすめします

ヴェネツィアでは宿泊するのに便利な場所は?

ヴェネツィアは、足を運んでみると、意外なほど狭いことに驚かされます。じゅうぶん徒歩で周れる大きさです。

また、陸地の部分には車が入れないため、観光は徒歩が基本になります。

そう考えると、やはり中心部リアルト橋付近の宿泊が便利です。

リアルト橋

もう一つ、ホテルの立地を選ぶ際に気を留めたいのは、ヴァポレット(水上バス)の停留所です。

ヴェネツィア

車が走れないヴェネツィアでは、大きなスーツケースを持って移動する際、徒歩以外の手段は、運河を行く水上バス・ヴァポレットや、水上タクシーになります。

水上タクシーは高額なので、やはりヴァポレットの停留所に近いホテルを探すことをおすすめします

階段状の橋が多いヴェネツィア本島内は、スーツケースを引いて移動するのは想像以上に大変です。

できるだけ、ホテルとヴァポレット停留所間の移動を短くしましょう。

1~2泊ならサンタ・ルチア駅近くもアリ

ヴェネツィア サンタ・ルチア駅

私は2019年のヴェネツィア滞在では、サンタ・ルチア駅から徒歩5分ちょっとのホテルに宿泊しました。

このときは、ヴェネツィアを遅い時間にサンタ・ルチア駅から出発する旅程でした。

チェックアウト後もホテルにスーツケースを預かってもらったため、荷物を受け取った後の移動が、駅に近い方が便利かなと考え、駅近ホテルに宿泊しました。

この時はたった2泊の滞在だったので、駅からホテルまでの移動時間を少なくしたことで、めいっぱい観光できたというメリットもありました。

ヴェネツィアでゆったり過ごすなら中心部に宿泊した方が楽しめますが、1~2泊の短い滞在で効率的に動きたいなら、サンタ・ルチア駅近くの宿泊もアリだなと感じました。

カナル・グランデ(大運河)や小運河に面したホテルにこだわるべき?

ヴェネツィア レメール小広場

ヴェネツィアと言えば運河。

運河沿いのホテルで、運河に面した部屋に宿泊すれば、窓から運河の夜景を拝むことができます。

当然のことながら、運河沿いのホテルは高額です。

特に、カナル・グランデ(大運河)を見下ろすことができるホテルは高級ホテルがほとんどです。

同じホテルでも、窓が運河に面している部屋は宿泊代が高いということもよくあります。

「どうせヴェネツィアに泊まるなら運河沿いがいい!」と思ってしまいますが、ヴェネツィアは完全に観光化され、夜でもそれほど遅くならない限りは安全な町です。

ヴェネツィアの夜景を見るなら、夜の散歩でじゅうぶんに楽しむことができます。

予算に限りがある場合は、「運河沿い」という立地にはあまりこだわりすぎなくてもいいかな、と思います。

ただし、雨が降っている場合などは、やはり運河沿いのホテルに宿泊しておくと便利です。何せ、外に出なくても、窓の外を眺めているだけで観光ですものね。

メストレ駅周辺での宿泊についての私見

ヴェネツィアは物価が高いので、格安ツアーでは、ヴェネツィア本島ではなく、陸側のヴェネツィア・メストレ駅周辺での宿泊になることがあります。

メストレ駅周辺は、格安で泊まれるホテルが集まっています。

また、ヴェネツィア本島のホテルに比べ、口コミの満足度が高いホテルが多いです。

そんなわけで、メストレ駅宿泊をすすめる方もいらっしゃいます。

私個人の意見としましては、やはりヴェネツィアに行くなら本島への宿泊がおすすめです。

メストレは完全に陸の町で、ヴェネツィア本島とは海で隔てられていて、運河の町という雰囲気はありません。

ヴェネツィアは、夜のヴェネツィア、早朝のヴェネツィアなど、時間帯によっていろいろな表情を見せる町です。

やはり、ヴェネツィアに宿泊観光するなら、ヴェネツィアのいろいろな顔を楽しみたいところです。

予算に限りがあるなら、ややホテルのグレードを落としてでも、ヴェネツィア本島に泊まる経験は外せないのではないかと思います。

もちろん、メストレ宿泊でもじゅうぶん楽しかったとおっしゃる方もいらっしゃいますので、私個人の意見として参考にして頂ければ…という感じです。

私が実際に宿泊したレジデンス&ホテルをご紹介

 Residenza Valier(2011年)

立地・設備・コスパは抜群のアパートタイプホテル

Residenza Valierはヴァポレットの停留所S.Silvestro近くにあるキッチン付きのアパートホテルです。

リアルト橋も近く、ヴェネツィアのほぼ中心部という立地、ヴァポレット停留所が近い、キッチン完備、なおかつ二人で€70程度(ローシーズンの値段)と安かったため、予約を取りました。

キッチンも清潔で使いやすく、シャワーのお湯の出も良好、ワゴンで運ばれてくる朝ごはんも美味しかったです。

「ヴェネツィアで、こんな快適で格安なホテルに宿泊できた!」と、喜び体験として語りたいところです…が!

やはり、観光都市ヴェネツィアで、こんなにオイシイ話で済むはずがありません。

オーバーブッキング体験が後味悪い感想に…

実は宿泊初日だけですが、オーバーブッキング(=予約を二重にとることで部屋がなくなること)の憂き目に遭いました。

オーバーブッキングの時の対応は手慣れたものでしたので、おそらくミスではなく確信犯だと思います。

オーバーブッキング自体も気持ちのいいものではありませんでしたが、さらに後から発覚した問題がありました。

ホテルオーナーは滞在中に一度も現れず、雇われ管理人が対応したのですが、実は、オーナーからは「オーバーブッキングの分は€20ディスカウントします」というメールが来ていました。

まだタブレットなどを携帯せずに旅行していたため、このメールには帰国してから気づいたのです。

しかし、雇われ管理人は、我々がこの€20のディスカウントに気づいていないことを察して、ディスカウントせずに満額受け取りました。この€20の分はピンハネしたのだと思われます。

支払いの際に領収書を書いてもらうようにお願いしたのですが、領収書の発行を雇われ管理人はかなり渋ったので、これも確信犯でしょう。

そんなわけで、立地・設備から考えると、かなりコスパがよいレジデンスですが、観光地ヴェネツィア的な洗礼があったので、旅行者の感情としては、おすすめしたくない部分もあります。

私が宿泊してからずいぶん時間も経ち、大手ホテルサイトにも登録されるようになり、管理人が変わっている可能性もありますが、一応体験談として載せておきます。

Residenza Valierをオンライン予約できるサイト
Booking.com
アゴダ

 ホテル ミニョン(2011年)

上記のレジデンスで、オーバーブッキングに遭ったため、その1泊分として手配されたホテルです。

全く宿泊する予定がなかったのですが、旅というものは一期一会でおもしろいですね。そう考えればオーバーブッキングも許せ………ません!

で、思わぬ出会いで宿泊した「ホテル ミニョン」ですが、何の事前調査もなく飛び込んだホテルにしては、居心地がよかったです。

良かった点は、朝ごはんのコルネット(クロワッサン)が非常に美味しかったのと、部屋にバスタブがあったこと。また、フロントが24時間体制でしたが、非常に親切で気持ちの良い対応でした。

旅人を迎え入れる、観光地の良い雰囲気が出ていたホテルだと思います。

ホテルミニョンをオンライン予約できるサイト
Booking.com
エクスペディア

 ブティックホテル・アルカディア(2019年)

上にも書きましたが、2019年のヴェネツィア滞在では、サンタ・ルチア駅に近いブティックホテル・アルカディアに宿泊しました。

このホテルはほとんど不満がない、非常に素敵なホテルでした!

別ページで詳しくレビューしていますので、よろしければこちらをご覧下さい→ヴェネツィアの駅近くのおすすめホテル!アルカディアに宿泊した感想

ホテル探しは、ホテル検索サイトの利用がおすすめ

私のおすすめホテル検索サイトを紹介している記事は、こちらです。

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。