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物価が高いことで有名なヴェネツィアですが、無料で入場できる素敵な教会もいくつかあります。

このページでは、私がヴェネツィアで入場した無料教会をご紹介します。

入場自体は無料だけど、有料ゾーンがある」というパターンの教会が数多くあるのでご注意ください。

サン・マルコ寺院

サン・マルコ広場

ヴェネツィアを代表する教会であるサン・マルコ寺院は、入場が無料です。

サン・マルコ寺院内部の美しい金色のモザイクを無料で見学できますが、内部入場するためには結構な行列に並ばなければなりません。

サン・マルコ寺院には、博物館など、有料ゾーンもあります。

詳しくは下記のページでまとめてありますので、ご参照くださいませ。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

ヴェネツィアサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、サン・ジョルジョ島にある、ルネサンス期の天才建築家パッラーディオ作の堂々とした教会です。

サン・ジョルジョ島へ行くには、ヴェネツィア本島のサン・ザッカリアという停留所からヴァポレットに乗ります。

サン・ジョルジョ島はすぐそこで、5分程度で着きます。

うっかり反対方向行きのヴァポレットに乗ると、サン・ジョルジョ島が遠ざかって行きますので気をつけてください

サン・マルコ広場が見える鐘楼は有料

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の内部入場自体は無料ですが、鐘楼へ上るのは有料です。

サン・ジョルジョ島は、サン・マルコ広場と大運河を挟んで向かい合っているため、この鐘楼の上からは、サン・マルコ広場の素晴らしいパノラマを拝むことができます。

こんな感じで、ヴェネツィア本島のパノラマを、海越しに上から拝めます。

正面にサン・マルコ広場が見えるのが素敵で、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼は、ヴェネツィア屈指のパノラマスポットと言えます。

教会内部の左手の方に、鐘楼の切符売り場と入り口がありました。

エレベーターで上るのであっという間で頂上に着きます。

エレベーター利用なので、体力に自信がない方でも心配なく上れるのがポイントが高いです!

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
イタリア語:San Giorgio Maggiore
公式サイト:http://www.abbaziasangiorgio.it/

サン・ザッカリア教会

サン・ザッカリア教会

サン・ザッカリア教会は、サン・マルコ寺院の裏手にある教会です。

狭い道を抜けると、広場に堂々と建っている姿が現れます。

白くて丸みを帯びた、独特の外観が印象に残っている教会です。

無料入場できる部分に、べッリー二の傑作『玉座の聖母と諸聖人』があります。

点灯マシンで照らして鑑賞するので、50セントや1ユーロの硬貨をお忘れなく(持ってない時は、待っていれば誰かが点灯してくれます)。

ベッリーニ作品のポストカードは、見えやすい場所では販売していませんでしたが、神父さんに聞いてみると、引き出しから持ってきてくれて、購入できました。

「聖具室」と「サンタ・タナシオ礼拝堂」は有料

サン・ザッカリア教会は、一番の見どころであるベッリーニ作品は無料ゾーンで鑑賞できますが、有料ゾーンもあります。

ティントレット作品のある聖具室や、地下の冠水した状態の納骨堂(クリプタ)、カスターニョのフレスコ画が残るサンタ・タナシオ礼拝堂が有料ゾーンで、€2で見学できます。

私が見学した時は、カスターニョのフレスコ画が修復中だったためか、€1で入場できました。

冠水した納骨堂は、人が少ないこともあってちょっと怖い雰囲気もありましたが、ヴェネツィアらしい風景だとも思いました。

それほど高額ではないので、時間のある方は、これらの有料ゾーンも入場してみて下さい。

サン・ザッカリア教会
イタリア語:Chiesa di San Zaccaria

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、大運河の終点あたりで見えてくる教会です。

「白美人」と呼びたくなるような外観で、ヴェネツィアで最もエレガントだと思う教会です。

ティツィアーノの天井画「カインとアベル」は有料(€4)の美術館にあるようですが、残念ながら閉まっていて鑑賞できませんでした。

内部入場は無料なのですが、入り口で、いかにも入場料を取ってるふりをしているジプシーがいました。気をつけてください。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
イタリア語:Santa Maria della Salute
公式サイト:http://basilicasalutevenezia.it/

サン・サルヴァドール教会

サン・サルヴァドール教会は、リアルト橋からサン・マルコ広場へ向かうメインストリート上にある教会なので前を通る機会があるでしょう。

内部にはティツィアーノ作品があります。

また、アカデミア美術館展で日本に来日した、ティントレットの『受態告知』も、もともとはこの教会にある作品です。

サン・サルヴァドール教会
イタリア語:Chiesa di San Salvador
公式サイト:http://www.chiesasansalvador.it/
この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。