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ローマで宿泊がおすすめのエリアはどこ?

ローマ

イタリアの首都であるローマは、他のイタリアの観光都市と比べて、見どころが点在していて、観光のための移動が多い町です。

そのためローマ滞在は、宿泊するホテルをしっかり選ぶ必要があります。

ローマのどこに行きたいかを大まかに決め、歩いて行くのか、バスで行くのかなどを考えながら、効率よく観光できそうな宿泊エリアを選びましょう。

私が計3回ローマに滞在した経験を踏まえて、ローマで宿泊するホテルを選ぶのに、おすすめしたい地区・エリアをご紹介します

観光に一番便利なのはナヴォーナ広場付近の宿泊!

ナヴォーナ

ローマは見どころが多すぎるという贅沢な悩みのある都市ですが、全ての見どころのだいたい真ん中にあたるのが、ナヴォーナ広場やパンテオンのあるエリアです。

このエリアに宿泊すれば、城壁外の見どころ以外は、徒歩で周れます

また、夜でも観光客やローマっ子の多いエリアなので、比較的安心感があり、ホテルに夜遅く戻っても、あまり不安はありません。

そんなわけで、いつも私は、ローマに滞在する時は、まずはこのあたりのホテルを探すのですが、問題がひとつ………料金が高いッ!

評判の良いホテルや、設備の整ったホテルは見つかるのですが、どうしてもローマの中心で便利ということもあって、他の地区の同じような水準のホテルと比べて、宿泊代金が高く感じます。

予算に余裕のある方であれば、断然おすすめしたいのがこのエリアなのでありますが、残念ながら、私にはこのエリアは予算オーバーなのであります…。

ナヴォーナ広場周辺に宿泊するメリット
ローマのど真ん中で観光に便利
治安がよい

ナヴォーナ広場周辺に宿泊するデメリット
ホテル料金が高い

リソルジメント広場付近のホテルもなかなかおすすめ

バチカン

リソルジメント広場とは、バチカン市国のすぐ隣にある広場で、この付近にはホテルが多いです。

このエリアに宿泊すると、混雑必至のバチカン美術館やサン・ピエトロ大聖堂へ、朝一番で駆け込むのに便利です。

サン・ピエトロ大聖堂が近いので、高さのあるホテルに宿泊すると、ホテルからサン・ピエトロ大聖堂のクーポラを拝める場合もあります。

リソルジメント広場は、ローマの北西部でテヴェレ川の西側にあり、同じ西側のサンタンジェロ城や、トラステヴェレ地区にはすぐに行けます。

東側の、パンテオンやナヴォーナ広場、スペイン広場などは徒歩圏内ですが、さらに南の方、コロッセオなどがある地区はやや遠くなります。

ですが、リソルジメント広場にはバスターミナルがあり、多くの市バスがここから出ていて、各見所までバスで行くことができます

多くのバスの始発・終点でもあるので、バスの乗り降りがわかりやすいのもメリットです。

リソルジメント広場のバスターミナルから、スタディオ・オリンピコ行きのバスも出ているので、サッカー観戦を予定している方にもおすすめです。

リソルジメント広場周辺に宿泊するメリット
バチカン市国が近い
バスターミナルがあり交通の便がよい

テルミニ駅周辺に宿泊するメリットとデメリットは?

テルミニ駅近く

ローマでホテル探しをしていると、テルミニ駅周辺に経済的なホテルが多く、「よし!駅周辺は便利だし、テルミニ駅近くに泊まろう!」と、つい思ってしまいます。

確かにテルミニ駅周辺は、交通面を考えると便利です。

イタリア旅行で、ローマだけに滞在するという方は少ないでしょうから、ローマへ、もしくはローマからの移動に鉄道を使うなら、駅周辺に宿泊するメリットはあります。

しかし、駅周辺のホテルが安いのには理由があって、イタリアの大都市の鉄道駅周辺は、総じて治安が良くないと言われます。

だからといって、旅行者が、必ず駅周辺で怖い思いをするとは限らないのですが、特に何も起こらなくても、駅周辺に、アヤシイ人々がたむろしていることが多いのは確かです。

また、宿泊中に、街路の騒音が気になる可能性もあります。

また、テルミニ駅周辺は、ローマの中で見どころが多い地区ではありません。

ローマ以外の町との移動には便利かもしれませんが、ローマ観光をするにあたって拠点とするには、便利な場所とは言えません。

テルミニ駅周辺の宿泊がおすすめなのは、とにかく経済的なホテルが良いという方、ローマからあちこちの町に鉄道を使って日帰りする予定の方、ローマ滞在が1泊しかなく、他の都市との移動がスムーズな方が時間の節約になる方…などの場合です。

テルミニ駅周辺に宿泊するメリット
格安ホテルが多い
他の町との移動に便利

テルミニ駅周辺に宿泊するデメリット
治安がよくない
ローマ観光の拠点としては不便

サッカー目当ての方はマンチーニ広場に宿泊するのもアリ!

スタディオ・オリンピコ

ローマへ行く主要な目的がサッカー観戦の場合は、スタディオ・オリンピコ近くの、マンチーニ広場周辺に宿泊するという手もあります。

スタディオ・オリンピコは、ローマ中心街からのアクセスが不便な場所にあるわけではないのですが、問題は、試合の後です。

特にビッグカードの場合、試合後の人の流れがカオス状態になるので、スタジアム周辺では、バスが身動きできなくなり、全然動きません(歩いてる人に抜かれていく…)。

また、バスに乗って中心部に戻る人も多いため、バスが満員すし詰め状態になります。

ローマは、旅行者にとって治安のよい町とは言えない部分があるため、すし詰めバスに乗って、深夜遅くにホテルにたどり着くというシナリオは、あまりおすすめできません

ローマ滞在中に、何度かスタディオ・オリンピコに行くという場合は、思い切って、スタディオ・オリンピコの徒歩圏内に宿泊してもよいと思います。

スタジアム近くのマンチーニ広場は、大きな市バスのバスターミナルもあるので、意外と中心部に行くのに苦労はしません。

スタディオ・オリンピコへの移動時間を短縮することで、かえってゆっくりできる時間が増えるのではないかと思います。

マンチーニ広場周辺に宿泊するメリット
サッカー観戦(特に夜)に便利
市内バスのターミナルがある

マンチーニ広場周辺に宿泊するデメリット
ローマの中心部が遠い

私がローマで宿泊したホテルをご紹介

 アトランテスター(2009年)

2009年、最初のイタリア旅行で宿泊したのが、地球の歩き方にも掲載されている、アトランテスターです(Hotel Atlante Star)。

ホテルを選んだ決め手は、リソルジメント広場近くだったので、バチカンに行きやすかったことサッカー観戦を予定していたので、リソルジメント広場からスタジアム行きのバスが出ていたことです。

しかし、一番の理由は、その年、ローマが出場していたチャンピオンズリーグのチケット手配を快諾してくれたことです。

手数料は€5で、FAXでパスポートのコピーを送って、前売り券を手配してもらいました。

 ただし、サッカーチケットの手配は年々厳しくなっているので、現在もこの方法で手配してもらえるかはわかりません。現在は、パスポートのオリジナルがなければチケットが取れないこともあります。

朝食はビュッフェ形式で、朝食ルームからはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えました。ただ、イタリアにしては珍しく、味はイマイチでした。

また、ホテルの設備はあまりよくなく、バスタブがありましたが、栓が壊れていて、お湯を張ることができませんでした。

2009年には日本人スタッフさんもいらっしゃって、ホテルスタッフさんたちは皆、親切でした。それが一番良かった点だと思います。

アトランテスターの詳細を見る

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 B&B Cristina(2010年)もう営業していないかも

2010年は、サッカー観戦を主な目的にローマに行ったので、ローマの城壁外、スタディオ・オリンピコの近く、マンチーニ広場近くのB&B Cristinaに宿泊しました。

今でこそ、スタディオ・オリンピコ周辺の宿泊施設は増えましたが、当時はほとんど見つからず、「一番スタディオ・オリンピコに近い」という理由で、あまり口コミもない個人経営のB&Bに、「えーい、ままよ!」と宿泊しました。

個人宅の間借りという面白いB&Bでした。若い女性オーナーがとても親切で、インテリアのセンスもよかったです。

また泊まりたいかも!と思ったB&Bだったのですが、おそらく、今はB&B業はやっていないようで、トリップアドバイザーの登録もなくなってしまっています。残念…。

 Residence Gonfalone(2013年)

2013年の旅行は、ローマをあちこち歩きまわる予定だったため、観光に一番便利なナヴォーナ広場近くに泊まりたかったのですが、どうしてもリーズナブルなアパートメントが見つかりませんでした。

そこで、ナヴォーナ広場よりテヴェレ川寄りの、ジュリア通りという大通りから一本入った路地のアパート、Residence Gonfaloneに宿泊しました。

ここを選んだ決め手は、野菜市場が開かれるカンポ・ディ・フィオーリ広場に近いから、自炊に便利だと思ったのですが、カンポ・ディ・フィオーリ広場は、思ったより遠かったです。

ただ、すぐ近くにスーパーマーケットがあったため不便はありませんでした。

立地としては、テルミニ駅以外のたいていの観光地には、徒歩で行くことができました。サッカースタジアムにも、テヴェレ川沿いから280番バスに乗って行けました。

スタッフさんは若い人が多く、英語が堪能でした。

このアパートメントは、ジュリア通りに面しているメゾンジュリアというアパートの離れという位置づけで、チェックインや手続きは、600mほど離れたメゾンジュリアで行うのがやや大変です。

 ていうか、最初、チェックインはResidence Gonfaloneの方でするから直接来てねとかメールで言ってたくせに、いざ出向いてみると、誰もResidence Gonfaloneの方では待ってなくて、夜道を600m歩いてメゾンジュリアまで行ったよ。あー大変だった(思い出したくもない)。夜間に日本から辿り着いたその日ですよ!今では笑い話ですが。

アパートなのでキッチン付きでしたが、洗濯機はありませんでした。

室内の設備は近代的で、私は過ごしやすかったですが、姉は「狭い!」とのたまっていました。

Residence Gonfalone(メゾンジュリア)の詳細を見る

Booking.com

エクスペディア

agoda

※「メゾンジュリア」で検索してください

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