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イタリア旅行には、スーツケースの他に、町歩きのためのかばん類が必要です。

この、観光する時のバッグの選択は、快適にイタリア旅行を楽しめるかどうかを、左右することもあります。

私の経験から、イタリアの町歩きにおすすめのバッグについて、考察してみます。

イタリア旅行のバッグ選びは持って歩き回ることを念頭に

イタリアの観光は、教会や宮殿などを見ながらの町歩きや、美術館鑑賞、古代遺跡見学などがメインです。

イタリアの山間部の町は、急勾配な上に石畳という道が多く、古代遺跡は舗装されていない道を歩くこともあります。

イタリア旅行のツアーパンフには、よく「この日の歩く度」などが書かれていますが、イタリア旅行は、かなり歩き回る旅行になる、と想定しておきましょう。

そのため、バッグは「長時間歩き回るのに適している」タイプを選ぶのがおすすめです。

おすすめは、リュック(バックパック)かショルダーバッグ。どちらも両手を空けて持つことができます。

日本でタウン使いするようなトートバッグや、男性用のクラッチバッグ(セカンドバッグ)は、イタリアの町歩きにはおすすめしません。

一昔前に海外旅行する日本人に流行っていた、ウェストポーチは、容量があまりに小さく使いづらいです。また、一目で日本人だと思われて、スリなどに狙われる可能性もあります。

リュックとショルダーバッグ、それぞれのメリット・デメリットは?

イタリア旅行の町歩きのためのバッグは、リュックサック(バックパック)かショルダーバッグが推奨。

では、リュックとショルダー、どちらを選ぶか。

イタリア旅行で持ち歩く際、リュックとショルダーには、それぞれ長所と弱点があります。

リュックの長所と弱点

リュック

イタリア旅行でリュックを持つメリット

まず、リュックは、両肩に持って安定しているので、持って歩きやすいです。

容量が大きいものが多く、たくさん物が入る上に、両肩に重さが分散されるため、片方の肩に負担がかからず、たくさん歩いても疲れません。

また、両肩でしっかりホールドしているため、バイクでのひったくり被害にはほとんど遭いません。

リュックのメリット

たくさん入る

疲れない

バイクのひったくりに強い

イタリア旅行でリュックを持つデメリット

ひったくりには強いリュックですが、最大のデメリットは、後ろから近づき、チャックを開けて物を盗むタイプのスリに狙われやすいこと。

パレルモで、姉がリュックを背負っていた時に、スリ集団に狙われて、リュックのチャックを開けられました(物を盗られる前に気付いたので、事なきを得ましたが)。

また、リュックは背後にあるため、中に入れている荷物をサッと取り出しにくいです。

あと、背負うタイプのカバンでは、美術館に入れず、クロークに預けなければならない場合がほとんどです。

荷物は預けて、身軽に美術館鑑賞できるというメリットはありますが、貴重品を預けるのは危ないので、貴重品入れを別に用意する必要が出てきます。

リュックのデメリット

背後からのスリにターゲットにされやすい

物の出し入れが面倒

持ったまま美術館に入れない

ショルダーバッグの長所と弱点

ショルダーバッグ

イタリア旅行でショルダーバッグを持つメリット

ショルダーバッグは、コンパクトで、バッグ自体が手の届きやすい位置にあるため、中の物が取り出しやすいのが長所です。

目が届きやすい範囲にカバンの開口部があるため、スリにも狙われにくいです。

特に、マジックテープで開閉するタイプは、開ける時にバリッと音がして、気付かれずに開けることが難しく、スリの心配は少ないです。

また、よほど大きなバッグでない限り、美術館・博物館にはそのまま入れます。

ショルダーバッグのメリット

物の出し入れがしやすい

スリに狙われにくい

美術館に預ける必要がない

イタリア旅行でショルダーバッグを持つデメリット

ショルダーバッグの欠点は、片方の肩に負担がかかるため、リュックよりも疲れます。

リュックよりもずっと重たく感じるので、荷物をたくさん持ち運ぶのには不向きです。

気候や気温が変わりやすいイタリアでは、折りたたみ傘や、ストール類などの小物を持ち歩きたいところなのですが、ショルダーだと入らないケースも出てきます。

他には、都市部など、バイクのひったくりが多発する町では、ショルダーバッグはバイクでのスリに狙われやすいというのがマイナス点です。

ショルダーバッグのデメリット

重くて疲れる

容量が少ない

バイクのひったくりに狙われやすい

結局リュックなのかショルダーなのか、それが問題だ

スーツケース

これらのメリット・デメリットを踏まえて、ではイタリア旅行でのバッグは、リュックにするべきなのか、ショルダーの方がよいのか。

おすすめなのは、二人で旅行する場合、一人がリュック、一人がショルダーにすることです。

かさばるもの、重量があるものはリュックに入れて、よく取り出す財布やカメラはショルダーの人が担当する。

しかし、この技ができるのは、万が一盗難や紛失があった場合でも、人間関係が崩れないような、カップル旅行や家族旅行の場合だけかもしれません。

この技が使えない場合は、リュックとショルダー、両方とも持って行くのがよいです。

荷物が増えると感じるかもしれませんが、リュックとショルダーのどちらかを、薄いナイロン製のものにすれば、コンパクトにスーツケースの中にしまうことができます。

たくさん荷物を持って歩く必要がある日はリュック、ふらっと町歩きするだけの日はショルダーと、使い分けるとよいでしょう。

私は、宿泊している町から他の町へ遠足するときはリュック、宿泊している町を歩く時は荷物を少なくしてショルダー(万が一何か必要になったらホテルに戻れば良い)、というのを基本にしています。

ただし、リュックを持つ日は、くれぐれも背後からのスリに気をつけて!

貴重品はリュックの底の方に入れる、財布の中にその日に使う予定のない大金やクレジットカードを入れないなど、しっかり対策を取りましょう。

財布類をリュックの底に入れると取り出しが面倒ですが、スリに遭うよりはマシですよね。

どうしてもお金の取り出しが面倒だという人は、サッと使う少額のお金は小さなポーチに入れて、ポケットに入れたり、リュックの上の方に置いたりすると便利です。

私が愛用しているリュックとショルダーは?

私が愛用しているリュックはエルベシャプリエのものです。ナイロン製で軽くて丈夫なのと、シンプルでカジュアルだけど、どこか品のよいデザインが気に入っています。

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ショルダーはMILESTO(ミレスト)のものを愛用しています。

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