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歯医者さん

イタリア旅行の準備として、必ずやっておきたいことが、旅行前に歯の検診を受けることです。

イタリア旅行の準備に歯医者さん?と思うかもしれませんが、パスポートの取得と同じくらい、絶対にしておいた方がよい準備です!

その利用は大きく分けて、2つです!

1.イタリアへの長時間フライト中に歯痛が起こると悲惨!

イタリア国内線

「航空性歯痛」とは?

私は幸い、まだ経験したことがありませんが、「飛行機に乗っているときに歯が痛くなった」という体験を持つ人は多く、「航空性歯痛」という言葉も存在します。

この痛みが、耐えられないほどではなかったというラッキーな場合から、その後、飛行機に乗るのが恐怖に感じるほどトラウマになったというケースまであります。

いずれにしろ、イタリアへのフライトは12時間以上。

それほどの長時間に、歯痛に耐えるのは、非常に苦しい状況であることは予想されます。

フライトで痛くなるのは虫歯や治療中の歯!

「航空性歯痛」が起きやすいのは、虫歯や、治療中の虫歯、スキマができてしまっている古い詰め物・被せ物がある場合だそうです。

長距離フライトに備えて、虫歯や、状態の悪い詰め物・被せ物がないか、旅行出発前に歯科でチェックしてもらいましょう。

虫歯の治療中に、仮の詰め物が詰めてある場合も、痛みが起きやすい状況ですので、飛行機に乗る前に虫歯の治療が完了していることが大前提です。

歯医者に長く行っていない人は、処置が長くなる可能性があるので、旅行まで半年を切ったら、早めに歯科を受診しましょう。

私はどんなに遅くても2ヶ月前には行くようにしていますが、長くかかる治療を要する歯があった場合は、2ヶ月ではちょっと遅いですね。これからは3ヶ月前にします!

2.イタリアでの歯科の診察は高額!

歯医者さんの道具

実は今まで知らなかったのですが、海外旅行中の医療機関での診察も、国民健康保険社会保険の適用を受けられます。歯科治療も適用内です。

そう聞くと、「何だ、安心!今まで、海外旅行保険に入ってたけど、必要ないんだ」と、早計しそうになりますが、安心してはいけません。

国民健康保険・社会保険の海外治療の適用は、「同様の疾病を日本で受けた場合にかかる治療費」を基準として、計算されます(海外での治療費が、日本の基準より安かった場合は、そちらの金額になる)。

イタリアの歯科医療の治療費は、医療機関にもよりますが、日本よりもずっと高額で、10倍以上の金額になることもあります。

そのため、国民健康保険・社会保険の適用で、若干お金が戻ってくるとは言え、かかった治療費のほとんどは自腹となります。

無料クレジットカードの海外旅行保険は歯科治療は適用外

イタリアの歯科治療が高額でも、自分は海外旅行保険の手厚いクレジットカードを持っているから大丈夫!と言う方も注意してください。

年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、歯科治療は保険適用外であることがほとんどです。

(※突発的な事故で、歯が折れた・破損した等の場合は、傷害保険が適用される場合もあるそうです)

海外旅行保険の歯科治療は適用が厳しい

クレジットカード付帯ではなく、有料で入る海外旅行保険は、以前に比べると、歯科治療も対象となるプランが増えてきています。

ただし、こういった海外旅行保険に入っても、歯科治療に関しては安心はできません。

歯科治療の保険は、適用条件が厳しいです。

よっぽど緊急で、事前に予測できなかった症状に対する治療だと認められないと、保険が下りません。

旅行前の歯科検診はマスト!旅行中の食べ物も注意しよう

歯医者さん

以上、「飛行機で虫歯や治療中の歯が痛む」「イタリアの歯科治療費は高く、旅行保険も適用されにくい」という理由から、イタリア旅行前の歯科検診は必須準備事項です!

せっかくのイタリア旅行が、歯への心配で楽しめないなんてことがないように、必ずベストな口腔状態で、イタリア旅行にのぞみましょう。

また、イタリア旅行中に、治療した虫歯跡の詰め物や被せ物が取れると、これまた面倒です(これが「事故」と見なされると、旅行保険の適用を受けられる可能性はあります)。

イタリア旅行中は、グミやソフトキャンディなど詰め物が取れやすいもの、歯で無理して噛み切る堅い食べ物などを、なるべく食べないようにしましょう。

私はイタリア旅行中は、大好きなハリボーのグミを控えるようにしています!

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。