【目次】
ローマを1日で周るおすすめのモデルコース!
見どころが多すぎるローマは、連泊して楽しみたい町です。
とはいえ、どうしてもローマで1日しか過ごせないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、1日でローマを楽しむモデルコースを作ってみました。
ローマに限らず、イタリア旅行では、不測の事態が起こりやすいので、あまりにも時間に追われすぎないようなコースにしました。
そのため、ガイドブックや他のサイトが提案しているようなモデルコースに比べると、訪問スポットの数が少なくなっています。
- バチカン美術館
- まず、朝一番で、バチカン美術館に行きます。
美術館に入場したら、「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」の矢印に従って、他の展示物は飛ばして、まっすぐシスティーナ礼拝堂を目指します。
システィーナ礼拝堂の手前のラファエロの間を見学した後、システィーナ礼拝堂を見学。朝一番に、システィーナ礼拝堂に直行すれば、結構すいている状態で見ることができます。
- サンタンジェロ城(外観)・サンタンジェロ橋
- サンタンジェロ城内には入らず、天使の立ち並ぶサンタンジェロ橋から外観を拝みます。
- スペイン広場
- おそらく人がものすごく多いので、ササっと見学。
- トレヴィの泉
- おそらく人がものすごく多いので、ササっと…(以下略)
- コロッセオ(外観)
- まずは外側から、コロッセオの雄大な姿を拝みましょう
- コロッセオ内部入場か「真実の口」を見に行くか選択
- ここは2択。
コロッセオの内部に入るか(おそらく行列あり)、「真実の口」を見に行くか(写真撮影の行列はあり)。
- ジェズ教会
- バロックの3D天井画と呼ばれる、絵が立体的に見える圧巻の天井画を鑑賞しましょう。お昼休みがあるので、ジェズ教会到達は16時くらいが望ましいです。
- パンテオン
- パンテオンは内部入場が有料になりました。外観だけ見てもよいですし、内部入場する場合は広くないので時間はかかりません。
- サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
- サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会に内部入場して、カラヴァッジョの聖マタイ三部作を鑑賞します。
- ナヴォーナ広場
- ベルニーニ作の四大河の噴水のある、バロック芸術の宝庫、ナヴォーナ広場で〆。
このルートであれば、それほどバタバタすることなく、旅程をこなせるのではないかと思います。
制限時間が1日なので、行列の待ち時間が長いサン・ピエトロ大聖堂は、あえて外しました。
古代ローマ遺跡、ルネサンス芸術、バロック芸術、ローマの休日コースと、ローマという町がもつ複数の顔を、それぞれ少しずつ楽しめるコースになっています。
もし、このモデルコースで時間があまったらどうする?
このモデルコースは、鈍足旅行派の私が作ったものなので、やや、ゆとりのあるコースです。そのため、サッサと回り終わってしまう人もいるかもしれません。
フフフ…そんなこともあろうかと、〆をナヴォーナ広場にしてあるんですよ。
ナヴォーナ広場周辺は見どころが多く、
カラヴァッジョ作品・ラファエロ作品を所蔵するサンタゴスティーノ教会へ入ってもいいですし、
パンテオン近くのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会も見どころの多い教会です。
まだまだ歩き足りない場合は、このモデルコースではスキップした、サン・ピエトロ大聖堂まで行くのも、ナヴォーナ広場からならそれほど遠くないです。
サン・ピエトロ大聖堂が開いている時間に間に合わなくても、大聖堂前の広場や、正面からの外観だけでも楽しめます。
もし、ローマで2日過ごせるなら?
ローマで2日過ごせるなら、上記のコースに、サン・ピエトロ大聖堂と、フォロ・ロマーノを加えるのが妥当だと思います。
また、バチカン美術館の、システィーナ礼拝堂以外の部分を省略せず、傑作の多いピナコテカ(絵画館)と、有名な「ラオコーン」のある、ベルヴェデーレの中庭を鑑賞に加えるのもおすすめです。
美術好きには、城壁外になりますが、ボルゲーゼ美術館もおすすめしたいです(ボルゲーゼ美術館は事前予約が必須。くわしくはこちらへ→ボルゲーゼ美術館のすべて 予約・行き方・見どころなど)。
「ローマの休日コース」には本当に行きたいか考えよう
ローマ観光では、映画「ローマの休日」にゆかりのあるスポットが人気です。
「スペイン広場」「トレヴィの泉」「真実の口」などが有名スポットですが、旅行のオフシーズンでも、すさまじい人だかりです。
映画を見ていない私の感想だと、これらの有名スポットは、それぞれ魅力はありますが、他のローマの観光スポットよりも、特別に優れて見どころがあるということはありません。
特に思い入れもないのに、この「ローマの休日」スポットだけをピンポイントでまわってしまうと、「ローマではただ人ごみに疲れただけ…」となってしまう可能性もあります。
もしローマで過ごせる時間が短いのであれば、「有名だから」行くのではなく、本当に行きたいかどうかを考えて、コース決めすることをおすすめします。
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- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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