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ローマは「東京より暑い」ことを想定しよう!

ローマ

ローマは、イタリアの中部に位置します。

ローマの気候は、同時期の東京よりは暑いと考えた方がよいです。

同じ観光都市でも、北部のミラノやヴェネツィア、中部内陸部のフィレンツェとくらべると、ローマは気温が高く、体感温度も暖かく感じます。

私のローマでの服装の失敗は、「暑すぎた…」がほとんどです。

ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェと合わせて周遊する定番コースでは、どうしてもミラノやヴェネツィアなど、寒い地域に合わせた準備をしがちになりますが、ローマが暑いことも想定して、やや涼しい恰好もできるように準備するのがおすすめです。

また、ローマでは屋外を歩くことが多く、地中海の日差しは日本人には強く感じます。ぜひサングラスを持って行きましょう!

私が実際にローマを旅した、2月・3月のローマの気候と服装に関しては、こちらのページをご参照ください→ローマの2月・3月の気候と現地での服装のアドバイス!

ローマでの服装は「防犯」がキーワード!

ローマ

このサイトでも、繰り返し書いていることですが、ローマは旅行者にとって安全な町とは言えません。

ローマの治安についてくわしくはこちら→ローマの治安を実体験で語る!3つの危険エリアと旅行者が注意したいこと

ローマ旅行の服装は、現地の気候だけでなく、治安対策にも気を配って決めることをおすすめします。

以下、ローマの防犯対策として、ファッション選びの際にできる対策を考えます。

ローマでは高級すぎる着こなしは避ける

ローマ

ローマは観光客が多い町で、軽犯罪をたくらんでいる人たちは、現地のローマ人より、勝手がわからない「弱者」である旅行者を狙う傾向があります。

数多い観光客の中で、特に目をつけられないようにするためには、「お金を持っている」と思われるようなメッセージを発さないことです。

具体的には、高級ブランドでファッションを固めないこと。

特に高級ブランドのバッグ類は、衣類にくらべて高額さがわかりやすいですし、バッグ自体が転売できるため、ひったくりのターゲットにもなります。

「イタリア人はおしゃれだからイタリアではおしゃれにしなきゃ!」と考える人(私の母…)もいますが、現地のイタリア人は、日本人のイメージほどは着飾っていません。

ローマでは治安面の事情もありますので、なるべくカジュアルなファッションをおすすめします。

バックパックを持つ場合は周囲に注意して!

ローマ

たくさん歩く予定の旅行者は、歩きやすいようにリュックを愛用している人もいるでしょう。

目の届かない背中側に荷物を持っていると、やはりスリや泥棒に狙われやすくなります。

ローマではバックパックを持つのはNGとまでは言いませんが、バックパックを背負っている時は、周囲にじゅうぶん注意するようにしてください。

ショルダーはマジックテープタイプがおすすめ

バックパックよりも防犯面でおすすめなのは、ショルダーバッグです。

それも、できればファスナーではなく、マジックテープで開閉するタイプがよいです。

マジックテープは、スリが開けにくいというのが大きなメリットです。

開ける時にバリっと音がするので、開けられたら気づきますし、意識の高いスリ(?)は、はじめから狙いません。

「マジックテープなんて、カジュアルすぎる…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ローマでは上にも書いたように、マジックテープのショルダーでもおかしくないような、カジュアル路線のファッションの方がおすすめです。

私は、ずっとミレスト社のショルダーバッグを愛用しています。

ショルダーバッグ

旅行向けのブランドなので、軽くて持ちやすく、デザインも豊富なので選んで楽しいです。お値段も安いので、複数買いもおすすめです→「MILESTO」公式オンラインストア

ローマの格式高い教会は露出の多い服装はNG!

サン・ピエトロ大聖堂

カトリックのお膝元であるローマは、格式の高い教会が多いです。

サン・ピエトロ大聖堂など、格式の高い教会には、露出の多い服では入場できないことがあります。

また、バチカン美術館内のシスティーナ礼拝堂は、美術館内にあるとはいえ、聖なる祈りの場であるため、ドレスコードが厳しいです。

夏場にローマ観光する場合は、教会に入場する際に、サッと羽織れるようなカーディガンや、大判薄手のストールを準備しておくと安心です。

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。