【目次】
今回のヴェネツィア滞在は、サンタ・ルチア駅から近いカンナレージョ地区に宿泊しました。
このエリアは、観光の中心地からはやや遠いですが、評価の高いレストランが多いのが魅力です。
ヴェネツィア2日目のディナーは、評判のよい「ラ・コロンビーナ」(La colombina)というレストランに入ってみました。
「ラ・コロンビーナ」はどんなレストラン?
「ラ・コロンビーナ」は、カンナレージョ地区の大通り・レオナルド・ダ・ヴィンチ通りから、路地を一本入った、奥まった場所にあります。
まさに「隠れ家レストラン」という立地です。
場所がわかりにくいためか、大通りに看板が立っています。
提灯のような、かわいらしい小鳥の灯りが目印です。
ラ・コロンビーナは「リストランテ(Ristorante)=高級レストラン」と「エノテカ(Enoteca)=酒屋」を屋号につけています。
高級店とは言っても、ドレスコードはありませんでした。
リストランテらしく店内の雰囲気は落ち着いていて、スタッフの対応もていねいです。小さいながらも品のある佇まいのお店です。
また、入口にはミシュランのステッカーが貼ってありました。
ラ・コロンビーナで食べたお料理をご紹介
最初にウェルカム料理としてスープが出てきました。オーダーしなくても無料で出てくるお皿です。この日は寒かったので、滋養タップリの味が身体に染みこむようでした。
こちらもサービス料に含まれているパンです。黒パンがおいしかったです!
野菜大好きな私は、英語で「Venice vegetaple selection(€14.5)」となっていた野菜料理をオーダー。
新鮮なヴェネツィアの野菜をオリーブで蒸した感じで、上品な味がしました。寒い日は生サラダより、ホットサラダがおいしい!
メインには、コロンビーナの名物だという「influssi d’oriente」という名前の、金箔入りのイカスミリゾットをオーダーしました。
このリゾットは2人前からしかオーダーできず、2人前だと€38となり、結構なお値段なのですが、せっかくだからと、思い切ってオーダーしました。
パフォーマンスが面白くて、フライパンのまま出来立てのリゾットを持ってきます。
それを、目の前でスタッフさんが2つにつぎ分けてくれて、最後に金箔を上に載せてくれます。
手が込んだ料理で、味わい深い美味しさがありました。
最後に載せてくれる金箔がエレガント!
ラ・コロンビーナで感じたコスパは?
ラ・コロンビーナでは、女性二人で入店し、サービス料(コペルト)€2.5×2、ミネラルウォーターが€3.5、野菜料理が€14.5、リゾットが2人前で€38、合計€61でした。
味は美味しかったですし、サービスにも満足ですが、高いといえば高い…かな。
とは言っても、物価が高いヴェネツィアでは仕方ないかもしれません。
まとめ
というわけで、ミシュラン店「ラ・コロンビーナ」のレビューでした。
「ラ・コロンビーナ」は安いお店ではありませんが、隠れ家的な雰囲気や、品のあるサービス、リゾットのパフォーマンスなど、思い出に残るレストランです。
新婚旅行やシニアの記念旅行、グルメを目的とした旅におすすめです。
あとから気づいたのですが、前菜にカウンターに置いてある小鉢を4つ選べるメニューがあります。これが結構人気だったので次に行く機会があったら食べてみたいです。
私が入店した日は空席こそありましたが、ほとんどのテーブルは埋まっていました。
確実に入店したいという場合は、予約しておくのがおすすめです。
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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