ヴェネツィアは今回が2回目の滞在。

8年前はまだイタリアビギナーの域を出ていませんでしたが、イタリア旅行も今回で9度目。

今回のヴェネツィア滞在では、ぜひバーカロを体験してみようと考えていました。

ヴェネツィアのバーカロとは?

ヴェネツィアのバーカロ

ヴェネツィアのバーカロ(Bacaro、複数形はバーカリBacari)とは、ヴェネツィア独特の居酒屋のことです。

観光都市ヴェネツィアは、大きな通りや広場は観光客に占拠されていますが、路地裏には地元民しか知らないお店が隠れています。

路地に知られざる小さな居酒屋があり、暗闇を照らすホッとするような灯りに、地元の人たちが集まり、安いお酒とおつまみを食べながら談笑する。

ヴェネツィアの迷宮には、絵に描いたような隠れ家店がたたずんでいます。

「DA LUCA E FRED」でバーカロ体験!

宿泊したホテル・アルカディアのお向かいに、地元の人たちでいい感じに賑わっているバーカロがあったので、縁を感じて入ってみることにしました。

お店の名前は「DA LUCA E FRED」。

バーカリ

まず、他のお客さんを観察してみると、まずはカウンターで注文して、注文したワインとおつまみを、支払いはせずに自分でテーブルまで運んでいる様子。

ヴェネツィア方言ではワインを「オンブラ」と言いますが、さすがに「オンブラ」とは言えず、普通にイタリア語で「ヴィーノ・ロッソ(=赤ワイン)」を頼んでみました。

すると、スタッフさんが「何にする?」と聞いてきました。

えっ?赤ワインの中でも種類を選ばなきゃいけないの?

カウンターの黒板に産地が書かれている…ワインが全然わからない私は、以前訪問したことがある町モンテプルチャーノがあり、確かワインの産地とか言ってたので、モンテプルチャーノにしてみる…。

姉は「どうしようかな…」と迷っていたら、常連客っぽいお兄さんが後ろから「BAROLOがいいよ!」とすすめてくれました。

ヴェネツィアのバーカロ

おつまみも、お兄さんが「これが最高!」とすすめてくれたので、コロッケっぽいものを選びました。

ヴェネツィアのバーカロ

ありがとうお兄さん!おかげで右も左もわからない中で注文できました!そして、おすすめしてくれたコロッケは、カラスミみたいなものが入っていて大変おいしかった!

お会計は、二人で入店して、赤ワイン2杯、おつまみ2個で合計€10でした。

ヴェネツィアのバーカロは観光客歓迎ではない?

ヴェネツィアのバーカロ

ヴェネツィアのバーカロは、今では観光客人気がかなり上がっています。

私も「ヴェネツィアでバーカロ体験したいな!」と思っていたわけですしね。

ですが、いろいろトリップアドバイザーなどで体験談を読むと、どうも大混雑するようなヴェネツィアの人気バーカロは、観光客を歓迎していないんじゃないか…と感じます。

バーカロの観光客人気が高まってきたのは、雰囲気がよいだけでなく、物価の高いヴェネツィアでは、比較的安くてカジュアル、しかもおいしいお酒と食べ物があるからです。

しかし、バーカロがなぜ安いかというと、勝手知ったる常連客が、お店の暗黙のルールに従って飲み食いしていて、短時間に大人数の客をさばけるからかもしれません。

お店の立場からするとお客さんでごった返す中、イタリア語がわからず、注文方法も支払いタイミングもわからず、オロオロする観光客を接待するようなサービス料金は含まれていない…のかなあ、と。

ヴェネツィアでのバーカロ体験はどうすればベター?

ヴェネツィアのバーカロ

では、ヴェネツィアの人気バーカロで、お店の人に冷たくあしらわれて残念な体験にならないようにするには、観光客はどうふるまえばよいか。

いくつか考えてみました。

バーカロが超混雑する時間帯を避ける

私はバーカロに18時半頃に入店しました。お店は空席もあり、それほどごった返していませんでした。

超混雑時にバーカロに入っても、お店のスタッフは、勝手がわからない観光客にいろいろ教える余裕がないかもしれません。

ディナーが始まる前の午後~夕方くらいの、空いている時間であれば、観光客でも歓迎される可能性はあると思います。

地元の常連客のオーダー&支払方法を観察する

これは私が実践したことですが、入店する前に外からバーカロをのぞいて、地元の人たちが店内でどのようにオーダーして、いつ支払っているかを先に観察しました。

そのおかげで、店内に入ってから、それほど戸惑わずにオーダーできました。

混雑するカウンター近くに長居しない

地元の常連客のバーカロの使い方はさまざまですが、ディナーをゆっくり食べるのはポピュラーな使い方ではなさそうでした。

「おつまみを食べながらお酒を一杯」というのが、基本的なスタイルで、一杯飲んたら次のバーカロでまた一杯というような、はしご酒をする人もいるようです。

バーカロに長居してゆっくりディナーという使い方は、もしかしたら嫌がられるかもしれません。ただ、そこらへんは周囲の様子を見ながらでよいのかな、と思います。

ですが、カウンターの真ん中、お店の人がオーダーを取っている場所付近で長居して食事するのは、バーカロ利用のマナー違反に思われる可能性があるかもです。

ゆっくり食べたい場合はカウンターの端に行くか、店内に食べるスペースが他にある場合は、移動した方がよいでしょう。

まとめ

バーカロ

私自身がいろいろ考えてしまうタイプなので(イタリアに何回行っても小心者)、バーカロ利用についてもあれこれ考えてしまいました。

バーカロは「観光都市ヴェネツィア」ではなく、「ヴェネツィア人の日常」を感じられる場所として非常に魅力的なのですが、地元民の日常を壊さない努力は、観光客側の方にも必要かもしれません。

ちなみにヴェネツィアという都市は、基本的には観光客に非常にやさしい町だと思っています。

道に迷ったときはすぐに地元民が助けてくれますし、まごまごした観光客に対して寛容なお店が多いです。

もしかしたらここに私が書いたことは杞憂で、ヴェネツィアの混雑バーカロに入っても親切に対応されて、拍子抜けするかもしれません。

いずれにせよ、ヴェネツィアでの夜が楽しく過ごせますように!

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