私はヴェネツィアに行く前に、母に珍しくお土産を頼まれました。「ヴェネツィアで仮面を買ってきてほしい」。

えっ?仮面?何にいつ使うの?と思いましたが、仮面をつけたいわけではなく、インテリア用に欲しかったそうです。

ヴェネツィアから買って帰った仮面は、今では実家の居間に飾られています。母は、たまにこの仮面を見て、変身願望が沸き上がってくるとか!?

ヴェネツィアはカーニバルで有名な祝祭都市

ヴェネツィアの仮面が、なぜヴェネツィア土産として有名かというと、ヴェネツィアは仮面カーニバルで有名な都市なのです。

ヴェネツィアのカーニバルは、2~3月頃に2週間程度の長さで開催されます。カーニバルの時期には、仮装した人々が、ヴェネツィア中にあふれます。

このカーニバル、18世紀頃には2週間ではなく、なんと約半年間の長さで行われていたそうです。1年の半分がカーニバル期間って…すごいですね。

ヴェネツィアは海洋貿易で栄えた都市国家でしたが、大航海時代を経て、地中海が世界の貿易の中心でなくなると、海洋商業国家としては衰退していきます。18世紀頃にはヴェネツィアは、既に商業経済大国としての地位を失っています。

しかし、タダでは転ばないのがヴェネツィアの商人根性。運河の広がる特異な風景を積極的に保存することで、世界でもいちはやく「観光立国」の概念を打ち立て、商業国家から観光都市へと変貌することに成功したのです。

観光都市化は、ヴェネツィアのテーマパーク化を加速させ、半年間も続くカーニバルも、世界中の観光客を惹きつけるアトラクションの一環でした。ディズニーランドで毎日行われるパレードに似ていますね。

さて、カーニバルでなぜ仮面をつけるのか…ですが、カーニバルは、非日常の場であり、仮面をつけることによって、日常の自分から脱却するというような意味があるようです。

他にも、貧しい人が王族のような恰好をしたり、逆に高貴な人が動物の仮面をつけたりすることで、人間社会に存在している身分・貧富の格差を、カーニバル期間だけ帳消しにして、社会全体に溜まっているストレスを発散する、などといった役割があるとも言われています。

仮面が社会において果たす役割は、なかなか深そうですね。

仮面は仮面専門店で買おう!

ヴェネツィアのお土産屋さんでは、どこでもカーニバル仮面が並んでいます。

ヴェネツィアのお土産といえば、ヴェネツィアングラス(ガラス製品)が有名ですが、ガラス製品は日本まで持って帰るのに神経を使いますので、仮面の方がお手軽です。

ヴェネツィアン仮面を購入する場合は、お土産さんではなく、仮面専門店で購入することをおすすめします。仮面専門店の仮面は、実際にカーニバルで装着するための仮面を作っているので、お土産屋さんのものより出来が良いですし、インテリアとして飾るにも美しいです。

おすすめの仮面専門店 カ・デル・ソル(Ca’del Sol)

ヴェネツィア 仮面

私が母のお土産用の仮面を購入したのは、サン・ザッカリア教会近くの「カ・デル・ソル(Ca’del Sol)」というお店です。

仮面を物色している時に、お店の人に「どうぞ試着して下さい」と言われたくらいですから、基本的には、使うための仮面を制作している仮面専門店です。

猫好きの母のために、猫の仮面を購入しました。

使用するための仮面以外にも、インテリア用のやや小ぶりな仮面や、小さなマグネットの仮面など、プチプライスで、おしゃれなお土産を探すこともできます。

猫好きの友人などに、猫の形のマグネット仮面も購入しました。予想以上に喜んでもらえて、贈った方としても嬉しかったです!

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