カスティリオーネ・デル・ラーゴは、隣接しているトラジメーノ湖での釣りがさかんです。
私が訪問した際も、湖で釣りをしている様子が見えました。
トラジメーノ湖で取れる淡水魚を使った料理が、カスティリオーネ・デル・ラーゴの郷土料理です。
カスティリオーネ・デル・ラーゴの訪問では、ちょうどランチタイムがあったので、郷土料理が食べられるレストランに入ってみました。
オステリア・レ・スカレッテ(Osteria le Scalette)
「Osteria le Scalette」は、カスティリオーネ・デル・ラーゴ旧市街から、ちょっとだけ外に出たところにあるレストラン。TripAdvisor (トリップアドバイザー)で評判がよかったので、入ってみました。
メニューには、トラジメーノ湖の魚だと思われる、淡水魚の絵が描かれています。
郷土料理が食べられるお店ということで、カスティリオーネ・デル・ラーゴの郷土料理を中心に、オーダーしました。
こちらは、BBI(イタリアの美しい町同盟)の、カスティリオーネ・デル・ラーゴのページに、特産だと書いてあった「Faglioina(インゲンマメ)」のサラダ。
湖畔の独特の土壌で育った、消化によい豆だそうです。消化にはよいのかもしれませんが、味はマメでした(だってマメだから)。
いや、すみません、私あんまりこういうタイプの豆は好きじゃないんですよね。でも、特産だということで食べてみたかったんです!
こちらは、「Zuppa di pesce di Lago」という名前。日本語訳すると、そのまま「湖の魚のスープ」。正真正銘の郷土料理です。
魚自体は淡水魚なので、やや淡白な味ですが、その分、トマトベースのスープの味付けがしっかりしていました。魚の味はあんまりありませんでしたが(笑)、スープの味は美味しかったです!
もう一品、パスタを食べたくてオーダーしたのが、チンタ・セネーゼ(シエナ豚)のパスタ。
こちらはカスティリオーネ・デル・ラーゴの郷土料理ではないんですけど、実は一番美味しかったのがこのパスタでした。
チンタ・セネーゼは、お腹に太いラインが入った、変わった外観をした、シエナ周辺だけで飼育されている豚で、実は結構高級豚なんだそうです(知らなかった)。
そんなわけで、カスティリオーネ・デル・ラーゴの郷土料理レストランは、なぜかシエナ豚が一番美味しかったというオチはありましたが、郷土料理を食べるにはおすすめのお店です。
魚スープは小骨がかなり多く、お店の人にも、食べるときに注意して!と言われました。注文するなら、小骨が喉に刺さらないように気をつけてくださいね。
ちなみに、私がカスティリオーネ・デル・ラーゴ訪問した3月は、観光のシーズンオフなので、開いているお店は少なかったです。
オフシーズンにカスティリオーネ・デル・ラーゴに行く人は、あらかじめ、オフシーズンでも開いているお店を調べておくか、お店が閉まっている可能性も考えて、何軒か目星を付けておいた方がよいです。
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
- 2024年11月17日宿泊税とは何か?イタリアではホテル代以外の料金が徴収される!
- 2024年11月17日イタリアのホテル朝食のすべて!量が少ないって本当?食べられる時間帯は?
- 2024年11月10日イタリアのホテル/B&B/アパートメント/ホステルの違いは?
- 2024年10月23日イタリアのホテル手配におすすめのホテル予約サイトはこの3つ!