この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴとはどんな町?

カスティリオーネ・デル・ラーゴ

「カスティリオーネ・デル・ラーゴ(Castiglione del lago)」は、イタリア中部、ウンブリア州にある、中部イタリア最大の湖・トラジメーノ湖畔の小さな町です。

イタリアの美しい村同盟「I borghi più belli d’Italia」…略してBBIに登録されています。

町の名前は、トラジメーノ湖を見渡すことができる城塞に由来しています。

この城塞は、1247年に、神聖ローマ皇帝フェデリコ二世(フリードリヒ二世)によって建造されました。

形が五角形で、獅子座に似ているため、「ライオンの城塞」…イタリア語で「Castello del Leone(カステッロ・デル・レオーネ)」と呼ばれました。この城塞の名前が、そのまま町の名前の由来となっています。

湖側のシンボルは、この五角形の城塞ですが、陸側のシンボルは、タマネギの形をした屋根が印象的な、サンタ・マリア・マッダレーナ教会です。

このタマネギ型の屋根を中心にして、きゅっと集まった感じの町は、外から見ると、まるで大きな船のように見えました。

山間の町が多いトスカーナ・ウンブリア州周辺では珍しい、「水系」の観光地です。鉄道駅からも歩いて行ける距離にある町なので、旅のアクセントに訪ねてみるのもおもしろいのではないでしょうか。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴの場所・位置は?

カスティリオーネ・デル・ラーゴは、トスカーナ州寄りのウンブリア州、ボルセーナ湖の西岸に面しています。

周辺の観光都市としては、トスカーナ側にはコルトーナ、ウンブリア側にはペルージャがあります。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴへの行き方・アクセス

カスティリオーネ・デル・ラーゴ駅

カスティリオーネ・デル・ラーゴには、鉄道駅があるため、比較的アクセスしやすい町です。

コルトーナからは行くには、コルトーナの最寄り駅カムーチャ・コルトーナ(Camucia-Cortona)駅から12分、運賃は€2.6。アレッツォからも30分程度なので日帰りできます。

ペルージャから行くには、途中Terontola-Cortona駅での乗り換えが必要となり、所要時間は1時間強、運賃は€4.75。

駅から旧市街までは、平たんな道を15分~20分ほど歩きます。

駅正面にカフェがあり、このカフェを右手に見る形で直進します。すると、大きな通りに出るので、右折してこの大通り(ブルーノ・ブォッジ通り)をまっすぐ行きます。

カスティリオーネ・デル・ラーゴへ続く道

正面の突き当りには、既にカスティリオーネ・デル・ラーゴの町のフォルムが小さく見えているので、あとはまっすぐ行くだけです。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴ観光に必要な所要時間は?

カスティリオーネ・デル・ラーゴ

カスティリオーネ・デル・ラーゴは小さな町で、町を歩き、湖に面した城塞をぐるっと回って、観光にかかる時間は、多く見積もっても3時間程度です。

夏は、ボルセーナ湖に遊覧船が出るので、湖を思いきり楽しむなら、1日かけてリゾート的な滞在をするのもよいでしょう。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴの特産品は?

カスティリオーネ・デル・ラーゴの釣り

湖畔の町のカスティリオーネ・デル・ラーゴでは、湖周辺の土壌が育てる、皮が薄くて消化の良い、「La Fagiolina del lago」…みずうみいんげん?とでも言うのでしょうか、インゲンマメが特産です。

また、湖で取れる淡水魚料理が郷土料理で、「Il pesce d’acqua dolce」という、コイの野菜煮スープが名物です。

 カスティリオーネ・デル・ラーゴ観光に使えるサイト

ボルセーナ湖自体は、日本でも意外と名を知られていますが、カスティリオーネ・デル・ラーゴの旅行情報を詳しく掲載したガイドブックは、今のところ見つけられていません。

私が参考にした旅行情報は、カスティリオーネ・デル・ラーゴが登録している、「I borghi più belli d’Italia」(通称BBI)のサイトです。英語版もあります。

ていうか、ここでまとめているカスティリオーネ・デル・ラーゴ情報のほとんどは、このサイトの情報の受け売りですっ!→BBIカスティリオーネ・デル・ラーゴのページ

(BBIの公式サイトは、2017年7月現在、閲覧できたりできなかったり、やや不安定な動作になっているのでご注意ください)

 カスティリオーネ・デル・ラーゴはツアーで行ける?

あまり日本での知名度が高くないカスティリオーネ・デル・ラーゴですが、この町が含まれるツアーを見たことがあります。

このページでも何度か言及している「I borghi più belli d’Italia」(通称BBI)が、少しずつ日本でも知られてきたようで、このBBIの小さな町を巡るツアーが出てきたようです。

大手のツアーで探すのは難しいかもしれないので、複数の旅行会社の中から、条件にあったツアーや、オーダーメイドのツアーの見積もりが無料でできる、【PR】タウンライフ旅さがしのようなサイトを利用すると便利です。

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。