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イタリアには数多くのチョコレートブランドがあり、どれを食べてもそれぞれ美味しいです!

とはいっても「どこでもOK」と言われるとかえって選びにくいかもしれません。

このページでは私の好きなメーカーを中心に、イタリアのおすすめチョコレートブランドを紹介していきます。

それぞれ詳しく紹介していきまーす!

Venchi(ヴェンキ):ラッピングが綺麗でお土産に最適

イタリアのチョコレート

Venchi(ヴェンキ)は、イタリアの三大チョコレートの町のひとつ、トリノが本店のチョコレート専門店です。

全国に店舗があり、ローマやボローニャの空港内にもお店があります。

店舗は路面店がほとんどで、スーパーマーケットのお菓子売り場では見たことがありません。

板チョコで€3~5(500円前後)、箱入りのチョコレートで€15~30(3000円前後)くらいです。

Venchiは、職場用のお土産に最適な、箱入り・個包装のものが多いため、一番お土産探しをしやすいのではないかと思います。ラッピングも洗練されていて綺麗です。

カカオがしっかり効いた深い味のチョコレートで、イタリア人にどこのチョコレートがおいしいか聞くとVenchiをすすめられることが多いです。

味覚がコドモの私には、ちょっと苦く感じることもありますが、お土産で渡すと結構好評ですよ!

Perugina(ペルジーナ):青い包装のBaciチョコは超定番

チョコレート「BACI」

ペルジーナは、イタリア三大チョコレートの町のひとつ、ペルージャのチョコレート専門店です。

ペルジーナのチョコレート、中でも「Baci(バッチ…イタリア語では『バーチ』)」は、イタリアのお土産として最も有名なものの一つ。イタリアの観光地ではどこでも「Baci」の青い箱を目にします。

あまりにも定番すぎて今まで購入を避けていたのですが、どうしても他にお土産を探す時間がなかった時に購入し、自分でも食べてみました。

すると、「どうせお土産用」と思っていたのですが、非常においしく認識を改めました!

チョコレート「BACI」

一つ一つ、個包装の中には哲学者や文学者の名言が入っています。イタリア語の他、英語やフランス語、中国語でも書かれています。私が食べたものは、なぜかアリストテレスが多かったです。

チョコレートの中には、ごろんとヘーゼルナッツが入っています。ナッツ好きにはおすすめです。チョコレートの味は、ミルクが利いていてVenchiよりもマイルド。

「Baci」は、空港、お土産屋、観光客の多い場所のバールやカフェ、スーパーマーケットなどで買えますが、店舗によって値段が違います。

スーパーには地元の人向けにカジュアル包装でお得な価格のものが置いてあることがあるので、安く買いたい場合はスーパーで探すのがオススメ!

私はスーパーの安売りで、10個入りの箱を€6くらいでゲットしました。

Caffarel(カファレル):トリノ発祥ジャンドゥーヤがおすすめ

Caffarel(カファレル)は、トリノが本店のチョコレート専門店。

最近は、日本の輸入菓子店でもよく見かけるようになりました。

カファレルのチョコレートはイタリアのスーパーマーケットで購入すると安いです。

袋入りだと€5(約750円)前後、箱入りだと€10(約1500円)前後で購入できました。

カファレルは包装が少女趣味なものが多いです。女子力の高い包装の箱を見つけたら、女性の多い職場やサークルでは喜ばれると思います。

味は上品でスッキリしていて、個人的にはヴェンキ、ペルジーナよりも好きです。

また、カファレルといえばトリノの名物チョコレート「ジャンドゥーヤ」発祥の店として有名です。

「ジャンドゥーヤ」はヘーゼルナッツのペーストが入った、細長い山のような形をしたチョコレート。

カファレルのチョコレートは何でもおいしいですが、迷ったら名物のジャンドゥーヤにしましょう!

Majani(マイアーニ):FIAT社のロゴ入りチョコが名物

ボローニャのマイアーニ

マイアーニは、グルメの本場・ボローニャに本店があるチョコレート屋さんです。

ボローニャの隣町モデナのモーターメーカー・フィアット社と提携した、「FIAT」ロゴが入ったチョコレートが有名です。

男性が多い職場やサークルでは、喜ばれるかも!私は車関係の仕事をしている伯父へのお土産に買って帰りました。

味は、ミルク味が強くマイルドで食べやすいです。

上で紹介した3つのブランドより、マイアーニのチョコレートは、ボローニャ近郊でなければ探すのに苦労するかもしれません。

スーパーではあまり見つからず、大きめのカフェやお菓子屋さんなどで取り扱ってることがあります。

VESTRI(ヴェストリ):金のスプーンで食べる高級チョコ

VESTRI(ヴェストリ)アレッツォが本店のチョコレート専門店。

金のスプーンですくって食べる「アンティーカ・ジャンドゥイア」が世界的に有名です。

食べ終わった後も小物入れに使えそうなオシャレな缶に入っていて特別感があり、とっておきのお土産としておすすめです。

「アンティーカ・ジャンドゥイア」は種類がたくさんありますが、水色の缶に入っているヘーゼルナッツ風味の「フィオレンティーナ」が定番!

上司に買って帰ったのですが…自分で食べてしまったことがあります…いやあ、おいしかったなあ(上司には代わりに板チョコを…)

「イタリア滞在中にアレッツォまでは行けない…」という場合は、フィレンツェに支店があります。ちょっと観光ルートからは外れていますが、ドゥオモから徒歩10分くらいの場所にあります。

「アンティーカ・ジャンドゥイア」以外のチョコレートもおいしいですし、その場で食べられるチョコレートジェラートもおすすめです~!

スーパーで購入できるカジュアルなチョコレート

イタリアのスーパー

ここまでチョコレート専門店のチョコレートを紹介しましたが、「質より量!」でお土産を探す場合は、スーパーで市販されているチョコレートの購入がおすすめです。

スーパーで買えるチョコレートは、イタリア人が普段のおやつに食べているチョコレート。

質は専門店のものよりは落ちますが、カジュアルな味ながらもおいしいメーカーをご紹介します。

NOVI(ノヴィ)

チョコレート「NOVI」

イタリアのスーパー、どこでも見つかるのがNOVI(ノヴィ)のチョコレートです。

卵型に個包装されたものが多いです。

食べやすく、クセのない味なので、ドバっと買いたいときにおすすめで、私もお土産用、自分用によく買って帰ります。一袋€1~3くらいです。

FERRERO(フェレロ)

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日本でもおなじみのチョコレート「フェレロ・ロシェ」を作っているフェレロ社はイタリアの製菓会社です。

「ヌテッラ」もフェレロ社!

フェレロ社は、日本でもおなじみ・パンに塗るヘーゼルナッツ「ヌテッラ」を作っている会社でもあります。

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Nutella
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「フェレロ・ロシェ」はイタリアのスーパーで日本より安く購入できますが、「お土産として購入するには日本でもよく見かけるよなあ…」というのがネック。

そんな場合は、「フェレロ・ロシェ」よりは日本で知られていない「RAFAELLO(ラファエロ)」をお土産購入するのがおすすめ。

ラファエロはココナッツ風味の白くて丸いチョコレートです。

ラファエロは見た目がカワイイですし、3個入りくらいのものがスーパーで安く買えるのでバラマキ用にも向いています。

Kinder

こちらも日本でよく知られているKinder。実はフェレロ社が手がける子ども向けチョコレートブランドです。

イタリア語だと「キンデル」と読みたくなりますが、「キンダー」と英語っぽい読み方をします。

そのため、私は「Kinderはイタリアのチョコレート会社ではない」と勘違いしていました。

Kinderは「子供のお菓子」という雰囲気でパッケージも賑やかですが、イタリアでも子どもだけでなく大人も普通に食べています。私もよくイタリア旅行中にバックパックに入れています。

味はマイルドで、誰でも好き嫌いなく食べられるチョコレート。ファミリー向けのお土産としてもおすすめです。

Kinderのチョコレート菓子は種類が豊富ですが、キットカットに少し似た感じの「Bueno」がスーパーで一番よく見かけます。

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シチリアに行くならモディカチョコレート!

モディカのボナユート

ここまで、何度か「イタリア三大チョコレートの町」という言葉が出てきて、「トリノ、ペルージャ、もう一つはどこ?」と気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

残る最後のチョコレートの町は、シチリア島のモディカという町です。

イタリア三大チョコレートの町

  • トリノ(イタリア北部)
  • ペルージャ(イタリア中部)
  • モディカ(シチリア島)

モディカでは、スペイン支配時代に持ち込まれた独自レシピで作る「モディカチョコレート」が今でも同じレシピで作られています。

このモディカチョコレートは非常に独特なチョコレート。とても固いのですが、カカオ風味が強く、私は大好きでした!

シチリア島以外ではスーパーなどで見つけるのは難しいですが、シチリアに行く方はモディカ以外でもモディカチョコレートが見つかりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

モディカチョコレートを買うなら、おすすめは上品な味がやみつきになる老舗のbonajuto(ボナユート)

bonajuto(ボナユート)について詳しくまとめた記事はこちらです→モディカチョコレートを買うなら老舗の名店bonajuto(ボナユート)が絶対のおすすめ!

チョコレートは最強のばらまき用お土産!

ラッピング済みのモディカチョコ

チョコレートは、職場や、サークル等でのイタリア旅行ばらまき用お土産として最強です。

チョコレートが、なぜばらまきに最強のお土産かというと…

  • 好き嫌いの少ないお菓子
  • 仕事の合間に食べると疲れが取れるので喜ばれる
  • 日持ちがよい
  • 個包装のものが多い
  • イタリアのチョコレートは日本製と味が違うのでお土産としてもGood!

などと、メリットがたくさん挙げられます。

ばらまき用として購入する場合は、個包装であることが必須です。

イタリアのお菓子は、チョコレート以外のお菓子だと個包装の商品を探すのは苦労します。

そういった点でもチョコレートは最強!

イタリア語でチョコレートは何と言う?

イタリア語には「cioccolata(チョコラータ)」という、いかにもチョコレートを指しそうな単語がありますが、「チョコラータ」は、飲料としてのホット・チョコレートやココアを指すことが多いです。

一粒、二粒と数えるようなお菓子のチョコレートは、「cioccolatini(チョコラティーニ)」と呼ぶのが一般的です。

フィレンツェ、ボローニャのチョコレートは別記事でどうぞ!


忙しい日程や真夏のイタリア旅行は通販を利用する手も

お土産用のチョコレートは、だいたい保存しやすいものが多いですが、チョコレートは真夏の持ち帰りには溶ける心配があります。

そういった場合は、通販で旅行のお土産を探せるサイトの利用を考えてもよいかもしれません。

また、日程が忙しいパックツアーでは、お土産を探す時間もバタバタになることがあります。

バタバタと適当なものを選ぶよりは、ゆっくりと日本で選ぶという選択肢もありますね。

今はアマゾンや楽天などで、このページで紹介したイタリアのチョコレートはほとんど購入できますね。

「アマゾンや楽天などで購入したものはお土産っぽさがないかも…」という心配があるなら、旅行会社などが運営しているお土産購入サイトの利用がおすすめです。

JTB運営の世界のお土産お取り寄せサイトでは、このページで紹介したPerugina(ペルジーナ)のバッチチョコレートなどを購入できます→JTBショッピング



この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。