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フィレンツェは、ジェラート以外のお菓子のレベルも高い町です。

このページでは、フィレンツェのケーキ屋さんやチョコレート専門店、カフェなど、ジェラテリア以外のスイーツが美味しいお店をご紹介します。

フィレンツェのおいしいジェラート屋さんは別記事にまとめてあるので、こちらでどうぞ!→フィレンツェはジェラートが美味しい町!おすすめジェラテリア7店を紹介

ドルチッシマ(Dolcossima)おすすめ

ミニョン

ドルチッシマ(Dolcissima)はイタリア語で「超甘い!」という名前のお菓子屋さん。ピッティ宮の周辺です。

ミニョン(mingon)という小さい量り売りのケーキが、かわいくて美味しい!

ミニョンはサイズが小さいので、ダイエット中でも、「一つくらいなら!」と、罪悪感なしに食べられます。

他にも、甘いデザートパン(1ユーロ前後)も大変おいしくて、アルトラルノ(アルノ川の南側)に宿泊した時には、毎朝ここのパンを食べていました。

外装もかわいらしく、おすすめのお店です。

私が行った時は、月曜が定休日だったので、お店の営業日に気をつけて下さい。

ヴェストリ(Vestri)おすすめ

ヴェストリ(Vestri)はアレッツォが本店のチョコレート屋さん。

日本でも知名度が高いです。

バレンタインの時期に、デパートのチョコレート売り場で扱っているのを見たことがあります。

まろやかな口当たりで、苦いチョコレートが少し苦手な私には、とても口に合います。

有名店の割には、店員さんがラッピングなどに不慣れでビックリしましたが、観光地の観光客慣れしたお店という雰囲気がなかったのが意外で面白かったです。

このお店はチョコレート系フレーバーのジェラートも有名なので、夏に訪れた場合はぜひジェラートも味わってみて下さい。

Venchi

イタリアのチョコレート

ヴェンキ(Venchi)は、トリノ発祥の有名なチョコレート老舗店。

北・中部イタリアの大きな町では、支店を見かけることが多いです。

特別フィレンツェの名物というわけではありませんが、「フィレンツェにも支店がある!」という、自分用のメモとして掲載しておきます。

Venchiは個包装された箱詰めチョコレートの品揃えが多く、日本人にとっては職場向けのお土産などを選びやすいお店なので、お土産選びに迷った際に重宝するお店です。

ドゥオモ広場からすぐの場所にあり、便利な場所にあります。

Venchiのチョコレートは、コクと苦みがあり大人っぽい味です。お土産に買って帰ると好評です!

ジッリ(Gilli)

ジッリ(Gilli)は、メリーゴーランドが陽気に回っている、レプッブリカ広場近くの老舗カフェです。

どのくらい老舗かというと、創業は1733年!

日本では江戸時代。徳川吉宗が享保の改革を行っている頃ですね!

イギリスやドイツの富裕層にイタリア旅行が流行した時代に、その旅行者のためのカフェとして、スイス人が創業したのが始まりだそうです。

今でも、ちょっと高級感のあるカフェとして、レプッブリカ広場に華やかさを添えています。

ハートのカプチーノ

高級カフェなのでテーブル席は高いですが、カウンターで立ち飲みするなら、エスプレッソ1ユーロ、甘いお菓子1ユーロと、あまり普通のバールと変わらない値段です。

エスプレッソが老舗らしく上品な味です。テーブル席で出された観光客向けのコーヒーより、カウンターで飲んだエスプレッソの方がずっと美味しかったです。

立ち飲みするなら先にレジでお会計をしてから、カウンターのスタッフにレシートを見せて飲み物をオーダーします。

お菓子を選びたい場合は、カウンターで指さして注文し、会計の明細のようなメモをもらってからレジで支払います。

トスカーナ名物のビスコッティも、とっても上品な味でした。ギフト用に袋詰めされたものがあるので、お土産にもおすすめです。

ジッリを利用する方に注意!

ジッリでは店内のトイレ掃除の女性が、チップをしつこく要求してくることがありました。イタリアではカフェを利用した場合は、お店のトイレは無料で使用できます。それを知らなそうな観光客をターゲットにしていますので、要求された場合はレシートを見せるとよいかもしれません。

Bar Pasticceria Cucciolo

クッチョーロ(Cucciolo)はドゥオモ広場から南の方の、コルソ通りにあるお菓子が有名なバール。

有名なので観光客も多いですが、地元の客も多く、賑わっています。

クリーム入り揚げ立てドーナツのボンボローネ(Bonbolone)が看板メニューで、このドーナツを食べに行ったら、なぜだかタダでもらっちゃいました…。

いや、これは、たぶん偶然ですよ!ドーナツをタダで食べられるお店ではないので注意してくださいね!

甘いお菓子だけでなく、切り売りピザなども有名らしいので、ランチを軽く済ませたい方にもおすすめです。

La Loggia degli Albizi

フィレンツェ

La Loggia degli Albiziは、コルソ通りから途中で名前が変わるBorgo degli albiziという通りにあるバール兼お菓子やさん。

観光ルートから外れた場所にありますが、ここを通った時にふらっと入ってみたら、コーヒーもお菓子も美味しかったので、「覚えておこう!」と思ったお店です。

フィレンツェ滞在中になかなかここまで歩く機会はないかもしれませんが、このBorgo degli albiziに続いているコルソ通りは、装飾のあるお屋敷が立ち並び、前述のドーナツ店Cuccioloなど、安くて美味しいお店が多いです。

フィレンツェで時間がある方は、ぜひ足を運んでみて下さい。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。