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ルネサンス誕生の地、花の都・フィレンツェはこんな町!

フィレンツェ

イタリア旅行の、定番都市フィレンツェ(Firenze)。

多くの天才芸術家が競演したルネサンス芸術が生まれた都市で、華やかな観光都市です。

この町の魅力は、ウフィツィ美術館アカデミア美術館に代表されるような、ルネサンス期の傑作を集めた美術館がいくつもあること!

ルネサンス美術の最高傑作「ヴィーナスの誕生」を所蔵するのが、フィレンツェのウフィツィ美術館です。

そして「フィレンツェは町全体が屋根のない美術館」と言われるように、歴史ある魅力的な教会や宮殿で町全体が彩られていることです。

町の南側の高台にあるミケランジェロ広場から見下ろすフィレンツェの町並みは、非常に美しいです。

フィレンツェの観光は、美術館で有名作品を見ることだけでなく、町歩きの時間もゆっくり取ることをおすすめします。

中心街は十分徒歩で回れる距離ですし、ドゥオモ(大聖堂)とアルノ川の位置を確認すれば、それほど迷わずに歩けます。

重度の方向音痴である私でも、迷わずに済みました!

ちょっと注意!フィレンツェが「フィレンツェ」では通じない!?

イタリア以外の空港で、行き先を尋ねられて「フィレンツェ」と答えると通じないことがあります。

というのも「フィレンツェ」は、英語では「Florence」で発音が「フローレンス」です。

「フィレンツェ」と「フローレンス」ではだいぶ違いますね。

「フィレンツェ」で首を傾げられたときは、「フローレンス」と言い直してみて下さい。

フィレンツェの位置

フィレンツェは、イタリア中部のトスカーナ州の内陸部に位置します。海には面していません

トスカーナ州は、フィレンツェ以外にも、ピサやシエナ、サン・ジミニャーノなど、人気観光都市が多い州です。

フィレンツェの気温・天気

フィレンツェは緯度でいえば日本の北海道と同じくらいですが、地中海性気候のため北海道よりずっと温かいです。

フィレンツェの季節ごとの最高気温は、東京の最高気温とあまり変わりません

ただし最低気温はどの季節でもだいたい東京を下回り一日の寒暖の差があります。

内陸部に位置するため夏は蒸し暑く冬は寒いですが、どちらもイタリアの中では厳しい暑さ・寒さというほどのことはないです。

丘陵地帯の多いトスカーナでは、フィレンツェは平野部に位置することもあり、高台にあるシエナやサン・ジミニャーノよりは冬の体感温度が温かいです。

フィレンツェからトスカーナの丘陵地帯の町へ日帰り旅行する際には、防寒に気を付けて下さい。

フィレンツェでの服装について

フィレンツェは世界的な観光都市なので、世界中から観光客が集まっていて、思い思いの恰好をしています。

みんな観光に夢中で他の観光客の服装など見ていないので、基本的には好きなファッションをすればよいです。

「フィレンツェはファッションの町だからオシャレな格好をしなきゃ…」とか考える必要もありません。

地元民はラフな格好で出歩いていますし、欧米人の旅行者は日本人旅行者よりずっとカジュアルでスポーティな服装の人が多いです。

また治安がそれほどは悪くないので、夜間の一人歩きさえしないなら、女子はやや浮かれたファッションをしやすい町です。

前述のように春夏でも夜は冷え込みやすいので、カーディガンや大判のストールなどさっと羽織れるものがあるとよいです。

フィレンツェから日帰りで行ける観光地

トスカーナ州の州都であるフィレンツェは交通の拠点なので、トスカーナの小都市への日帰り旅行が楽しめます。

フィレンツェから日帰りで、片道1時間半以内で足を運べるトスカーナの代表的な町を挙げてみます。

ピサ(斜塔で有名)

シエナ(美しいゴシック都市)

サン・ジミニャーノ(塔の町)

ルッカ(保存のよい城壁に囲まれた町)

プラート(フィリッポ・リッピゆかりの隣町)

ピストイア(縞模様の教会が多い古都)

アレッツォ(ピエロ・デッラ・フランチェスカの傑作フレスコ画がある)

特急電車のFrecciaを使えば、ボローニャ、ミラノ、ローマあたりも日帰り圏内ではありますが、このあたりの大都市は、日帰りではなくじっくり滞在する方がおすすめです。

私は日帰り旅行は「片道1時間半、どうしても行きたい場合は2時間が限度」というルールにしていますが、もっとアクティブな方ならフィレンツェから足を運ぶことがあるのは、以下の町々です。

  • コルトーナ
  • モンテプルチャーノ
  • オルヴィエート(ウンブリア州)
  • アッシジ(ウンブリア州)
  • チンクェテッレ(リグーリア州)

オルチャ渓谷の眺めが壮観なピエンツァは、バスの本数が少ないので、フィレンツェから公共交通機関を使っての日帰りは厳しいのではないかと思います。

また、個人で公共交通機関を使って行くには、やや時間がかかり過ぎるこれらの町は、オプショナルツアーを申し込んだ方が効率的に動けます。

個人の車でなければ行きづらい、キャンティ地方のワイナリー訪問などのオプショナルツアーも定番です。

JTB海外オプショナルツアー

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。