フィレンツェ レストラン

イタリアに個人旅行で行く方や、ツアーの自由時間を使って好きなレストランに入店する場合は、自力で食事の注文をする必要があります。

ちょっとドキドキするかもしれませんが、ウェイターさんは言葉が通じなくても、親切にオーダーを手伝ってくれるので、がんばってメニューを選んでみましょう!

イタリアのレストランのメニューは、写真入りであることは少なく、どんな料理かわからないことが多いです。

そんな時は、臆さずに、ウェイターさんに尋ねてみましょう。イタリア人は話し好きなので、嫌な顔をされることはほとんどないですよ!

イタリアのレストランのメニューの見方

イタリアのメニュー

イタリアのレストランのメニューは、前菜(Antipasto)、第一の皿(primo)、第二の皿(secondo)、飲み物(bevanda)、デザート(dessertもしくはdolce)に分けられています。

antipasto/antipasti(前菜)

ボローニャ

まず、メニューの一番最初にあることが多いのが「antipasto(アンティパスト)」。複数形で「antipasti」と表記されることが多いです。日本語では「前菜」です。

生ハムやチーズ、作り置きの野菜料理など、すぐに出てくる料理が並んでいます。

本格的な料理店では、オーダーした料理が出てくるのが遅いので、前菜を食べながらゆっくり待っててね、みたいなメッセージを感じます。

一度、「前菜はいらない」と言ったら、「えっ?待たせるのは悪いから、頼むから注文してくれ!おいしいから!」と言われて、仕方なく注文したことがありました(笑)。でも、そのお店の前菜は、本当においしかったです。

冷たい料理が多いため、冬場はオーダーしたくない時もありますが、「antipasto caldo(=温かい前菜)」というものを作っているお店もあります。

 前菜が看板メニューの店が時々あります!

マルティーナ・フランカのレストラン

日本人にとっては、前菜はあくまで前菜というイメージですが、たまに、前菜に看板メニューがあるお店があります。

たいてい看板メニューは、前菜の盛り合わせで、イタリア語だと「antipasto misto(前菜ミックス)」となっていることが多いです。

この前菜ミックスが、他の前菜メニューより高かったり(€10~20)、「2人前以上からのオーダー」などと条件がついている時は、この前菜ミックスが、お店の看板メニューである可能性があります。

もしやこれは…と気になる前菜がある場合は、お店の人に聞いてみましょう。

看板メニューの前菜ミックスは、非常にボリュームがあって、それだけでお腹いっぱいになることがあるので、他のお皿を注文するかどうかは、前菜ミックスを食べ終わってから考えた方がよいです。

primo/primi(第一の皿)

パエストゥムのレストラン

「primo(プリモ)」は第一の皿。前菜の次に出てくる料理です。複数形表記だと「primi」です。

パスタやリゾット、ラビオリなど、主食の炭水化物系の料理が並んでいます。イタリアでは、パンやパスタを中に入れることが多いので、スープも「primo」の中にあることが多いです。

secondo/secondi(第二の皿)

アマルフィのマグロ料理

「secondo(セコンド)」は第二の皿。複数形は「secondi」。

第二の皿というだけあって、プリモを食べ終わった後に出てきます。肉料理・魚料理など、メインディッシュになります。

contorno/contorni(つけ合わせ)

イタリアの野菜サラダ

野菜好きの人が、知っておくと便利なのが「contorno(コントルノ)」です。複数形は「contorni」。

コントルノは「つけ合わせ」のことで、セコンドのメイン料理と一緒に食べる、野菜や豆などのサイドメニューになります。€5前後であまり高くないので、旅行中の野菜不足が気になる時は、ぜひオーダーしましょう。

ちなみに、「antipasto(アンティパスト)」にも野菜料理が多く、コントルノとの違いがわかりづらいですが、料理が出てくる順番が違います。

アンティパストは前菜と訳すだけあって、一番最初に出てきます。単独で食べる料理なので、味付けはしっかりされています。

それに対し、コントルノは、セコンドの肉・野菜料理と一緒に出てきます。メイン料理と一緒に食べることが前提なので、味付けは抑えめです。

味付けが薄い分、たくさん野菜が食べられるので、野菜を食べたい!という時は、アンティパストの野菜料理より、コントルノの野菜料理がおすすめです。

bevanda(飲み物)

イタリアのレストランの水

イタリアでは、日本のレストランのように、無料のお水は出てきません。

ワインをオーダーしない場合でも、水はオーダーするのが普通です。お水はあった方が食べやすいですし、良心的なお店であればお水代をぼったくることはありません。

高級店では瓶入りのミネラルウォーター、カジュアルなお店では普通にペットボトルの水が出てきます。500mlで€1~3程度です。

気をつけたいのは、きちんと指定しないと、ガス入りの炭酸水が出てくる可能性があります!

炭酸の入っていない水は「acqua minerale naturale(アックア・ミネラーレ・ナトゥラーレ)」、炭酸水は「acqua minerale gassata(アックア・ミネラーレ・ガッサータ)」。

ガス入りでない水を頼みたい場合は、「ノン・ガス」程度でもじゅうぶん通じるので、心配しなくて大丈夫です。

ワインに強いお店は、ワインリストが別になっていることも多いです。イタリア語でワインは「vino(複数はvini)」です。

dessert/dolce(デザート)

ボローニャ

イタリア語でデザートは「dessert(デッセルト)」もしくは「dolce(ドルチェ)」です。

食事を食べ終わった頃合いを見計らって、ウェイターさんが、「デッセルト?」と聞いてきます。

時々、当然オーダーしてくれるだろうという、期待のまなざしで見られることもありますが、もちろんオーダーしなくても大丈夫。もうお腹いっぱいですと伝えれば、やんわりと断れます。

ちなみに、デザートとオーダーしてもしなくても、食後にエスプレッソを飲みたいときは、メニューになくても注文できます。エスプレッソ1杯はだいたい€1~2です。

coperto(サービス料)

モディカのレストラン

メニューの下の方に、「coperto(コペルト)」と表記がある場合があります。これは、サービス料、テーブルチャージ料です。

お店にもよりますが、だいたい€2~4くらいです。ほとんどのレストランは、このcopertoが会計時に徴収されるので、別途チップを払う必要はありません。

イタリアのレストランでは、ほとんどの場合オーダーしていないパンが出てきますが、このパン代も、copertoに含まれているので、自由に食べて大丈夫です。

イタリアのレストランではフルコースの注文が必要か?

メニュー

「antipasto(前菜)」「primo(第一の皿)」「secondo(第二の皿)」と、料理が分類されているイタリアのメニューですが、それぞれ、一つずつ選んで、フルコースで選ばなければならないわけではありません。

周囲のイタリア人客を見てみると、パスタだけオーダーしていたり、ワインと肉料理だけオーダーしていたりと、皆、好きなように注文しています。

ウェイターさんがオーダーをとる時も、イタリア語会話のスキットにあるような、「前菜は何にしますか?」「Primoは何にしますか?」のような注文の取り方はしません。

こちらからメニューを開いて、指さして「これとこれとこれを下さい」という感じなので、フルコースで注文しなきゃというプレッシャーはありません。

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