イタリアのレストラン

イタリアのレストランに入る時に、気になるのが食事マナーです。

私の印象では、イタリア人は大らかな人が多く、特に観光地の地元住民は、自分たちとは習慣の異なる外国人観光客に慣れているため、食事マナーに神経質になりすぎる必要はないです。

ガイドブックに書かれていることと、実際に現地で感じることには、差があるかな~という感じです。

ここに書くのは、私の体験に基づいたイタリアでの食事マナーで、いわゆる「教科書的」なマナーではありません。

人によっては、イタリアでの食事マナーは、私の感覚よりも、厳格であるべきだと考える方もいると思います。その感覚の違いは、ご容赦頂ければと思います。

イタリアの高級レストランでのドレスコード

イタリアのレストラン

イタリア旅行では、高級レストランに入るために、フォーマルな服と靴を1セット持って行くことを勧められることがあります。

しかし、高級レストランである「リストランテ」や、ミシュランに掲載されているようなお店でも、ドレスコードが厳しいお店は、実際にはほとんどありません

特に観光地にある「リストランテ」は、観光客も入店客のターゲットとしていることもあり、観光のままのジーパン・スニーカーで入店している人もたくさんいます。

さすがにジーパン・スニーカーでの入店は、気が引けるという場合でも、ジーンズ生地でない服、布製のスニーカーではない靴を準備しておけば問題ないです。

私はそれほど高級店には入らないのですが、今まで入ったお店の中で一番料理が高額だった、ランチ予算一人€50(7000円程度)、ディナー予算一人€100(1万5000円程度)のリストランテも、店内のお客さんの服装はカジュアルでした。

それ以上に高額なお店の場合は、入ったことがないので何とも言えませんが、心配な場合は、入店する前に「この服装でも入ってよいか?」と尋ねるとよいです。

イタリア人はコミュニケーション好きなので、こういう質問を嫌がられることはまずありませんし、逆にきちんと確認することで好感を持たれる可能性大なので、入店を断られることはほとんどないと思います。

イタリアでは会計はテーブルで支払うのが基本

フェラーラのレストラン

会計は、食事が終わった後にスタッフに声をかけて、テーブルで支払います

 イタリア語で「会計お願いします」の、「Il conto,per favore(イル・コント・ペルファヴォーレ)」を、丸暗記しておくと便利です。

会計は、すぐに来るのは失礼という風潮でもあるのか、会計を頼んでから伝票が来るまで、非常に時間がかかることが多いので、早め早めに声をかけましょう。

伝票は、開閉式のボードに挟んで持ってくることが多いです。お会計のお金は、このボードに挟んでおくと、頃合いを見て持っていきます。

カジュアルで、混雑しているレストランでは、入り口近くのレジで、退店前に支払う方式のこともあります。周囲のお客さんの支払い方を見ておきましょう。

ちなみに日本では、友人どうしでレストランに入ったときに、会計を分けることができますが、イタリアでは別会計はあまり見かけません。まとめて払って、あとから精算しましょう。

イタリアのレストランでチップは必要?

ユーロ

イタリアのレストランでは、「coperto(コペルト)」という、席代・サービス代が、一人あたり€2~5で会計の際に請求されることが多いです。

この「coperto(コペルト)」に、チップも含まれていると考えてよいので、基本的には、請求された金額にプラスして、さらにチップを払う必要はありません

もし、帰りのタクシーを呼んでもらった場合には、€1程度のチップを払うとよいです。お釣りを受け取らない形で、チップ代わりにするという方法もあります。

イタリアでは料理をシェアしても大丈夫?

カスティリオーネ・デル・ラーゴの豆料理

イタリア人は、基本的には料理をシェアしません。

しかし、お弁当文化で育った日本人の我々は、いろんな味のものを食べたいですよね!

シェア自体はマナー違反ではありませんが、できれば注文時に、料理をシェアしたいのだということを伝えましょう。

 イタリア語で「お料理をシェアすることは可能ですか?」は”Possiamo dividere i piatti?(ポッシアモ・デイヴィーデレ・イ・ピアッティ)”で通じます。

そうすると、小皿を用意してくれたり、サービスのよいお店では、半分ずつに盛りつけて持ってきてくれることもあります。

イタリアでは料理の写真を撮るのはOK?

レストランでの撮影

料理の写真撮影については、以前はよく議論するのを見かけましたが、最近は、スマートフォンや、SNS文化が世界中に浸透していることもあり、観光客・地元客問わず、多くのお客さんが写真撮影しています。

よっぽど静かで、シャッター音が響きそうなお店でなければ、周囲の雰囲気を見ながら、写真撮影する分は問題ありません。

お店の側も、特にTripAdvisor (トリップアドバイザー)に登録しているお店は(入り口にステッカーが貼ってある)、写真付きで口コミしてほしいということもあり、撮影については寛容です。

ただ、写真撮影に熱中しすぎて、料理が冷めてしまうようだと、さすがに料理を出している側も残念に思うかもしれませんので、サッと撮影して、あとは料理を楽しみましょう!

絶対のNGは音を立ててパスタを食べること!

カスティリオーネ・デル・ラーゴのパスタ

ここまで「イタリアのレストランは、マナーに関しては結構寛容だよ!」という感じで、書いてきましたが、コレだけはNG!というマナー違反があります。

イタリアのレストランで絶対NGのマナー違反とは、料理を食べる際の「音」です。

「音」からは、近くで食事している人たちが逃げようがないため、不快な思いをさせてしまいます。

最も気を付けたいのが、スパゲッティ。特に長麺タイプのパスタを食べるときに、すする音を立てないことです。

日本では麺類をすすって食べる風習がありますが、ヨーロッパでは、麺をすする音は絶対にNGです。万が一コレをやってしまうと、近くのテーブルの人に露骨に嫌な顔をされるらしいです。

すする音を立てないコツは、長いパスタは、きちんとフォークに巻いてから食べることです。

そんなのは面倒!という人は、長麺パスタでなく、ペンネ(penne)、ニョッキ(gnocchi)など、音が立ちにくい短いパスタやラザニア、リゾットを選びましょう。

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