【目次】
フィレンツェを愛してやまないワタクシが、フィレンツェの観光スポットをご紹介します! 。
フィレンツェは観光大国イタリアを代表する観光都市。
見どころは非常に多く、「どこから訪問しよう…」と迷ってしまいます。
このページでは、フィレンツェの3大観光名所と言えるスポットと、私が実際に行っておすすめだと感じた10の観光スポットを挙げてみます。
フィレンツェの3大観光名所
まずは
ここを見なきゃフィレンツェ観光したとは言えない!
と言える、フィレンツェの超有名3大観光スポットをご紹介します。
ドゥオモ
フィレンツェと言えば、大きくてかわいらしいバラ色の丸屋根を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
あの丸屋根はフィレンツェで一番大きな教会ドゥオモ(大聖堂)のものです。
ドゥオモの内部には無料入場できるため、ドゥオモの前はいつも観光客でごった返して活気があります。
ドゥオモの隣に建つジョットの鐘楼は、外観だけなら無料で見れるので、ドゥオモの前でジョットの鐘楼を見上げている観光客も多いです。
ウフィツィ美術館
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「春」をはじめ、ルネサンス名画をおなかいっぱい楽しめるウフィツィ美術館。
「フィレンツェに行く一番の目的はウフィツィ美術館観賞!」という方も多いのではないでしょうか。
ヴェッキオ橋
ヴェッキオ橋は、アルノ川にかかっている橋の中で最も古い橋です。
「ヴェッキオ」とはイタリア語で「古い」という意味です。
橋の両側に建物がせり出すようにくっついて、橋の上にはヴェッキオ宮→ウフィツィ美術館→ピッティ宮と続くヴァザーリの回廊が通り、独特の外観をしています。
橋の上には宝石店が建ち並び、観光地独特の活気があります。
ヴェッキオ橋周辺は夕景・夜景も美しいです。
フィレンツェは治安はそれほど悪くないので、人通りがある時間帯なら夜のヴェッキオ橋も歩いてみましょう!
当サイトおすすめのフィレンツェ名所10選!
フィレンツェはあまりにも素敵スポットが多すぎて…「ここも行って!」「あそこも行くべき!」と際限なくおすすめしたくなります。
そこを何とか!
3大スポット以外のおすすめ観光名所を10か所選んでみました。
先に紹介しているスポットほどおすすめ度が高い名所です!
ミケランジェロ広場
ミケランジェロ広場は、いくつかあるフィレンツェの眺望スポットの中で最もおすすめです。
フィレンツェの美しいバラ色の町並みと、アルノ川のきらめき、ヴェッキオ橋の遠景…「最も美しいフィレンツェの姿」を鑑賞できるのは、間違いなくミケランジェロ広場です。
本当は3大名所に劣らないようなスポットなのですが、中心部から20~30分ほど歩いた高台にあるため、アクセス面で3大名所から外しました。
パラティーナ美術館
パラティーナ美術館は別名「ラファエロ美術館」と呼ばれるほど、ラファエロの傑作を多く所蔵しています。
ラファエロのファンなら、ウフィツィ美術館をさしおいてでも行きたい美術館です。
また建物そのものの装飾が美しく、豪華なインテリアも見ごたえがあります。
アカデミア美術館
アカデミア美術館には、世界で最も有名な彫刻のひとつ、ミケランジェロの「ダヴィデ像」があります。
私はダヴィデ像にはもともとそれほど興味がなかったのですが、実物を見ると…写真では伝わらないイケメンぶりにうっとりしちゃいました!
ダヴィデ像が特別有名ですが、アカデミア美術館にはボッティチェリの作品を中心に、ルネサンス~マニエリスム期の名画もそろっています。
サン・マルコ美術館(修道院)
サン・マルコ修道院はフラ・アンジェリコの壁画で知られ、建物全体が美術館のようになっています。
フラ・アンジェリコとは?
フラ・アンジェリコとはルネサンス期の画家で、修道士でもありました。天使のような人物だったと伝えられ、人柄が表われたような優しく清らかな画風にはファンが多いです。
フラ・アンジェリコによる「受胎告知」は傑作として知られ、ラファエロやボッティチェリとはひと味違ったルネサンス絵画が楽しめます。
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
ルネサンス絵画好きの方にぜひおすすめしたいのは、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂です。
ブランカッチ礼拝堂には、夭逝した初期ルネサンスの天才画家・マザッチョのフレスコ画が残っています。
いきいきとした人物表現はルネサンス期に絵画のお手本とされ、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなどの巨匠も、この絵画から学ぶため何度もカルミネ教会に足を運んだとか。
入場制限があるのと、やや中心部から離れた場所にあるので、それほど混雑しない中で鑑賞できるのも嬉しいです。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂
ドゥオモの前にあるかわいらしい八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂は、外観も内部も見どころたっぷりです。
ドゥオモに面したギベルティ作の美しい金色の扉は「天国の扉」と呼ばれます。
洗礼堂についている「天国の扉」はレプリカです。本物はドゥオモ付属博物館で鑑賞できます。
内部には荘厳なビザンチン・モザイクが輝いています。
フィレンツェでビザンチン美術を鑑賞できる場所はめずらしいです!
サン・ミニアート・アル・モンテ教会
ミケランジェロ広場のさらに上…という中心部から離れた場所にありますが、個人的に非常におすすめしたいのがサン・ミニアート・アル・モンテ教会です。
内部も外部も素朴で静かな美しさがあり、心洗われるような気分になる素敵な教会です。
ミケランジェロ広場より少し高い場所にあり、教会前からはミケランジェロ広場から見るのとはまた違う、フィレンツェのパノラマを拝むことができます。
ヴェッキオ宮殿
ヴェッキオ宮は堅牢でカッコイイ建物ですが、内部も見ごたえタップリです。
通常見学できる部屋以外に秘密の通路ツアーもあり、冒険心をくすぐる建物です。
また塔の上からは間近にドゥオモのクーポラとジョットの鐘楼が見え、フィレンツェの美しい写真を撮ることができます!
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会はドメニコ派が建てたフィレンツェを代表する教会のひとつです。
アルベルティ作のファサード(教会の正面部分)は、幾何学模様が整然と並び独特の美しさがあります。
内部はルネサンス絵画の傑作が多く、ウッチェッロの壁画「ノアの洪水」が残る回廊も見ごたえがあります。
サンタ・クローチェ教会
サンタ・クローチェ教会はフランチェスコ派が建てた教会で、ライバル(?)のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会とはドゥオモを挟んだちょうど反対側にあります。
内部はガリレオ・ガリレイやマキャベリ、ミケランジェロなどフィレンツェの有名人のお墓(彫刻作品)や、ジョットのフレスコ画などがあり、まるで美術館のようです。
またブルネルスキ設計のパッツィ家礼拝堂は、美しいルネサンス建築で、絵画・彫刻・建築とルネサンス芸術を堪能できるのがサンタ・クローチェ教会の魅力です。
まとめ
フィレンツェ観光の三大名所
- ドゥオモ
- ウフィツィ美術館
- ヴェッキオ橋
当サイトおすすめ!三大名所以外のスポット10選
- ミケランジェロ広場
- パラティーナ美術館
- アカデミア美術館
- サン・マルコ美術館(修道院)
- サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
- サン・ジョヴァンニ礼拝堂
- サン・ミニアート・アル・モンテ教会
- ヴェッキオ宮殿
- サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
- サンタ・クローチェ教会
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- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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