イタリア旅行中、お買い物をする際に便利に使えるフレーズを集めました。
私がイタリア現地で「何て言えばいい…?」とよく考えるフレーズを中心にまとめてみました。
売場を尋ねる
〇〇は売っていますか?
Avete 〇〇?
アヴェーテ 〇〇?
「靴下(calze)は売っていますか?」なら「Avete calze?」という感じで。
〇〇売場はどこですか?
Dove sono 〇〇?
ドヴェ ソーノ 〇〇?
単純に「〇〇はどこですか?」という聞き方でOK。たとえば「香水売場はどこですか?」は、「Dove sono i profumi?」。
商品について尋ねる
これは何ですか?
Che cos’é questo?
ケ コーゼ クエスト
この返事がイタリア語で返ってきてもわからないことがあるので、使えるような使えないようなフレーズですけどね。
ただイタリア人は身振り手振りで一生懸命伝えてくれることが多いので、わからない商品についてはダメ元で尋ねてみることをおすすめします!
店員さんとのやりとり
手を触れてもよいですか?
Posso toccare?
ポッソ トッカーレ
イタリアでは、手作りの小物などを売っているお店で、客が勝手に商品に触ることを嫌がられることがあります。
デリケートな商品、高価な物、工房製品などを手に取って見たい場合は、店員さんに一声かけることをおすすめします。
試着できますか?
Posso probare?
ポッソ プロバーレ
衣類は試着できることが多いです。イタリアの衣類品は日本人のサイズに合わないことがあるので、試着してから購入を決めるのが無難です。
他の色はありますか?
Avete altori colori?
アヴェーテ アルトリ コローリ?
もっと大きい/小さいサイズはありますか?
Avete una misura più grande/piccola?
アヴェーテ ウナ ミズーラ ピュウ グランデ/ピッコラ
断る表現
見ているだけです。ありがとう
Sto solo guardando, grazie.
スト ソロ グアルダンド グラーツィエ
購入する気があまりない時に、店員さんから「La Posso aiutare(お手伝いしましょうか)?」などと聞かれたら、このように答えましょう。
「お気づかいありがとう」の気持ちをこめて、grazieをつけて感じよく答えましょう。
かんたんに「No, grazie」と答えるだけでも大丈夫です。
すみません、またの機会にします
Mi dispiace, magari ritorno.
ミ ディスピアーチェ マガーリ リトールノ
他にもまだ見たいものがあります
Vorrei vedere gualcos’altro ancora.
ヴォレイ ヴェデーレ クアルコーザルトロ アンコーラ
お会計
会計をお願いします
Il conto, per favore.
イル コント ペルファヴォーレ
クレジットカードで支払えますか?
Posso pagare con la carta di credito?
ポッソ パガーレ コン ラ カルタ ディ クレーディト
ちなみに「現金で」は「in contanti(イン コンタンティ)」です。
プレゼント用に包んで頂けますか?
Potrebbe incartarlo come regalo?
ポトレッベ インカルタルロ コメ レガーロ
別々に入れてもらってよいですか?
Li può incartare separatamente?
リ プオ インカルターレ セパラタメンテ
ビニール袋はいらないです
Non ho bisogno di un sacchetto di plastica.
ノノ ビゾーニョ ディ ウン サッケット ディ プラスティカ
イタリア語でショッピング袋は「sacchetto(サッケット)」か「busta(ブスタ)」。出された時に指さして「No」でもじゅうぶん通じます。
免税手続きをお願いします
TAX FREE, per favore.
タックス フリー ペルファヴォーレ
領収書(レシート)をください
La ricevuta, per favore.
ラ リチェヴータ ペルファヴォーレ
ricevutaで領収書もレシートも指しますが、印字された簡単なレシートは「scontorino(スコントリーノ)」と呼ばれることも多いです。
会計時のトラブル
お釣りが足りないです
Manca il resto.
マンカ イル レスト
明らかにお釣りが足りない時はハッキリと申し出ましょう。
お釣りが間違っていると思うのですが
Penso che il resto sia sbagliato.
ペンソ ケ イル レスト シア ズバギャート
お釣りの間違いに自信がない場合は、ていねいに接続法なるものを使って申し出ましょう。接続法?いや、気にせずにこのまま覚えておけばオッケー!
合計金額が間違っています
C’è un errore nel conto.
チェ ウン エッローレ ネル コント
これも自信がないときは、「C’è」の部分を「Penso che ci sia(ペンソ ケ チ シア)」に変えましょう。
私は50ユーロ札を出しました
Le ho dato il biglietto da 50 euro.
レ オ ダート イル ビギエット ダ チンクワンタ エウロ
高額紙幣を出すときは、自分でもしっかり確認して、間違えられたときは自信を持って申告しましょう。
おまけ
おまけの「買い物」に関するイタリア語
- ショッピングなどの「買い物をする」は、イタリア語でfare spese(ファーレ スペーゼ)と言います。似た表現のfare la spesaは日用品の買い物をするときに使います。
- イタリア語で「売り切れ」はesaurito(エザウリート)。finito(フィニート)を使う人もいます。
- 「値引き」はsconto(スコント)。「バーゲンセール」はsaldi(サルディ)です。
まとめ
イタリアでのショッピングは英語が通じることも多いですが、個人店ではイタリア語しか通じないこともあるので、そんな時にはお決まりフレーズを使ってみてください!
また、イタリアでの買い物マナーは日本とは違うこともあるので、よろしければこちらの記事もあわせてご覧ください→イタリア旅行の買い物マナーとして覚えておきたいたった1つのこと!
当サイトでご紹介しているイタリア語は「現地で通じる」をモットーにしています。イタリア語を専門にしている方から見ると、細かい文法上の問題等がある可能性もありますが、イタリア語についての詳細な議論は、当サイトの主旨とは外れることをご承知置き頂けると幸いです。
この記事を書いた人
- 辺獄イタリア旅行マニア
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。