【目次】
コモ(COMO)ってどんな町?
北イタリアの、ミラノの北の方から、ヴェローナの西あたりにかけては、アルプス山脈からの水の恵みで、たくさんの湖が点在し、「湖水地方」と呼ばれています。
この地域は、水辺の保養地が大好きなヨーロッパ人に人気で、古くからのリゾート観光地として、夏場に賑わいます。
その中で、ミラノから一番訪問しやすい場所にあるのが、漢字の「人」の形をしているコモ湖。コモは、コモ湖畔の町の中で、中心となる町です。
どちらかというと、古い街並みや芸術鑑賞目的でイタリアに行く私にとって、それほど期待していなかった町だったのですが、背後に山が広がる風景が、想像以上に美しい湖でした。
また、旧市街にある大理石のドゥオモも美しかったです。
ミラノから、ちょっと一足伸ばして遠足に行きたいという場合に、おすすめの町です。
コモの位置
コモは、イタリア北部のロンバルディア州、ミラノの北40~50㎞に位置します。
ミラノからコモへのアクセス・行き方
コモの旧市街に一番近い駅は、ノルド線という私鉄が通っている「コモ駅」ですが、ミラノから行く場合は、国鉄Trenitalia(FS)の「コモ・サン・ジョヴァンニ駅」の方が行きやすいです。
Trenitaliaの駅には、「コモ」と名のつく駅がいくつかありますが、コモ・サン・ジョヴァンニ駅で降車してください。
ミラノ中央駅からコモ・サン・ジョヴァンニ駅までは、直通電車で35分程度です。
運賃はEuro city(特急電車)だと€14、Regionale(各駅停車)だと€4.8。運賃がこれだけ違うと各駅停車の方を使いたいところですが、各停だと乗り換えが必要な便もあり、その場合は所要時間が1時間以上かかります。
Euro cityは全席指定の電車なので、Euro cityを利用する場合は、窓口でEuro cityを利用することを告げて、切符を買いましょう。乗る電車と、座席が指定された切符が販売されます。
ちなみにEuro cityとは、国際間を結ぶ特急電車です。私が利用したのは、スイスのチューリッヒまで行く電車でした。
コモ・サン・ジョヴァンニ駅からドゥオモまでが、だいたい徒歩15~20分くらいです。
コモ旅行におすすめのガイドブック
A11 地球の歩き方 ミラノ、ヴェネツィアと湖水地方 2016~2017
コモの旅行情報は、「地球の歩き方」の北イタリア版が詳しいです。
旅名人ブックス96 ミラノ・イタリア湖水地方
読み物系ガイドブックなら、こちらがおすすめ。特にミラノに滞在する方にはおすすめです。
私がコモに行った旅行記
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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