【目次】
パレルモ近郊の小さなモンレアーレは、素晴らしいものに出会える町で、シチリア旅行する際には、絶対に外してほしくない町のひとつです!
モンレアーレがどれだけスゴイか、写真と文章で伝えきれるかはわかりませんが、モンレアーレのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ドゥオモ(モンレアーレ大聖堂)
モンレアーレと言えば、モンレアーレ大聖堂!イタリア語ではドゥオモ(Duomo)です。
モンレアーレ大聖堂の何がスゴイかというと、大きな聖堂内が、豪華絢爛なモザイクにびっしりと飾られていることです。
とにかく大きな聖堂内に、隙間無く施されたモザイク画の数もさることながら、それぞれのモザイクの出来も非常に素晴らしいです。モザイクの質・量ともに圧倒的です。
一つ一つのモザイクを丁寧に見るなら、1時間くらいは必要だと思います。
個人的には、パレルモのノルマン王宮のパラティーナ礼拝堂のモザイクより、こちらの方が感動しました。
大聖堂の前方左側の礼拝堂だけは、有料ゾーンでした(€2.5)。聖パオロのモザイクや、使徒たちのストーリーのモザイクがあります。
その奥の方にはバロック装飾の礼拝堂があり、小さな宝物庫もあります。ミニ博物館を兼ねているので、有料になっているのかもしれません。
このエリアは時間があるなら、入って損はないです。ただ、この有料ゾーン抜きでも、モンレアーレの大聖堂はじゅうぶん楽しめます。
大聖堂の後ろ側は、ノルマン風の装飾が施されていて美しいです。内部見学した後は、ぜひ後ろ側にも回ってみて下さい。
大聖堂 回廊付き中庭
モンレアーレ大聖堂の脇には、ノルマン・モザイクで飾られた柱に囲まれた回廊があります。
ノルマン建築の特徴で、きらびやかな柱が2本ずつ立ち並ぶこの回廊は、本当に美しいです。
私はモンレアーレを冬季(3月)に訪問しましたが、観光客がこの回廊まではほとんど来ていなくてちょっと驚きました。モンレアーレまで来て、この回廊を見ずに帰るなかれ!
入場料は€6とやや高いですが、パレルモのサン・ジョヴァンニ・デッリ・エレミティ教会との共通券€9がお得です(3日間有効)。
入り口は、ドゥオーモの外、右手の方です。私が行った時は、昼休みなしで開いてました。
こちらが回廊入り口。
十字架上のキリスト
モンレアーレの、ちょっと庶民的な雰囲気が漂うウンベルト通りの先に、近代的な建物の外観の壁に、でっかいマヨルカ焼きのタイルが飾られています。マヨルカ焼きに描かれた絵としては、かなり大きなものだそうです。
歩いていると、唐突に現れるものなので、周囲の風景とのアンバランスさが面白いです。
モンレアーレ大聖堂から近いので、時間がある方は、足を運んでみてください。
見晴らしのいいVia B.D’Acquisto
モンレアーレは高台にある町なので、眼下の見晴らしもよい町です。
ですが、ドゥオモの右手の方にある展望台は、2015年には閉まっていて入れませんでした。
その展望台に入れない場合は、ドゥオーモの左手後ろの方、Via Dirupoから続く、Via B.D’Acquistoという通りから、コンカ・ドーロと呼ばれる、モンレアーレの下に広がる盆地を拝むことが出来ます。海も遠くに見えます!
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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