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ラヴェッロ観光の目玉は、アマルフィ海岸を高台から広く見渡す、圧巻のパノラマです。

また、パノラマだけに目を奪われてしまいますが、ラヴェッロには、ぜひご対面してほしい、ユーモラスなドラゴンのモザイクがあります。

パノラマが見える展望スポットなど、ラヴェッロでおすすめの観光地をご紹介します。

ヴィッラ・ルーフォロ

ヴィッラ・ルーフォロ

ヴィッラ・ルーフォロ(Villa Rufolo)は、アマルフィからのバスが到着するバス停のすぐ近く、ドゥオモ広場に面している庭園です。

ワーグナー音楽祭が開催されることでも、よく知られている庭園です。

ヴィッラ・ルーフォロの眺望ポイントは2つあり、ワグナー音楽祭が行われる「Il Belvedere」というテラスと、その下方にある庭園です。

これらのパノラマスポットからのアマルフィ海岸の眺めは、崖が織りなす海岸線がはっきりと見え、大変に美しいです。

アマルフィ海岸のシンボルとして、よくここから撮影した写真が使われていて、見たことがあるという方もいらっしゃると思いますが、実物の方がずっと美しいですよ!

ヴィッラ・ルーフォロは結構広いです。眺望スポット以外にもおもしろい彫像などがあり、丹念に見て回ると時間がかかります。パノラマを見て、ちょっと庭園内を散策する時間もほしいなら、1時間くらいは必要です。

閉園時間が「日没まで」という曖昧な設定なので、夕方に訪問する場合は、切符売り場で閉園時間を確認しましょう。

ヴィッラ・ルーフォロ
イタリア語:Villa Rufolo
公式サイト:http://villarufolo.com/

ヴィッラ・チンブローネ

ヴィッラ・チンブローネ

ヴィッラ・チンブローネは、ラヴェッロのドゥオモ広場から5~10分歩いた先にある庭園です。

白い胸像が並んだ展望台は有名で、ラヴェッロのシンボルとして、よく写真が使われています。

ヴィッラ・ルーフォロと比べて、断崖絶壁さを味わえる展望台で、ちょっとスリルを感じます。

ヴィッラ・ルーフォロよりバス停から遠いので、こちらには行かない観光客もいますが、それぞれ違う風景を拝めるので、どちらにも入場することをおすすめします。

ヴィッラ・チンブローネ

こんな風に、真下に海岸線が見えて、高所恐怖症の人にはちょっと恐いかもしれません。

ヴィッラ・チンブローネの庭園内にあるカフェに入りたかったのですが、冬季は残念ながら休業していました。

観光に必要な所要時間は、30分~40分くらいです。

ヴィッラ・チンブローネ
Villa cimbrone
公式サイト:併設しているホテルのサイト内

ドゥオモ(ドラゴンのモザイク)

ラヴェッロのドゥオモ

ラヴェッロのドゥオモは、ユーモラスなドラゴンのモザイクがあることで有名です。

私は、このモザイクは床面にあると勘違いしていたのですが、中央通路から見て、左側にある説教壇の側面にあります。

ドラゴンが人を飲み込んでいる残酷な図なのですが、飲み込まれる人も、へっちゃらな表情をしていて、なぜだかユーモラスです。

ユーモラスなだけでなくて、よくよく見ると、なかなか美しい色合いです。ラヴェッロでは、パノラマだけ見て帰ってしまう観光客もいますが、ドゥオモはバス停から近いので、ぜひ、このドラゴン君に対面してきてください。

このドラゴンのモザイクがある説教壇以外にも、もうひとつモザイクで飾られた説教壇があり、そちらの方も、動物や怪物が刻み込まれていて、美しい&かわいらしいです。

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