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サレルノは、アマルフィ海岸やパエストゥムなど、カンパーニア州南部を周遊する拠点となる町です。

サレルノは交通の要所としてのイメージが強いですが、時間があれば、サレルノという町自体も少し歩いてみたいという方もいるでしょう。

このページでは、サレルノの見どころ、ホテルの選び方、レストランなどをご紹介します。

 サレルノの見どころ

ドゥオモ

サレルノのドゥオモ

サレルノのドゥオモは、十二使徒の一人で、福音書書記家でもある聖マタイに捧げられています。聖マタイは、サレルノの守護聖人でもあります。

地下墓所(クリプタ)には、この聖マタイの遺体が安置されています。地下墓所には、ドゥオモ内の左側から降りていくことができます。

ドゥオモの入り口は、「ライオンの門」と呼ばれ、目がつぶらな、雄ライオンと雌ライオンが、両脇を守っています。

内部は、正面の祭壇が、きらびやかなモザイクで飾られています。結構見どころのあるモザイクなのですが、私が行ったときは、ロープが張られていて、近くで鑑賞できなかったのが残念でした。

アレキ門

サレルノのアレキ門

中世の風情が残り、サレルノで一番雰囲気がよい通りがメルカンティ通り。

このメルカンティ通りが終わるあたりにあるのが、「アレキ門」です。

地球の歩き方には、「ロンゴバルド族の館の入り口」という説明がありますが、おそらく、ロンゴバルド族がカンパーニア州周辺を支配していたときの名残の建築物ではないかと思われます。

この「アレキ門」周辺が、メルカンティ通りの中でも特に風情を感じる場所です。


マップマーカーは、アレキ門が含まれていると思われる、建物に付けています。

 サレルノに宿泊するならどのあたりがおすすめ?

サレルノに宿泊する観光客の多くは、サレルノ観光が目的ではなく、サレルノからアマルフィ海岸の町や、パエストゥムなどに日帰りで足を運ぶ人が多いと思います。

そう考えると、サレルノでは、鉄道駅になるべく近いホテルを探すのがよいです。

私はサレルノに4泊しました。キッチンのあるホテルにこだわったため、サレルノの中心部であるSedile di Portanovaの、個人経営のB&B「サレルノ チェントロ (Salerno Centro)」が、TripAdvisor (トリップアドバイザー)で評判がよかったため宿泊しました。

ですが、ここのB&Bのキッチンは、本格的な自炊用キッチンではなく、ホストが朝ごはんを容易するためのキッチンだったので、やっぱり鉄道駅近くに宿泊した方が便利だったな、と感じました。

「サレルノ チェントロ (Salerno Centro)」は、朝ごはんは美味しく、ホストの女性は非常に親切でした。

帰国後に、「トリップアドバイザーに口コミを書いて!」というメールを、結構しつこく送ってきたのが、ちょっとマイナス点でした。

 私が入ったレストラン「Ristorante Cicirinella」

サレルノのレストラン

サレルノでは、地元のお客さんで賑わっていた「Ristorante Cicirinella」というレストランに入りました。

イタリアでは高級店を意味する「リストランテ(Ristorante)」が店名に入っていますが、お客さんはカジュアルな服装の家族連れが多く、ドレスコードを気にする必要はなさそうでした。

サレルノは観光地でないため、スタッフさんにはほとんど英語が通じませんでした。

しかも、その日その日に入荷した食材で料理を作るため、メニューがありませんでした。イタリア語がカタコトでもわかるか、ボディランゲージが得意でなければ、ちょっとオーダーが難しいです。

料理の味は、ちょっと私には濃すぎるかなという感じでしたが、画像の前菜セットは、見た目もよく、味も美味しかったです。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。