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 サレルノとはどんな町?

サレルノ

サレルノ(Salerno)は南イタリアの比較的大きな都市で、アマルフィ海岸が終わり、チレント海岸が始まる、ちょうどそのポイントに位置します。

サレルノは、カンパーニア州ではナポリに次ぐ大きな町で、大きな鉄道駅もあり、FrecciaやICなどの特急電車が停車します。

鉄道だけでなく、サレルノを発着するバス便も充実しているので、カンパーニア州を旅するには、交通の拠点となる町です。サレルノからアマルフィ海岸、ポンペイ、パエストゥムなどに、日帰りで行くことができます。

町の守護聖人は聖マタイ(イタリア語ではマッテオ)。四福音書記者の一人で、遺骸がここサレルノのドゥオモに祀られています。

サレルノは海に面してはいますが、リゾート用の有名なビーチがあるわけでもなく、アマルフィ海岸のような断崖もないため、観光都市ではありません。

サレルノへ行くのは、他の町へ行く拠点として立ち寄るケースがほとんどだと思いますが、サレルノで時間がある場合は、モザイクが素晴らしいドゥオモや、情緒のあるメルカンティ通りなどを歩いてみることをおすすめします。

 サレルノの場所・位置は?

サレルノは、ナポリの南に位置し、サレルノとナポリのちょうど真ん中くらいにポンペイがあります。

ナポリからは、鉄道で各駅停車を使って40分くらいの所要時間で行けます。

 サレルノ「から」のアクセス

サレルノ駅

サレルノは、サレルノ自体は観光都市ではありませんが、カンパーニア州の各観光地を巡る拠点となる町です。

サレルノから日帰りで行ける観光地と、その所要時間をまとめます。

サレルノからアマルフィへ

アマルフィ

Sudsita社のバスで1時間15分程度、ですが、道路が混雑すると2時間以上かかることもあります(私の場合そうでした)。片道€2.4。

バスは、サレルノ駅を出て、すぐ正面にあるバス停から出ます。1時間に一便程度で、一便を2台のバスで運行することもあります。バスの色は青色、または緑色でした。

スーツケースなどの大きな荷物は、バス内には持ち込めず、バス側面の荷物入れに入れます。

バス切符は、サレルノ駅の鉄道の切符売り場では買えません。その向かい側に売店がありますが、そこでも買えず、その脇から入る旅行代理店で購入しました。

気を付けたいのは、アマルフィから帰ってくる時は、バスはサレルノ駅前に停まりません

海岸通りへと曲がって、一番最初の停留所が駅への最寄バス停になりますが、自力で降車するのは困難です。

運転手さんや周りの乗客に、駅に一番近い停留所で降りたいという旨を伝えて、教えてもらいましょう。

下記のページも関連記事ですのであわせてどうぞ。

サレルノからポンペイへ

ポンペイ

地下鉄(Metropolitano)を使って45分、€2.4。以前は、鉄道Trenitalia(FS線)で20分程度で行けたのですが、この区間は、ほとんど地下鉄の運行になってしまったようです。

電車の便数がほとんどなくなってしまった代わり(?)に、FS線のバス会社「Busitalia」が、サレルノーポンペイ間のバスを運行するようになっています。

4番線(LINEA4)がサレルノーポンペイです。

所要時間が2時間弱かかるので、地下鉄利用の方がいいかもしれませんが、ポンペイでは、ポンペイ遺跡のマリーナ門発着になり、遺跡の目の前まで行くのがメリットです。

ポンペイ遺跡への詳しい行き方は、下記のリンクをどうぞ。

サレルノからパエストゥムへ

パエストゥム

鉄道Trenitalia(FS)の各駅停車の電車(Regionale)で、30分程度。€2.9。

早朝や午後は一時間に一本程度の便がありますが、なぜか10時~正午の時間に便がないので、時刻表を確認して旅程を立てることをおすすめします。

サレルノからは、「Capaccio-Roccadaspide」という駅の次、4番目の停車駅がパエストゥムですが、「Capaccio-Roccadaspide」は2013年3月には、駅の看板に駅名が書いていなかったので(!)、注意して下さい。

不安な場合は、周りの乗客にパエストゥムに着いたら教えてもらいましょう。

下記のリンクが関連記事になります。

 サレルノ旅行におすすめのガイドブック


A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2017~2018
地球の歩き方の南イタリア版に、サレルノはしっかり掲載されています。この1冊があれば、サレルノをじゅうぶん見て回れます。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。