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バゲリーアとはどんな町?ヴィッラ・パラゴニアとは何?

ヴィッラ・パラゴニア

バゲリーア(Bagheria)は、パレルモ近隣の町で、パレルモから電車で10分くらいで行くことのできる町です。

この町には、知る人ぞ知る、「ヴィッラ・パラゴニア(Villa Palagonia)」というお屋敷があります。

ヴィッラ・パラゴニアとは、18世紀に作られたお屋敷で、ゲーテの「イタリア紀行 中 (岩波文庫 赤 406-0)」に登場します。このゲーテの「イタリア紀行」の中で、ヴィッラ・パラゴニアに関する記述が、私は最も印象に残りました。

というのも、紀行文の中で、イタリアのいろいろな遺跡や美術品に感動しているゲーテですが、このヴィッラ・パラゴニアに対しては、そんなに怒らなくても…と読者が思うくらいにご立腹なのです(笑)。

「不格好な馬鹿馬鹿しい建物」とか「精神病院のような家」とか、ゲーテにさんざんディスられているヴィッラ・パラゴニア。何か、そこまで言われるなら、逆に見てみたいなあ…と、長年思っていて、シチリアに行く機会がようやくできたので、行って参りました!

ヴィッラ・パラゴニアは、ゲーテとは正反対に、私には非常に面白かったです(ゲーテの高尚な精神とわかりあえない私…)。行って大正解でした。バカバカしいものが好きな方(それは私なのですが)には、絶対にオススメですっ!

ヴィッラ・パラゴニアがあるバゲリーアの場所・位置は?

バゲリーアはシチリア島の州都パレルモから、東に15㎞ほどの場所に位置します。パレルモのすぐ近くということから、ヴィッラ・パラゴニア以外にも、パレルモの貴族たちが建てた別荘地がいくつかあるそうです。

ヴィッラ・パラゴニアへの行き方はこちらの記事をどうぞ。

ヴィッラ・パラゴニアの見どころは?

ヴィッラ・パラゴニア

ヴィッラ・パラゴニアは、建物内部の見学と、彫刻が立ち並ぶ庭の見学ができます。

建物内部は美しく、ゲーテを怒らせるようなものはほとんどありません。

ヴィッラ・パラゴニア

ヴィッラ・パラゴニア

バカバカしい仲間たちが待っているのは庭です!

そのため、バカバカしい見学をしたいなら、屋外観賞になるので、雨が降っているとなかなか大変です。逆に、日差しが強い日は、サングラスや日傘を準備していくことをおすすめします。

私が行ったときはあいにく雨降りでしたが、ヴィッラ・パラゴニアのオバケたちには、雨もよく似合ってました。

ヴィッラ・パラゴニアを訪問した時の詳しい旅行記はこちら→3/16バゲリーア旅行記 雨振りオバケに私の傘を

3/16バゲリーア旅行記 雨振りオバケに私の傘を

ヴィッラ・パラゴニア見学に必要な所要時間は?

ヴィッラ・パラゴニアの見学は、1時間あればじゅうぶん見て回れます。

ですが、私はあんまり面白すぎて(雨が降っていたのもありますが)、2~3時間くらい滞在してしまいました(笑)。

ヴィッラ・パラゴニア見学の注意点

ヴィッラ・パラゴニア

ヴィッラ・パラゴニアは、今でも持ち主が住んでいます。そのため、観光客に開放されている部分と、持ち主の生活圏があるので、観光の際は配慮しましょう。

また、私邸のため、突然の閉館があるそうです。なるべく、出かける前に、その日開いているかどうか、電話で確認することが推奨されています。私は、パレルモを出発する前に、パレルモの観光インフォメーションスタッフに頼んで、電話で確認してもらいました。

バゲリーア旅行におすすめの本・ガイドブック

地球の歩き方の南イタリア版。バゲリーアのヴィッラ・パラゴニアも1ページ使って紹介されていますが、地図が載っていないので、他にグーグルマップなどの助けが必要です。購入の際は、最新版かどうか確認を!

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ゲーテが、ヴィッラ・パラゴニアを、けちょんけちょんにこき下ろしているイタリア紀行(笑)。ヴィッラ・パラゴニアに関する数ページの部分だけでも、読んで行くと面白いです。

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NHKのイタリア語講座でもおなじみの池上英洋先生が書いた、イタリアの物語本の第二弾に、バゲリーアが紹介されています。こんなにしっかりとヴィッラ・パラゴニアを紹介している本は、あまり見たことがないです。

バゲリーアはツアーで行ける?

シチリア島を回るツアーで、バゲリーアに立ち寄るツアーは多くはありませんが、観光バスだと立ち寄りやすい場所にあることもあり、目にしたことはあります。

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オーダーメイドのツアーの提案をもらえるサイトで、バゲリーアへ行くツアーをリクエストしてみるという手段もあります。
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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。