【目次】
ブレッサノーネってどんな町?
ブレッサノーネ(Bressanone)は北イタリア、山間の南チロル地方にある小都市です。
小都市といっても、小さな素朴な町が多い南チロル中では大きめの都市です。
二つの鐘楼がかわいらしいドゥオーモ(大聖堂)が町のシンボルです。
町には南チロル地方に特有の、エルカーと呼ばれる出窓を持つ建物が並びます。
淡く彩色された建物と、エルカーが並ぶ独特のリズムが、ブレッサノーネの明るく品の良い町並みを作り出しています。
ブレッサノーネの位置・場所
ブレッサノーネは北イタリアの、ドイツ語も話される2か国語地域であるアルト・アディジェ県(南チロル地方)にあります。
オーストリアとの国境がかなり近い場所です。
この南チロル地方の都市は、イタリア語とドイツ語2つの都市名を持っていて、ブレッサノーネ(Bressanone)はドイツ語名でブリュクセン(Brixen)とも呼ばれます。
ブレッサノーネとブリュクセンでは、まったく違う町の名前みたいですよね。
ブレッサノーネへの詳しいアクセス方法はこちらの記事をご覧ください→ブレッサノーネへの行き方!
ブレッサノーネ観光に必要な所要時間は?
ブレッサノーネの中心部は200メートル四方の正方形におさまるくらいで、非常にこじんまりとしています。
私は、キウーザに行ったついでに「30分ちょっとくらいで町並みと大聖堂を見れるかな?」と思ってブレッサノーネに立ち寄りました。
しかし、ブレッサノーネの大聖堂は中が美しく、フレスコ画がびっしり描かれた回廊も見ごたえがあり、30分強での観光は無謀でした。
ブレッサノーネは鉄道駅から歩いて10~15分程度はかかります。
この移動時間も考慮すると、ブレッサノーネ観光には少なくとも1時間半、できれば2時間程度の所要時間を見積もっておきたいです。
ブレッサノーネの見どころをくわしく解説したページへは、下記のリンクからどうぞ!
ブレッサノーネ観光におすすめの本
ブレッサノーネは、地球の歩き方の北イタリア版に、しっかり紹介されています。
観光にはこの1冊があればじゅうぶんです。
地球の歩き方は1~2年で改訂されるので、必ず最新版を購入するようにしてくださいね!
ブレッサノーネはツアーで行ける?
ブレッサノーネは地球の歩き方に掲載されるくらいは知名度のある町ですが、イタリア旅行に行く日本人にとって定番都市というわけではありません。
ドロミティ山塊やチロル地方への立ち寄りがあるツアーでも、ブレッサノーネを旅程に組み込んでいることは少ないです。
どうしてもツアーを利用してブレッサノーネに行きたいという場合は、自由に旅程を作れるオーダーメイド型ツアーがよいでしょう。
タウンライフ旅さがしというサイトを使えば、無料で複数の旅行会社にオーダーメイド型ツアーのお問い合わせができます。
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