このページでは、北イタリアの南チロルの古都・ブレッサノーネへの行き方をご紹介します。
ブレッサノーネへは、南チロルの中心部ボルツァーノから鉄道でかんたんに行けるため、それほどアクセスは難しくありません。
ボルツァーノから鉄道でアクセス
ブレッサノーネは、ボルツァーノから北、オーストリアとの国境方面に電車で30分ほど行った場所にあります。
![イタリアの駅の電光掲示板](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone16.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
ボルツァーノから、オーストリアとの国境ブレンナー峠方面行きの、トレニタリア(Trenitalia)の電車に乗ります。
ブレンナー峠はイタリア語ではブレンネロ(Brennero)です。
乗車する電車は、ブレッサノーネやボルツァーノがあるトレンティーノ=アルト・アディジェ州のローカル電車です。
最近のトレニタリアのローカル電車は非常に清潔でオシャレです。電車内のトイレもキレイです。
![ボルツァーノ行き電車](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone19.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
私がブレッサノーネに行く時に乗車した電車もかわいかったです!
![ブレッサノーネ](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone18.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
電車内には、次の停車駅を示す電光掲示板もあります。イタリアの電車は本当にキレイになりました。
ボルツァーノからブレッサノーネへ行く電車の本数は、1時間に1~2本あります。イタリアの電車事情を考えると、本数はかなり多くてありがたいです。
ブレッサノーネ駅から中心部までの歩き方
![ブレッサノーネ駅](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone1-1.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
ブレッサノーネ駅からブレッサノーネ中心部までの所要時間は、歩いて15分程度です。
それほど長い距離ではありませんが、ブレッサノーネの中心部が非常に小さいので、ブレッサノーネで観光して歩く距離にくらべると、「もう少し駅から近いといいのになあ」と思ってしまいます。
ですが、イタリアの小さな町は、鉄道でかんたんにアクセスできるだけでも御の字ですので、欲張っちゃいけませんね。
![ブレッサノーネへの道](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone20.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
駅に向かう途中で、このような地下道を通っていくと、少しショートカットになります。
![ブレッサノーネの落書き](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone21.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
地下道には、イタリアではよく見るクオリティ高すぎの落書きがありました。
駅の「Bressanone Brixen」ってどういう意味?
![ブレッサノーネの駅表示](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/09/bressanone22.jpg?resize=640%2C405&ssl=1)
ブレッサノーネの駅には「Bressanone Brixen」と表示があります。
![](https://i0.wp.com/italiaryokou.info/wp-content/uploads/2019/01/neko-siteicon-mini.png?w=1140&ssl=1)
Bressanone(ブレッサノーネ)はわかるけど、Brixenって何?
と思っちゃいますが、ブレッサノーネはオーストリアとの国境が近い南チロル地方にあり、イタリア語とドイツ語2か国語が公用語として使われています。
ブレッサノーネはドイツ語ではブリクセン(Brixen)と言います。
ブレッサノーネだけでなく、南チロル地方の町では、駅の表示にイタリア語名とドイツ語名、二つ併記されています。
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