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 チェファルとはどんな町?

チェファル

チェファル(Cefalù)は、シチリア島北部の海辺の小さな町で、イタリアの美しい村同盟BBIに登録されています。「ニューシネマパラダイス」という映画の、ロケ地としても知られています。

チェファルの最後の「ル」にアクセントがあり、カタカナで「チェファルー」と、最後を伸ばして表記されることもあります。

チェファルの町の背後には岩山がそびえ、前方には美しい海が広がり、シチリアでも有数の景勝地として知られます。夏場は観光客が多く、リゾート地として町は整備されているので、観光しやすい安全な町です。

また、チェファルは、この小さな町には不釣り合いなほどの、大聖堂があることでも知られています。

この大聖堂は、ノルマン時代の王、ルッジェーロ2世が建てたもので、アマルフィへの遠征の帰りに、無事に航海できたことを感謝して、神に献じたものと言い伝えられています。

大聖堂内部は、パレルモのパラティーナ礼拝堂や、モンレアーレの大聖堂のように、ビザンチン式の美しいモザイクで飾られています。

背後に岩山を従えた風情ある町並み、美しい海岸、豪華絢爛な大聖堂…と、本当に見るべきものの多いチェファル。シチリア旅行の際、チェファルはやや他の有名観光地とは離れた場所にあるので、訪問をためらうかもしれませんが、パレルモからであれば、電車で簡単に行くことが出来ます。

私も行くかどうか迷った町なのですが、結果的には、行って大正解でした!ぜひ天気の良い日に訪れてみて下さい。

 チェファルの場所・位置

チェファルは、シチリア島北部、パレルモとメッシーナの間、パレルモ寄りに位置します。

チェファルへのアクセス方法は下記のページをご覧くださいませ。

 チェファル観光に必要な所要時間は?

チェファル

チェファルは、町の規模は小さいですが、見所の多い町です。パレルモから日帰りで行く方が多いのではないかと思います。

個人的にチェファルで外せないな、と思うのは、アラブ・ノルマン式の大聖堂、海岸の景色、そして、やっぱり岩山に上るのがおすすめです。岩山からの眺めは絶景です。

岩山に上る時間を考えると、なるべく午前中、早い時間にチェファルに到着して、午前のうちに、岩山以外の観光は済ませておいた方がよいでしょう。

人によって観光の速度は違うので、岩山から降りてきて、まだ時間があれば、あとはゆっくりチェファルの街並みを歩くといいかな、と思います。

私はかなり鈍足ですが、それでも、日帰りで大聖堂、マンドラリスカ博物館、海の風景、岩山(ディアナ神殿まで)をこなすことができました。平均的に考えると、パレルモからの日帰りで、だいたい丸一日が、チェファル観光に必要な所要時間です。

カステッロ(岩山の頂上)まで行きたいという方もいらっしゃると思いますが、テキパキと歩けば、丸一日あれば、カステッロまでも行けると思います。

 チェファルのレストラン「Locanda del Mariano」

チェファル

私はオフシーズンの3月にチェファルに足を運びました。

リゾート地であるチェファルは、オフシーズンは、多くのレストランが閉まっていました。

「Locanda del Mariano」というレストランが開いていたので、入店しました。

カジュアルな雰囲気、味、価格でした。一番美味しかったのが前菜のブルスケッタでした。

他のお皿のお味は、私は特別な感じはないかなと思いましたが、一緒にレストランに入った姉は、結構美味しかったと言っておりました。

 チェファル観光におすすめの本・ガイドブック


A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2017~2018
地球の歩き方の南イタリア版。チェファルは見開き1ページで載っていて、観光に必要な情報はそろっています。購入の際は、最新版かどうか確認を!


シチリアへ行きたい (とんぼの本)
チェファル旅行のみならず、シチリア旅行に行く方におすすめしたい、読み物系のガイドブック。この本に載っていた、チェファルのマンドラリスカ博物館にあるマグロオヤジの壺は、実際に見ると最高でした!


イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)
私がチェファルという町を知ったのはこの本がきっかけ。チェファルの見どころや歴史をコンパクトにまとめてあります。

 チェファルはツアーで行ける?

チェファルは素晴らしい景勝地ですが、日本での知名度はあまり高くなく、シチリアを回るツアーでも、チェファルまで足を伸ばすツアーはあまり多くありません。

それでも、チェファルを含むツアーを見かけたことはあるので、いくつかの旅行会社で探してみましょう。

JTB
H.I.S.
日本旅行
JALパック
近畿日本ツーリスト 海外ツアー

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。