【目次】
ペスカーラでは2泊したのですが、1泊目が月曜日で、ペスカーラではほとんどのレストランが定休日でした。
ペスカーラをウロウロしたあげく、見つけたのが創作すし料理のお店。ネットで調べてみると、評判の高いお店でした。
イタリアで日本料理を食べるなんて…！とは思いましたが、ペスカーラは海辺の町で、海の幸が美味しい町。
イタリアで和食を食べるのも面白い体験になるだろう！と考え、思い切って入店してみました。
その寿司レストラン「casamaki」の、グルメレビューです！
「casamaki」のメニューは？
「casamaki」は、日本食レストランというよりは、オリジナルの創作寿司のお店です。
メニューは「SUSHI ROLES」＝創作巻きずしがメインで、どこのテーブルもオーダーしていました。
他にも、「INSALATE＝サラダ（海藻や枝豆）」、「SASHIMI＝刺身（刺身のミックスのみ）」、「NIGIRI＝握りずし」や、肉料理、魚料理もあります。
メニューはイタリア語のみですが、日本で生活している人間なら、何となくわかります。
こんな感じで、何となく部分的にでもわかりますよね（笑）。
オーダーした料理をご紹介
「casamaki」で注文したお皿をご紹介します。
GINGER WAKAME（ワカメのショウガサラダ）
こちらがサラダとして注文した「GINGER WAKAME（€5）」です。風邪気味だったので、ジンジャー（しょうが）に惹かれてオーダーしました。
出てきた瞬間の、日本人の心の声「これ、ワカメじゃないだろ！」。
食べてみると未知の海藻でした。でも、美味しかったです！私は海藻好きなのですが、海藻好きの私の舌にもじゅうぶん適う味！しょうがが入っているため、身体が温まりました。
BLACK TIGER IN TEMPURA（エビの巻きずし）
私・姉「な・何じゃこりゃあ！！！」
こちらが、ブラックタイガーてんぷらの巻きずしであります。アボガドとアーモンドが入っております。
他のテーブルに運ばれてきた巻きずしを先に見ていて、結構派手な未知な巻きずしが運ばれてくることは予想していたのですが、私たちのテーブルに来た巻きずしが、一番グロテスクでした（笑）。
しかしですね、見た目はこうなんですけど、これ、美味しかったんですよ！
アボカドと、てんぷらの衣に包まれたエビ、かけてあるテリヤキ風味のソース、パリパリしたアーモンドが、非常によくマッチしておりました。
ただし、お米は日本米ではなくタイ米のようなものが使われていて、酢飯にはなっていなかったと思います。
それでも、もう一度言いますが、美味しかったです！
POLLO TERIYAKI
鶏の照り焼き（€12）。こちらは、日本人から見ると、「ふっ、まだまだだな…」という感じではありましたが（何でそんなに上から目線なの？）、それでも味が濃すぎず、さっぱり食べられました。
ちょっとしたお米がついているのが、かわいいような不思議なような（笑）。
それにしても、見た目よりさっぱり食べられるのが、このレストランの特徴でした。
「casamaki」のお店の雰囲気は？
「casamaki」は、変に日本っぽいインテリアではなく、ナチュラル風の落ち着いた店内です。お客さんはカップルや、友達どうしが多く、落ち着いた雰囲気でした。
明るい店内で居心地がよく、それも料理が美味しく感じた理由のひとつだと思いました。
面白かったのは、観光地でないペスカーラの寿司レストランに、日本人が入店してくるのは珍しいことらしく、厨房の人たち（アジア系だが日本人ではない感じ）や、お客さんに、我々はだいぶ、見るともなく見られていました。
とはいえ、ガン見はしてこないところが、このお店の品の良さでありました。
店内のお客さんたちは、日本人の食べ方を見て、箸の使い方をマスターしたかったようです。（でもすまない、私、お箸を正しくは使っていないんだ…）
「casamaki」のコスパは？
「casamaki」での食事は、ジンジャーワカメサラダ（€5）、ブラックタイガー巻きずし（€12）、鶏の照り焼き（€12）、ミネラルウォーター（€2）、テーブルチャージ代（2人×€2）で、トータル€35でした。
女性二人の夜遅いディナーには、このくらいの量でじゅうぶんでした。二人で€35という食事代は、料理のおいしさを考えると、かなり安く済んだと感じました。
「casamaki」の周辺治安は？
「casamaki」は、ペスカーラのメインストリート、コルソ・ウンベルトから続く広場内にお店があります。
ペスカーラ自体が夜でも明るくて安全な町ですが、その中でも最も賑やかな場所にあるため、夜遅いディナーでも、周辺の治安に不安はありません。
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- イタリア旅行マニア
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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