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 ピサってどんな町?

ピサ

ピサ(PISA)は、「ピサの斜塔」で、あまりに有名な観光都市です。

イタリア旅行の王道ルートは、ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィア・ミラノの四大都市に、ピサの斜塔を付け加えたルートです。

ピサの斜塔は、高校世界史で「ロマネスク建築」として習います。斜塔を含む、ドゥオモ広場の建物は、ほとんどが中世のロマネスク期に建設されています。

イタリアを旅行していると、ピサのドゥオモ広場の建築群が「ロマネスク」だと聞いて、ちょっと不思議に思うかもしれません。

というのも、ピサと、お隣のルッカに残るロマネスク建築は、真っ白で大きく、他のイタリアの地域に残る、素朴で暗い色合いのロマネスク建築とは雰囲気が違います。そのため、独自な様式として、ピサ・ロマネスク様式などと呼ばれます。

ピサは、中世に、イタリアの四大海洋都市国家のひとつとして栄えました(他はヴェネツィア、ジェノヴァ、アマルフィ)。斜塔を含む豪華なロマネスク建築は、ピサが繁栄していた頃の名残です。

現在のピサは、アルノ川の河口に土砂が堆積し、海岸線からは10㎞も離れてしまっています。

この土砂の堆積は、ピサを海から切り離して、海洋商業国家を衰退させた一方、その不安定な土壌によって斜塔が傾いたことで、ピサを世界有数の観光国家に仕立て上げました。

古代遺跡を思わせるような、白い大きな建築物が、観光客に取り囲まれている風景は、人間の歴史の変遷を感じさせる、ちょっと独特の空気感があります。

ピサの斜塔を見て、素直にはしゃぐも良し、一歩引いたところから歴史のわびさびを感じるも良し。とりあえず、イタリアに行ったからには、やっぱりあの斜めった塔を見なきゃ、ですね。

 ピサの位置

ピサは、イタリア中部・フィレンツェのあるトスカーナ州に位置します。

フィレンツェから、海の方へ、ほとんど真西の方角に位置します。ティレニア海はすぐそこで、チンクエテッレのあるリグーリア州も近いです。

 ピサ観光に必要な所要時間は?

ピサ

ピサの観光に必要な所要時間は、観光の目的によって変わってきます。

私がピサに行った時は、ドゥオモ広場へ行って、斜塔や大聖堂、洗礼堂の外観を見て、少しアルノ川沿いを歩いただけでした。ドゥオモ広場の外観を見るだけなら、1時間半あればじゅうぶんです。

もし、斜塔、大聖堂、洗礼堂に内部入場し、ドゥオモ広場に隣接するカンポサントまで入るなら半日観光、ドゥオモ広場以外の教会、博物館などにも入場するなら丸一日必要だと思います。

ピサへ行くほとんどの人が、フィレンツェからの日帰りになると思いますが、ピサでの目的によって、滞在時間を決めましょう。

私は、ピサには、ちゃちゃっと行って帰ってくるというカラスの行水滞在をしてしまったのですが、今に思うと、もう少しゆっくり滞在すればよかった、と後悔しております。いずれ、ピサは再訪したいと思っています!

 ピサはツアーで行ける?

ピサは、イタリアツアーの定番都市です。

フィレンツェへ行くツアーであれば、ほとんどの場合、ピサもツアー日程に含まれるか、オプショナルツアーで訪問できると思います。

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