【目次】
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サン・マリノ共和国のシンボルは、そびえるように建つ3つの城塞（塔）です。
サン・マリノ観光と言えば、この3つの塔を踏破すること！だと思います。
とは言っても、私は3つめの塔まで行き着かなかったのですが…（後述します）、このページではサン・マリノの3つの城塞をご紹介します。
ロッカ・グアイタ
ロッカ・グアイタ（Rocca Guaita）は、サン・マリノ市街地から一番近く、一番古い要塞です。「第一の塔」とも呼ばれます。
中には監獄跡が残っています。断崖絶壁に立つ塔ですから、人を幽閉するにはもってこいの場所だったのでしょうね。
頂上からのパノラマは、室内で、窓から眺める形になります。
このパノラマスポットからは、お隣のチェスタの塔が見れますが、個人的には、チェスタの塔の方から、ロッカ・グアイタの塔を眺める風景の方が好きでした。
ロッカ・グアイタは非常に美しい城塞なのですが、当然ロッカ・グアイタからロッカ・グアイタは見えないので、ロッカ・グアイタの美しい写真を撮りたければ、ロッカ・グアイタではなく、チェスタの塔へ上らなければなりません。
ロッカ・グアイタは、要塞の周りの通路を歩くことができます。ちょっと足下が見えてしまう通路なので、高所恐怖症の方は、恐怖を感じるかもしれません。
チェスタの塔
チェスタの塔（Torre Cesta）は、サン・マリノで最も標高の高い塔で、「第二の塔」とも呼ばれます。
こちらのパノラマスポットは屋外で気持ち良く、お隣のロッカ・グアイタがきれいに見えました。
三番目の塔、ロッカ・モンターレも見えるので、チェスタの塔はサン・マリノで一番のパノラマスポットだと思います。
サン・マリノで時間がない方は、ここチェスタの塔だけには入場することをおすすめしたいです。写真でよく見る美しいサン・マリノの風景は、ここからのパノラマです。
ただ、入場制限がなく、狭いパノラマスポットは混雑しすぎて、ちょっと危なかったです。次から次へと人が上がってきたので、ゆっくり長居ができず残念でした。
城塞内には武具を展示している部屋がありました。
また、ロッカ・グアイタからチェスタの塔までの道は、風情があるくねくね道でした。この道を歩くためにも、この第二の塔には足を運ぶことをおすすめしたいです。
ロッカ・モンターレ
ロッカ・モンターレ（Rocca Montale）は「第三の塔」と呼ばれる城塞です。
3つの塔の中で一番小さく・一番遠く・しかも城塞内へ入場できないと、3拍子そろってしまっているため、ここまで訪れる観光客は少ないです。
私は行く気満々だったのですが、時間が足りなくて断念しました。
グーグルマップで経路検索すると、舗装した道しか表示されないため、第2の塔・チェスタの塔から徒歩50分と表示されますが、実際は山道をショートカットしていくので、15分くらいで行けるようです。
しかし、山道なので、かなりけわしい道だということです。
その道を上り終わっても塔に入れないし、それほど景色も特別ではないという口コミが多いので、「どうしても第三の塔まで行ってみたい」という人以外は、ここまで行かなくてもよいかもしれません。
ちなみにこの写真は、チェスタの塔から撮影しました。私は、チェスタの塔からロッカ・モンターレの外観が見えたので、これでよし、と自分に言い聞かせました（本当は行ってみたかった）。
ロッカ・グアイタとチェスタの塔は共通券で入ろう
ロッカ・グアイタとチェスタの塔は、単独の入場券は€4.5ですが、2カ所の見どころに入れる€6.5の券で、お得に入場できます。
サン・マリノのほとんどの見どころに入れる€10という券もありますが、サン・マリノの入場観光は、個人的には、この2つの塔だけでじゅうぶんだと思います。
詳細はこちらのサン・マリノ観光公式サイトでどうぞ。
