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 プラートってどんな町?

プラート

プラート(Prato)は、中部イタリアトスカーナ州、フィレンツェのすぐお隣の町で、ルネサンス初期に活躍した画家、フィリッポ・リッピとの関わりが深い町です。

プラートの町には、フィリッポ・リッピの作品が多く残り、特にドゥオーモに残るリッピのフレスコ画の大作は、リッピ作品の中でも傑作と言えます。

有名な逸話である、フィリッポ・リッピと修道女ルクレツィアの駆け落ちの舞台となった町でもあり、フィリッポ・リッピのファンなら、必ず訪れたい町です!

また、トスカーナ名物のお菓子・ビスコッティ発祥の地と言われ、老舗のビスコッティ屋さん「Antonio Mattei」は超有名店です。

日本からの観光客は少ないですが、イタリアで最も中国系移民の多い町だそうで、町を歩いていると、東洋系の現地の方とよくすれ違います。

フィレンツェから鉄道で気軽に行ける場所にあるので、フィレンツェに数日滞在する場合は、プラートへぜひ半日遠足してみましょう!

フィレンツェのウフィツィ美術館などで、フィリッポ・リッピの絵が気に入ったら行ってみよう!というノリでもいいかもしれません。

 プラートの位置・場所は?

プラートは、イタリア中部トスカーナ州の内陸部、フィレンツェの、すぐ西側に位置します。

 プラートへのアクセスと注意点

プラート

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からプラートまで、各駅停車で25分程度です。お値段は€2.6。

注意したいことは、プラート中央駅(Prato Centrale)ではなく、プラート・ポルタ・アル・セッラリオ(Prato Porta Al Serraglio)駅までの切符を購入しましょう。

ドゥオモを中心とした観光ルートは、セッラリオ駅からの方が行きやすいです。窓口で、「プラートまでの切符を下さい」と言うと、一つ手前のプラート中央駅までの切符を売られてしまうので、「プラート・セッラリオ」としっかり伝えましょう。

ただ、フィレンツェから、プラート中央駅までとプラート・セッラリオ駅までの切符の値段は同じなので、間違えて購入してしまっても、そのまま乗ってしまえばよいと思います(私はそうしました…)。

 プラート観光に必要な所要時間は?

プラート

プラートは、見どころが徒歩圏内に集まっているため、非常に観光しやすいです。

各見どころは、それほど大きくなく、ゆったり見てもそれほど時間がかからないため、フィレンツェからの半日観光に最適です。

多めに見積もっても、3時間あれば、じゅうぶん楽しめると思います。

 プラートのおすすめバール「BAR FORMICA」

プラートのバール

「BAR FORMICA」は、ドゥオモの南側の、Mazzoni通りにある老舗のバールです。

地元の人がバンバン入っていたので、入ってみましたが、コーヒーもパニーノもスイーツもおいしいっ!

店内には、アメリカの新聞などで紹介された記事が貼ってあったので、有名店なのかもしれません。お店の中は狭いので、ちょっと立ち寄って、立ち飲み・立ち食いしたい方におすすめです。

 プラート旅行におすすめの本


A12 地球の歩き方 フィレンツェとトスカーナ 2017~2018
ガイドブックなら、地球の歩き方の「フィレンツェとトスカーナ」が、プラート情報が詳しく、プラート観光にはこの一冊で十分です。購入の際は、最新版がどうか確認を!


芸術家列伝1 ─ ジョット、マザッチョほか (白水Uブックス1122)

ヴァザーリの「芸術家列伝」で、フィリッポ・リッピの生涯を読んでおくと、プラートのフィリッポ・リッピ作品をより楽しめます。


ボッティチェリとリッピ (イラストで読む「芸術家列伝」)

ヴァザーリの「芸術家列伝」のフィリッポ・リッピ編を、もっとカジュアルに楽しめるのが、この本。ただし、この本の中身の8割以上はボッティチェリ。リッピはおまけみたいな扱いです。

 プラートはツアーで行ける?

プラートはフィレンツェから行くのが一般的ですが、パックツアーでは、フィレンツェ滞在中の遠足は、ピサか、シエナ+サン・ジミニャーノに行くのが普通で、プラートが組み込まれているツアーはほとんどありません。

ですが、プラートは、フィレンツェから鉄道で簡単に行けるので、フィレンツェでの自由時間があるツアーであれば、プラートへ自力で行くのは、それほど難しくありません。

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