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シニャート

私が南チロルの旅の拠点としたのは、レノン地区のシニャートという山間部にある、アグリツーリズモの宿です。

もともとはボルツァーノに宿泊する予定だったのですが、ボルツァーノで宿泊したかったB&Bが満室になってしまい、代わりに宿泊したい施設が見つかりませんでした。

さんざん迷った挙句、何だかやけくそになって、車も持っていないのに、ボルツァーノから1日に2便だけシャトルバスが出ている、レノン地区の村のアグリに決めてしまったのでした(笑)。

アグリのバスタブ

このアグリ滞在自体は、とっても素敵でした。こんな山小屋風のバスタブもありました!

ですが、やっぱり車がないのに交通の便が悪い場所に宿泊するのは無謀で、移動に時間が取られた結果、行きたかった町をひとつ諦めることになりました(ヴィピテーノ…)。

私の経験をふまえると、南チロルを周遊するのにレノン地区を拠点とするなら、ソプラボルツァーノに宿泊するのが賢い選択です。

ソプラボルツァーノの、ケーブルカー駅近くに宿泊するなら、ボルツァーノに宿泊する以上のメリットもあるんです!

この記事では、なぜソプラボルツァーノ宿泊がおすすめなのかを解説します!

ソプラボルツァーノ泊でリッテンカードがもらえる!

 リッテンカード

レノン地区に宿泊する最大のメリットが、レノン地区に宿泊するとリッテンカードという観光パスがもらえることです。

ソプラボルツァーノでの宿泊も、このリッテンカードがもらえる対象となります。

このリッテンカードは結構スゴイです。

アルト・アディジェ州の入場観光施設のほとんどがフリーパスになる
アルト・アディジェ州のバス、鉄道、ケーブルカーなどの公共交通機関が乗り放題になる

これは結構なメリットでした!

ボルツァーノの考古学博物館もロンコロ城も、チロル城も、ぜーんぶ無料!

ボルツァーノからソプラボルツァーノまで上るケーブルカーも、レノン高原鉄道も、ブレッサノーネやチロルに出かけるTrenitaliaの電車も、全部無料!

特に交通機関がフリーパスになるのは、いちいち切符を購入する手間が省けるのが大きなメリットでした。

 リッテンカードを使って公共交通機関を使う場合、その都度リッテンカードを刻印したり、刻印機にかざしたりする必要があります。

リッテンカードはたいていのレノン地区の宿泊施設でもらえますが、念のため宿泊施設の公式サイトを見たり、メールで問い合わせたりなどして確認してください。

ケーブルカーは何と4分おき!しかも無料!

さて、リッテンカードがもらえると言っても、私のようにあまりにも山深い地区に泊まると、他の町に遠足に行くのが大変です。

おすすめは、ソプラボルツァーノのケーブルカー駅近くに宿泊することです。

ソプラボルツァーノのロープウェイ乗り場

このケーブルカーはボルツァーノとソプラボルツァーノを12分で結んでいます。

非常に便利なケーブルカーで、4分に1回の頻度でやってきます。営業時間も朝6時台から夜9時くらいまで動いています。

そして、ソプラボルツァーノでの宿泊はリッテンカードがもらえるので、ソプラボルツァーノに宿泊すればこのケーブルカーは無料で乗り放題なんですよね!

ボルツァーノのケーブルカー乗り場は、ボルツァーノ鉄道駅から歩いて5~10分の場所にあり、平坦な道なのでスーツケースを引いて歩くのも苦ではありません。

ボルツァーノで鉄道駅から遠いエリアに宿泊するよりは、ソプラボルツァーノのケーブルカー乗り場に宿泊する方が楽です。

ボルツァーノとソプラボルツァーノを結ぶケーブルカーのもっと詳しい情報はこちら→レノンの玄関口・ソプラボルツァーノ行きロープウェイの乗り方!

ソプラボルツァーノにはスーパーもあって便利!

ソプラボルツァーノのスーパーマーケット

もうひとつ、ソプラボルツァーノに宿泊をおすすめする理由が、ソプラボルツァーノのケーブルカー駅近くには、スーパーマーケットが2つもあることです。

ケーブルカー駅のすぐ近くには「DESPAR」というチェーン店のスーパーがあり、郵便局を通り過ぎて少し歩くと、もう少し大きなスーパーマーケットがあります。

ソプラボルツァーノの郵便局

ソプラボルツァーノのケーブルカー駅近くには郵便局や銀行、観光案内所もあります。画像は郵便局です。

こういった便利施設が1か所に集まっているため、宿泊する場所によってはボルツァーノに宿泊するより便利かもしれません。

ソプラボルツァーノのホテル探しをするなら、Booking.comが、ケーブルカー駅近くのホテルも多く登録されていておすすめです。

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。