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レノン地区の観光で、最大の目玉が「レノンの土柱(ピラミデ)」です。

レノン高原鉄道コッラルボ駅から、ピラミデまでの行き方と、ピラミデの展望台からの見え方をご紹介します。

レノン高原鉄道に乗って、コッラルボ駅まで行く方法をまずは知りたいという方は、先にこちらの記事からどうぞ→名物レノン鉄道に乗って!ソプラボルツァーノからコッラルボまでの旅

コッラルボ駅からは木の案内板を目印に!

コッラルボ駅

薄ピンク色のかわいらしいコッラルボ駅を出ると、すぐに木製の案内板が目に入ります。

24番がピラミデまで歩く順路になっています。目安時間は30分と表示されています。

レノン地区はイタリア語とドイツ語2か国語地域です。レノンの支柱はドイツ語で「Erdpyramiden」イタリア語で「Piramidi di Terra」と表記されています。

コッラルボの道案内

道の分かれ目になると案内板が登場するので、24番方向を確認して歩きます。

駅を出て左手の方に歩くと、車の通らない歩道へと右折する場所があります。

ここにも案内板がありますが、一見、小さな歩道を指しているとは思わずに戸惑うかもしれないので、このポイントだけお気をつけください。

コッラルボ

途中ではいかにもチロルらしい、尖塔のあるゴシック教会と、ドロミティ山塊の奇岩が見えます。歩くだけで楽しい道です!

バールで一休み

コッラルボのバール

教会を過ぎたところで、地元の人たちがカウンターをにぎわせていたバールがあったので、一休みで入店しました。

コッラルボのバール

カフェマキアート(ミルク入りエスプレッソ)をオーダーすると、クッキーがおまけについてきました。

コッラルボのバール

エスプレッソを飲んでいるとお腹がすいてきて、ランチを簡単に済ませてしまおうと思い、トーストサンドも食べました。

B級グルメでしたが、見た目以上においしかったです!

こちらの「Post stube」というお店です。

店内ではオレンジなど果物入りのお酒を、昼間から飲んでいる地元の人が多かったです。

私はアルコール苦手なので、飲めませんでしたが、お酒好きの方はお店の人におすすめを聞いてトライするのも面白そうでした。

途中からは赤と白のマークを目印に!

しばらく歩くと、民家が少なくなってきます。

コッラルボ

民家が減ってくると、木製の案内板の代わりに、この赤と白のマークが目に入ってきます。

このマークが見つかれば、散歩道のルートをそれていないという確認になります。

この赤白マークは、道の途中にさりげなーく書かれているときもあります。宝探しみたいで面白い!

コッラルボの池

民家が少なくなってから、右手の方に池が見えたのですが、3月なのに水が凍っている!レノン地方の標高の高さを実感します。

体感温度自体は、この日は天気がよかったこともあってか、それほど寒く感じなかったです。

コッラルボ

雄大なドロミティ山塊の山肌が見えてきました。

私はアウトドア派でないのですが、ドロミティハイキングも楽しそうだなと思うほど、素敵な光景でした。

コッラルボ

コッラルボ駅から歩くこと30分ほどで、ようやくピラミデが見えてきました!

ピラミデの展望台は2か所?

ピラミデをもっと近くで見るために、軽いハイキング道に入っていきます。

コッラルボ

ハイキング道からピラミデは見えたり見えなかったりしますが、途中でしっかりと展望を楽しめる第一のテラスがあります。

コッラルボのピラミデ

ピラミデの向こうに、チロル風の小さな村が見えます

のどかなチロルの風景なのに、地面がパックリと割れて、ギザギザのピラミデが立ち並ぶ風景は、実に不思議な雰囲気です。

コッラルボのピラミデ

よく見ると、てっぺんには石のようなものが乗っているピラミデがいくつかあります。

コッラルボのピラミデ

ドイツ語、イタリア語、英語で、どうやってピラミデができるのかを説明した案内板がありましたが、語学力も地学力もない私にはよくわからなかった件…。

コッラルボのピラミデ

ピラミデが気に入った方は、自分がピラミデになって記念撮影しましょう!

この展望台からさらに進むと、さらに眺望のよいテラスが現れます。

コッラルボのピラミデ

2番目のテラスから見える、ピラミデと、その向こうに見える小さなチロル風の村、ドロミティ山塊の山肌の風景がベストショットです!

ひとつめのテラスで引き返さないように注意してね!

コッラルボ

こんなに愛らしいチロル風の村なのに、背後に険しいドロミティ山塊、手前に割れた大地の中のギザギザに挟まれている。ミステリアスな気分になる奇景です。

地球の歩き方には、ピラミデが見れるテラスは3か所あると書いてあったので、もう少し先まで歩いてみましたが、林道を出ると、その先には展望台は見つかりませんでした。

結局、テラスが2つなのか3つなのかはわかりませんでしたが、車道に出たらオシマイと考えてOKそうでした。

チロルの山奥だけどぜひ行ってみて!

コッラルボのピラミデ

コッラルボのピラミデへの行き方と、見学方法でした。

コッラルボ駅からピラミデが見える展望台までは30分以上歩きますが、険しい道ではないので、それほど身構えなくて大丈夫です!

ただしピラミデが近くなってきたら林道を歩くので、スニーカーのような歩きやすく、汚れてもOKのような靴で行くのがよいです。

ピラミデの風景自体おもしろいですが、コッラルボ駅まで行くレノン鉄道に乗るのも楽しい体験ですので、チロルの山奥ですが、ぜひ足を伸ばしてみることをおすすめします!

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。