【目次】
レノン(リッテン)とはどんな町?
レノン(Renon)は、北イタリアのボルツァーノという町の上に広がる、山の上の地域を指す言葉です。
ソプラボルツァーノやコッラルボなど、いくつかの集落が集まって、レノンというコムーネ=日本の「市」のようなものを作っています。
この地域はイタリアとオーストリアの国境が近く、町の名前もイタリア語とドイツ語それぞれの呼び方があります。
レノンというのはイタリア語で、ドイツ語ではリッテン(Ritten)となります。
レノンの見どころは?
レノンの一番の見どころは、イタリア語でピラミデ(Piramide)と呼ばれる、奇妙な三角錐が立ち並ぶ不思議な自然風景です。
レノンではピラミデが三か所で見ることができますが、一番有名なのは、コッラルボにあるピラミデ群です。
またレノンはボルツァーノよりさらに上にあるため、ドロミティ山塊の奇岩が並ぶ特徴的な風景を、近くで拝むことができます。
レノン一帯はハイキングコースになっていて、かんたんなハイキングを楽しむこともできます。
レノン(リッテン)への行き方
レノンへは、ボルツァーノからロープウェイを使って簡単に行くことができます。
所要時間は12分で、たったの4分間隔でロープウェイが出発していて、便利に使えます。
このロープウェイがあるおかげで、ボルツァーノから、レノンの入口ソプラボルツァーノまでは、かなり近く感じます。
リッテンカードはとても便利!
レノンに宿泊すると、宿泊施設から、リッテンカードという非常に便利な観光カードがもらえます。
このリッテンカードは素晴らしく使い勝手の良いカードで、アルト・アディジェ県内の公共交通機関が乗り放題になり、ほとんどの観光名所がフリーで入場できます。
ボルツァーノの考古学博物館や、チロル城など、南チロル地方の主要観光地はほぼフリーパスになります。
私はこのリッテンカード欲しさに、南チロル周遊のための拠点として、ボルツァーノではなくレノンに宿泊しました。
レノン観光に役立つガイドブック
地球の歩き方の北イタリア版に、ボルツァーノのコーナーのおまけのような形で、レノンが見開き1ページで紹介されています。
コッラルボのピラミデへの行き方も掲載されています。
レノンはツアーで行ける?
レノンは人気観光地ドロミティ山塊の近くです。
ドロミティのハイキングツアーは、よく大手旅行会社のツアーでも見かけます。
ですが、レノンに立ち寄るツアーとなるとなかなか見つかりにくいです。
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