この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

 ロコロトンドとはどんな町?

ロコロトンド

ロコロトンド(Locorotondo)は、とんがり屋根トゥルッリの集落で有名な、アルベロベッロの隣町です。

アルベロベッロがあまりにも有名すぎて、その影に隠れている感じがありますが、ロコロトンドも非常に見ごたえのある町で、「イタリアの最も美しい村同盟(BBI)」にも登録されています。

日本でも少しずつ雑誌やガイドブックで取り上げられ始め、私が足を運んだ2012年よりは、知名度が上がってきたように思います。

ロコロトンドの旧市街は丘の上にあり、まんまるい形をしています。そもそも、「ロコロトンド」という町の名前が、「まるい場所」という言葉が語源になっています。

さらに、アルファベットのつづりは「LOCOROTONDO」で、O(まる)が5つもあります。実は、町の名前に、Oが5つもあるのは、ギネス記録なんだそうです!名実ともに、まるい町ということですね。

そのまんまるい旧市街は、一面真っ白でつるつるしていて、何か天上の世界にでも迷い込んだような街並みです。旧市街はよく掃除されていて、清潔で美しく、花を飾っているお家も多いので、エレガントで女性的な景観が続きます。

お花に飾られた真っ白で清純な町並みは、新婚旅行にもピッタリだと思います。

アルベロベッロに比べて、観光客の数が少なく、ゆっくり町歩きすることができます。アルベロベッロから電車でわずか10分弱の距離にあるので、アルベロベッロに行く方は、ロコロトンドまで足を伸ばすことをおすすめします!

 ロコロトンドの場所・位置は?

ロコロトンドは、南イタリアのアドリア海側、プーリア州の内陸に広がる穏やかな丘陵地帯「イトリアの谷」の中にある町です。

有名観光地アルベロベッロの、ちょうどお隣に位置します。

ロコロトンドへの行き方の詳しい記事はこちら

 ロコロトンドにもトゥルッリがある!

ロコロトンド

とんがり屋根住居のトゥルッリといえばアルベロベッロが有名ですが、実は、トゥルッリはアルベロベッロだけにあるものではなく、アルベロベッロ周辺の「イトリアの谷」と呼ばれる一帯で見られます。

アルベロベッロが有名なのは、トゥルッリが集落を形成しているためです。広い畑の中に、ぽつぽつと点在するトゥルッリ住居や、農作業小屋のトゥルッリは、ロコロトンドからも見ることができます。

アルベロベッロのようにトゥルッリが肩を寄せ合っている光景も素敵ですが、オリーブ畑の中にぽつんとあるトゥルッリも、また違った雰囲気があってかわいらしいです。

ただし、ロコロトンドの旧市街の中にはトゥルッリは少ししかありません。ロコロトンド旧市街から見おろす風景や、アルベロベッロからロコロトンドまでの電車の車窓から、畑の中のトゥルッリを楽しんでください。

 ロコロトンド観光に必要な所要時間は?

ロコロトンド

ロコロトンドのまんまるい旧市街は、直径数100メートルくらいの、とても小さな区域です。

この旧市街を歩いて周り、ちょっと町の下まで降りて、町の全景を楽しむ時間を入れても、2時間あればじゅうぶん楽しめます。

もちろん、もっとゆっくり滞在して、白い町並みを堪能し尽くすのもアリです!

 ロコロトンド観光におすすめの本・ガイドブックは?

私がロコロトンドの存在を知ったのは、この世界的に有名なガイドブックの日本語版を読んだのがきっかけ。写真がほとんどない硬派なガイドブックですが、こちらを読んでロコロトンドに関心を持ちました。ちょっと辛口なガイドブックで、やや情報が古いですが、読み物としても楽しめます。

美しい写真とともに、ロコロトンドを紹介している本。ロコロトンドだけでなく、普通のガイドブックに載っていないような、アドリア海側の南イタリアの町が紹介されています。プーリア州にゆっくり滞在するなら、ぜひ旅程を立てるために参考にしたい本です。

 ロコロトンドはツアーで行ける?

ロコロトンドはじわじわと日本でも人気が出てきて、南イタリアを重点的に周遊するツアーなどで、ロコロトンドを訪問するツアーを見るようになりました。
JTB
H.I.S.
日本旅行
JALパック
近畿日本ツーリスト 海外ツアー

目的や希望に合ったツアーの提案をもらえるサイトで、ツアー探しをするのもおすすめです。
【PR】タウンライフ旅さがし



アルベロベッロの記事はこちら

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。