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ウルビーノは、鉄道が通っていない町なので、大きな都市からのアクセスが不便です。

そのため、日帰り旅行が難しく、ゆっくり楽しむには、宿泊観光がおすすめです。

私はウルビーノに4泊しました。その体験から、ウルビーノのホテルの探し方、宿泊におすすめのエリアなどをご紹介します。

私が宿泊したB&Bは、心地よい滞在ができたので、最後にご紹介します。

ウルビーノの宿泊場所はバスターミナルとの高低差が重要!

ウルビーノ

ウルビーノは、旧市街の高低差が大きく、傾斜がけわしい坂道が多い町です。

イタリア中部の丘陵・山中都市は、坂道が多いものなのですが、その中でもウルビーノの坂道は、非常に非常に手強いです!

スーツケースから手を離したら、そのまま転がって落ちていきそうな坂道もあります。

特に傾斜がきついのが、ラファエロの家があるラファエロ通り。ここは、スーツケースを引いて上るのはしんどかったです(体験者)!

レンタカー派は、ホテルの立地はそれほど問題になりませんが、公共交通機関を使ってウルビーノに行くなら、バスターミナルのあるメルカターレ広場を中心に、ホテル選びを考えましょう。

メルカターレ広場にはタクシー乗り場はありますが、タクシーが待機していないことも多いので、ホテルまでは自分で荷物を運ぶことを前提にしましょう。

メルカターレ広場とドゥカーレ宮殿裏手をつなぐ有料エレベーター

メルカターレ広場と、ドゥカーレ宮殿の裏手は有料のエレベーター(€0.5)で結ばれているので、ドゥカーレ宮殿裏手付近に宿泊すると移動が楽です(やや寂しい雰囲気の場所ですが)。

ただし、このエレベーターは、朝7:00~夜8:00(日曜は朝8:00~夜8:00)の営業なので、夜遅くの到着になる場合は使えません。

エレベーターの料金や営業時間は、イタリア語サイトですが、こちらのサイトで確認できますので、利用する際は、変更がないか確認してください。

私が宿泊したウルビーノのおすすめB&B
 B&B Albornoz

ウルビーノ

さて。ウルビーノのホテル探しですが、実は、なぜだかウルビーノ中心部には、評判がよくて値段がリーズナブルなホテルが、あまり多くありません。

特に、私や同行した姉が好む、「かわいくて安くてキッチンがついている」という条件の宿泊施設は、見つけられませんでした。

4泊したため、「キッチン付き」という条件は外せず、インテリアはあまり好みでなく、立地もラファエロ通りの上という、かなり坂の上の方だったのですが、TripAdvisor (トリップアドバイザー)での評判がよかったため、「B&B Albornoz」という、個人経営のB&Bに宿泊しました。

部屋は全部で3室あります。3人で宿泊して、3室全て、3人でも宿泊できるとのことでしたが、部屋が23~25㎡と3人で4泊するには狭いので、3人で2室予約して、ダブルとシングルで使いました。

地下(坂の高低差があるため、低い方から見ると1階)のお花の壁紙の部屋と、2階のレオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図の壁紙の部屋に宿泊しました。

まず、キッチンはハイテクで、非常に使いやすかったです。2階の部屋の方がキッチンが広く、本格的に自炊するなら2階の方がおすすめです。

また、ベッドはふかふかで、寝心地がよかったです。

あまり好みではないと思ったインテリアですが、実際に宿泊してみると、キッチンやシャワーなどの設備が使いやすいこともあってか、清潔感があり、写真で見たより内装は悪くなかったです。

朝ごはんは、近くのバールにチケットを持って行く方式で、量は少なかったですが、イタリア人の典型的なバール朝食を体験するのは面白かったです。

日曜日はバールが休みなので、オーナーが手作りケーキを、前日に置いていってくれました。バールの朝ごはんよりずっと美味しかった!

朝食

バールでの朝食

イタリアの手作りケーキ

オーナーの手作りケーキ

そして、この女性オーナーが、非常に親切で、感じがよかったです。私たちは、交通機関の遅れで、ウルビーノ到着が夜遅くなってしまったのですが、「何時まででも待っているから大丈夫ですよ」と、心優しいメール連絡を下さったので、とても安心しました。

このB&Bは、パノラマスポットのあるレジスタンス公園に近いです。ウルビーノの旧市街は、坂が多いとはいえ、大きくないので、観光に出かけるには問題はありません。

問題は、大きな荷物を持って移動する時です。スーツケースを引っぱりながら、バスターミナルのあるメルカターレ広場から、マッツィーニ通り→ラファエロ通りと、坂を上り続けるのは本当に大変でした。

このB&Bはエレベーターがなく、建物内のらせん状の階段が非常に狭いため、大きなスーツケースを持って上るのに苦労します。

ただ、この問題は、オーナーが器用にスーツケースを運んでくれることと、1階のモノクロ写真の壁紙の部屋、もしくは地下のお花の部屋に宿泊すれば、入り口が通りに面しているので、心配ありません。

そういうわけで、坂の上という立地条件だけは気になりますが、それ以外は快適に過ごせるB&Bです。特にキッチン付きにこだわりたい方にはおすすめです。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。