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ウルビーノ最大の見どころはドゥカーレ宮殿ですが、同じくらい見逃せないのが、ウルビーノの町全体を外から眺めるパノラマです。

ドゥオモの丸屋根を中心とした、全体がひとつの船みたいな茶色の町並みの写真に、感動したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウルビーノのパノラマスポットは、2カ所あります。

それぞれパノラマの見え方が違いますので、ご紹介します。

アルボルノツ要塞(があるレジステンツァ公園)

レジステンツァ公園は、ウルビーノ旧市街の高台にある、ウルビーノ遠景のパノラマを鑑賞できる公園です。地元の人たちも、よく散歩に来ています。

レジステンツァ公園内にある、「アルボルノツ要塞からの眺めがよい」と、地球の歩き方には書いてありますが、私が行った3月はアルボルノツ要塞そのものは閉まっていました。どうやら、オフシーズンには閉まっているようです。

ですが、アルボルノツ要塞に入らなくても、レジステンツァ公園から、じゅうぶんにウルビーノのパノラマを見ることができます。

ウルビーノのパノラマ

こちらが、レジスタンス公園から見た、ウルビーノのパノラマ。ドゥオモやドゥカーレ宮殿が、正面間近に見えます。

レジスタンス公園は公園ですが、24時間自由に入れるわけではなく、早朝と夜は扉が閉められます。私が行った3月は、夕方6時には閉まりました。

夏場はもう少し遅くまで開いているかもしれませんが、オンラインで公式サイトなどが見つかりません。正確な開園時間は、ウルビーノの観光インフォメーションでご確認ください。公園への入場は無料です。

パノラマ通り?(Strada Panoramica)

実は、地元の人々が、上記のレジスタンツァ公園よりも、パノラマスポットとしておすすめする場所があります。

それは、観光インフォメーションでもらえる観光地図に「Strada Panoramica(=パノラマ通り)」と記載されている、ロッセーリ通り(Viale Rosselli)通りです。

宿泊したB&Bのオーナーにも、タクシー運転手にも、このスポットをすすめられました。

ラファエロの銅像を左に曲がり、そのまま町の外周に沿うように歩いていくと、中途半端に整備された公園もどきのような場所があり(申し訳程度のベンチがある)、そこがパノラマスポットです。

レジスタンツァ公園と比べて、ウルビーノ全体を見渡すことができます。

ウルビーノのパノラマ

こちらが、このパノラマスポットから見たウルビーノ。

外壁まで見えるので、緑の中に浮かんでいる軍艦のようなフォルムが見えます(残念ながら、この写真を撮った2014年3月は、ごらんのように、ドゥカーレ宮殿の二本の塔が工事中でありました)。


ロッセーリ通りにマップマーカーをつけています。パノラマスポットは、このロッセーリ通りから入る公園もどきにあります。

地元の人たちは、ウルビーノの全体像が見えるこちらのパノラマスポットを推しますが、レジスタンツァ公園からの眺めは、間近でドゥオーモのクーポラを見ることができ、それぞれ、また違った風景です。

この2つのパノラマスポットは、距離が近いので、どちらにも足を運んで、どちらの風景も楽しみましょう!

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。