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アマルフィは、本当に小さい町です。メインストリートは一本しかありません。

メインストリートを歩くと「えっ?もう終わり?」と思ってしまうかもしれませんが、それで実は終わりではないのが、アマルフィの奥深いところです。

このページでは、アマルフィの「表」の観光名所と、あまり知られていない「裏」の楽しみ方をご紹介します!

アマルフィの観光名所

ドゥオモ(大聖堂)

アマルフィのドゥオモは、エキゾチックで、不思議な美しさのある外観をしています。どことなくアラブの雰囲気が漂っています。

アマルフィの守護聖人アンデレ(イタリア語読みだと「アンドレア」)に捧げられた聖堂です。正面扉の上には、シンボルである魚と一緒に描かれた、聖アンデレのモザイクがあります。

アマルフィ聖アンデレ

聖アンデレのモザイク

イエスの12弟子の一人である聖アンデレは、弟子になる前は漁師だったため、漁の守護聖人でもあります。

イエスと同じ形の十字架に架けられることを、おそれ多いと拒み、X字型の十字架で殉教したため、X字型の十字架も聖アンデレのシンボルです。

ドゥオモの正面の、ブロンズ製の扉は、コンスタンティノープルから運ばれたもので、11世紀頃の古いものです。アマルフィの有力貴族が、ドゥオモに寄付したものだそうです。

ドゥオモは、「ドゥオモ(大聖堂)」「天国の回廊」「博物館(十字架上のキリストの聖堂)」「地下礼拝堂(地下墓所)」に分けられ、「ドゥオモ(大聖堂)」の入場だけが無料で、あとは有料エリアになります。

ちなみにドゥオモでもらった日本語パンフレットは、「このドゥオモの外観は原型であるロマネスク様式を隠しているという不正を持ち合わせています」とか、ツッコミ満載でしたが、さすがに今は誤訳が直されているかもしれませんね(笑)

天国の回廊

アマルフィ天国の回廊

「天国の回廊」は、アマルフィではドゥオモと並ぶ人気スポットです。ドゥオモの地下墓所や、博物館と共通切符になり、この共通切符を購入すると、日本語パンフレットがもらえます(このパンフレットがツッコミどころ満載)。

ものすごく美しいというよりは、白くて不思議な形をした柱が立ち並ぶ、神秘的な空間です。

入口は、ドゥオーモ正面の回廊の、左手の方からです。

回廊から、鐘楼緑色のクーポラが見える場所があります。パンフレットにも書いてあるので、お見逃しなく!


イタリア語:Chiostro del Paradiso
入場料や開館時間などの情報:http://teatriemusei.ovest.com/

アマルフィの路地裏を歩こう!

アマルフィの路地裏

アマルフィは本当に本当に小さな町で、メインストリートを上り切ってしまうと、「えっ?これだけ!?」と思ってしまいます。

しかし私は、アマルフィの魅力は、メインストリートから無数に伸びている、階段状の路地歩きではないかと思っています。

メインストリートから、狭い階段や坂道が延びていて、人の家に続く私有地部分のように見えるのですが、ほとんどは公道で、アマルフィの住民達は、毎日この階段を上り下りして生活しています。

大抵の階段は、上り切ってしまえば行き止まりです。しかし、思わぬところで眺望が開けたりして、なかなか楽しい迷宮歩きです。ただし、かなり足を酷使しますので、歩きやすい靴が必須です!

アマルフィの路地裏は、普通に住民が通行していて、すれ違う時は挨拶されることが多いです。笑顔で「ちゃお!」と返しましょう。

偶然見つけたアマルフィ路地裏のパノラマスポット

アマルフィ

アマルフィの路地裏をやみくもに歩いていると、ドゥオモの裏手部分に、急に視界が開けて、鐘楼と海を一緒に眺めることができるパノラマスポットがありました。

やみくもに歩いて見つけた場所なので…ちょっとうろ覚えなのですが、おそらくムニチピオ広場から、ドゥオモの裏手の方へ向けて、地図にも載っていない小道を上っていった場所です。


マップマーカーはムニチピオ広場につけています。ここから狭い階段の道を上っていきます。

アマルフィ
途中から、こんな感じで迷宮感満載になる道です。

アマルフィは小さい町なので、迷子になる心配はほとんどありませんので、ぜひアマルフィでは宝探しみたいに、このスポットを探してみてください!

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。