リパリ島はリゾートアイランドですが、海に入れない冬場に訪問しても、見どころがある島です。
リパリ島の旧市街の観光名所である、大聖堂とその近くのパノラマスポットと、エオリエ州立考古学博物館をご紹介します。
リパリ大聖堂
リパリ島の大聖堂(Cattedrale di San Bartolomeo)は、町の守護聖人である聖バルトロメオに捧げられた、堂々とした大聖堂です。
ノルマン人がシチリア支配していた時代に建設された大聖堂で、15世紀にバロック式に改築されましたが、どことなくノルマンの、エキゾチックな雰囲気が漂います。
この大聖堂に旧市街方面から行くと、風情のある階段を上ってたどり着きます。
大聖堂がリパリ島の市街地から少しだけ高い位置にあるのが、町の喧噪から離れた、よい雰囲気をかもし出しています。
大聖堂には到着した日の夕方と、翌日の午前中に足を運びましたが、開いていなくて中には入れませんでした。
入場すると、ノルマン時代の古い回廊を見学できるそうなので、ぜひ見てみたかったです。
城塞跡
大聖堂の裏手は海に面した城塞になっていて、真っ青な海を拝むパノラマスポットになっています。
リパリ島の海は、本当に青いです。風の神様アイオロスが本当に住んでいるみたいな、不思議な雰囲気があります。
城塞跡のパノラマスポットは、大聖堂の裏手以外に、大聖堂をそのまま正面に見て、左手に進んでいった突き当たりからの、海の眺めも良いです。
リパリ島の港から、右手の方に目をやると、そびえ立っている岩が見えますが、それがこの城塞跡です。
エオリエ州立考古学博物館
エオリエ州立考古学博物館(Museo Archeologico Regionale Eoliano)は、ドゥオーモの左右、二つの建物に分かれている博物館です。
同じ切符で、どちらの建物にも入れるので、片方を見忘れることがないように注意してください。
切符売り場が、なぜだか博物館から離れた場所にありました。大聖堂を正面にみて、そのまま左の方向に進み、トンネルになっている門の近くが切符売り場です。
こちらが切符売り場。一応表示はあったので、わかりにくくはなかったです。
ちなみに、この切符売り場の近くに、上述した、城塞跡のもう一カ所のパノラマスポットがあります。
博物館内では、考古学的な展示物(リパリ島特産の黒曜石など)、古代ギリシア時代の壺などを鑑賞できます。
ギリシャ神話を題材にした、精巧な壺絵も多数鑑賞することができます。
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