ノートの旧市街は非常に小さいですが、イエローベージュのバロック建築が立ち並ぶ、上品な町並みです。

ノートの美しい旧市街は、「ノート渓谷の後期バロック都市」として、近隣の町とともに、世界遺産に登録されています。

地球の歩き方の南イタリア版には、半ページしか紹介されていませんが、ノートの旧市街は、せまい区画に見どころがギュッと詰まっています。

ガイドブックに掲載しきれていない観光名所も含めて、ノートの見どころをご紹介します!

ドゥオモ

ノートのドゥオモ

ノートのドゥオモ(Duomo)は、18世紀に建てられた、バロック式の堂々たる大聖堂です。

イエローベージュ色のバロック建築が続くノートの、一番象徴となる建物です。

聖堂前の広がりのある階段が、まるで舞台のようで、ノートのドゥオモは、舞台の真ん中に建っているような華やかさがあります。

バロック芸術には、カトリック勢力が、プロテスタントの台頭に対抗するために、反宗教改革の一環として、教会美術で、庶民の目を引いたという側面があります。

ざっくり言えば、人目を惹く建築物・美術作品で、「やっぱカトリックすげえ!」と思わせるビックリ作戦なわけですが、その意味では、このノートの大聖堂は大成功していると思える存在感です。

ノートのドゥオモは、1996年の地震で大崩壊し、2007年にようやく修復が終わりました。そのため、内部は比較的新しい感じで、見どころは何と言っても外観です。

ドゥチェツィオ館

ノート

「ドゥチェツィオ館(Palazzo Ducezio)」は、ドゥオモのすぐお向かいにある、現在は市庁舎として使われているお屋敷です。

ドゥオモの大階段を上って、振り返ってこの建物を眺めるのが素敵です。

ドゥオモと同じように18世紀に着工されましたが、2階まで完成したのは20世紀になってからです。

そのため、ノートの大型建築物の中では珍しく、外観がすっきりとしていて、あまりバロック的な曲線・うねり感はありません。

市庁舎として使われているので、入り口付近は内部見学できます。

サン・フランチェスコ・アッリンマコラータ教会

ノート

城門をくぐって中心街に入り、一番最初に右手に見えてくるバロック教会が、サン・フランチェスコ・アッリンマコラータ教会です。

この教会も、ドゥオモと同じように、教会前の階段が素敵です。最初にこの教会が目に入った時に、ドゥオモと勘違いしてしまいました(笑)。

内部も美しいので、ちょうど教会が開いている時間に通りかかったら、ぜひ内部入場もしてみてください。

教会の左側に面している建物(サルヴァトーレ修道院)も、教会の階段途中から見ると非常に美しいです。この建物は不思議で、美しい部分が大通りに面していなくて、教会の階段側からしか見えません。

サンタ・キアーラ教会

ノートのサンタ・キアーラ教会

城門から、ドゥオーモにたどり着く前に、左手にあるバロック教会が、サンタ・キアーラ教会です。

ノートの教会の中では、一番内部の雰囲気が良かったです。

私は時間がなくて諦めましたが、€1~2で、屋上に上ってノートのパノラマを見ることができるらしいです。教会内に案内板もありました。

ニコラチ通り

ノートのニコラチ通り

ノートに来て、ニコラチ通りを見ずに帰ることなかれ!メインストリートから、右手の方に伸びている、ノートで一番美しい通りです。

ニコラチ通りは緩やかに傾斜していて、突き当りにモンテヴェルジーニ教会、左右の建物にバロック装飾が施された、壮麗なバルコニーが並んでいます。

ニコラチ館

ニコラチ館は、ニコラチ通りを彩っている、バロック装飾のバルコニーが美しいお屋敷です。

何と言っても、バルコニーの下にあしらわれた、バロック装飾が見事!

ノートのニコラチ館

遠目で見ると美しいのですが、近くで見ると可笑しかったりもします。

外部観賞だけでなく、€4で、内部見学もできます。内部は、シチリアの貴族って感じ(適当な言い方…)で、天井画やシャンデリアが見事です。

ニコラチ館

バルコニーに出て、そんなに高い位置からではありませんが、ノートの街並みを見渡すこともできます。

内部観賞に必要な時間は、30分程度です。

サン・ドメニコ教会

サン・ドメニコ教会

観光インフォメーション近くにある、イケメンな感じのバロック教会がサン・ドメニコ教会。

繊細な雰囲気のバロック建築が多いノートで、どこか男性的な力強い建物です。

この教会くらいまでが、ノートのメインストリートの、観光の中心部という感じでした。

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